子ども3人のママの効率化ワザ。自分の時間に余裕ができた「時産」家事6つのコツ
家事に追われて自分のことをする時間がない。忙しくて本当にやりたいことができない。それを言い訳にして、目の前のことに振り回されていませんか?実はそれは思い込みで、やってみると意外とそうではないのかも。向き合い方を変えて、コンパクトに動くために、思考を変えて動き方を変えてみる。そんな時間を生み出す家事について、一緒に考えませんか。
- 2023.10.4
- ライフスタイル
動線をまとめて最短距離で動く
思い返してみてください。
朝ゴミ出しをする時、パントリーからゴミ袋を取り、ガムテープをリビング収納に取りに行き、さらには「そういえば今日は資源ゴミの日だ!」
と、家のあちらこちらに転がってある紙材を集めて…。
こんな動きをしていること、ありませんか?
“ゴミ出し”という一つの作業に対して、家中をあちこちと動き回り、アクションを増やしています。
これを週に2回やっているのなら、年に何回、ゴミ出しを大掛かりな作業にしてしまっているのでしょう!
これはすぐに見直すべきポイント。
“ゴミ捨て”にフォーカスを当て、時間を短縮できないかを考えてみます。
キッチンシンク下に、ゴミ袋とガムテープを一緒に収納することで、“ゴミ捨て”に必要なものをグルーピング収納します。
朝ゴミ出しをする時、パントリーからゴミ袋を取り、ガムテープをリビング収納に取りに行き、さらには「そういえば今日は資源ゴミの日だ!」
と、家のあちらこちらに転がってある紙材を集めて…。
こんな動きをしていること、ありませんか?
“ゴミ出し”という一つの作業に対して、家中をあちこちと動き回り、アクションを増やしています。
これを週に2回やっているのなら、年に何回、ゴミ出しを大掛かりな作業にしてしまっているのでしょう!
これはすぐに見直すべきポイント。
“ゴミ捨て”にフォーカスを当て、時間を短縮できないかを考えてみます。
キッチンシンク下に、ゴミ袋とガムテープを一緒に収納することで、“ゴミ捨て”に必要なものをグルーピング収納します。
ゴミ袋はコンパクトに収められるロールタイプのものを選べば、同じスペースでいくつも収納可能。しかもここは、ゴミ箱から最短距離のキッチン。
もうパントリーにゴミ袋を取りに行く必要もありませんし、リビング収納にガムテープを取りに行く必要もありません。
もうパントリーにゴミ袋を取りに行く必要もありませんし、リビング収納にガムテープを取りに行く必要もありません。
道具を減らしてミニマムに動く
家事の負担が増えているな…と感じた時、たいてい道具が増えすぎていることが原因になっています。
「○○するのに便利だから。」
「△△をする専用のもの。」
など、最近は便利アイテムがたくさんありますが、本当にそれを持っている方が便利なのでしょうか?
それらに余白を奪われ空間を複雑化し、管理に追われて窮屈な思いをしていませんか?
視点を変えてみると、便利アイテムに頼らずとも、基本の道具だけでまかなえることが多いように思うのです。
大小いくつも持っていた調理道具を3種類のサイズに絞ってみました。素材もメーカーも同じもので揃えた基本の3サイズが入れ子になっています。ボウルとザルは2つで対になるように揃えたものを3サイズ。1調理に1セットとして考えやすくなります。
収納がシンプルになることで、家族の協力も得やすくなります。お料理のテンポも快適に進み、無駄な時間がかからなくなったのを実感しています。
「○○するのに便利だから。」
「△△をする専用のもの。」
など、最近は便利アイテムがたくさんありますが、本当にそれを持っている方が便利なのでしょうか?
それらに余白を奪われ空間を複雑化し、管理に追われて窮屈な思いをしていませんか?
視点を変えてみると、便利アイテムに頼らずとも、基本の道具だけでまかなえることが多いように思うのです。
大小いくつも持っていた調理道具を3種類のサイズに絞ってみました。素材もメーカーも同じもので揃えた基本の3サイズが入れ子になっています。ボウルとザルは2つで対になるように揃えたものを3サイズ。1調理に1セットとして考えやすくなります。
収納がシンプルになることで、家族の協力も得やすくなります。お料理のテンポも快適に進み、無駄な時間がかからなくなったのを実感しています。
二つのことが同時に良い方向に向かうよう回す
「何かのついでに…」というのは、忙しい時の工夫として思いつきますよね。
私はいくつかの仕事を同時進行で行う際、二つの案件が両者によって良い効果をもたらすように動きます。
別の案件を同時作業できることに気づいてからは、“兼ねる”ことを重視するようになりました。
二つの案件を別々に進行させるより、一つの事柄で二つが進むように。
例えば、朝ごはんとお弁当。せいろを2段使って、上の段は朝ごはんで食べる肉まん、下の段はお弁当のおかずの野菜を蒸します。同時に朝ごはんとお弁当の調理が進んで、一石二鳥です。
私はいくつかの仕事を同時進行で行う際、二つの案件が両者によって良い効果をもたらすように動きます。
別の案件を同時作業できることに気づいてからは、“兼ねる”ことを重視するようになりました。
二つの案件を別々に進行させるより、一つの事柄で二つが進むように。
例えば、朝ごはんとお弁当。せいろを2段使って、上の段は朝ごはんで食べる肉まん、下の段はお弁当のおかずの野菜を蒸します。同時に朝ごはんとお弁当の調理が進んで、一石二鳥です。
買い物に行くお店を絞る
家が片付いて動線が整っていくと、外での行動もミニマムに変化していきました。
今までは日常的にあちこち買い物に行き回っていたのが、限られたお店にしか行かなくなったのです。
例えば、衣類は○○○ショップか×××ショップ、食材は●●●スーパーか■■■スーパー、日用品は△△△ショップか□□□ショップというように、最低2店舗までにお気に入りを絞り、そこでしか買わないように仕組み化します。
基本の買い物がここと決まっているだけで、余計な情報を受け取らなくなり、動きがコンパクトになった分、時間を生む効果があります。
これは、家の中の家事動線をまとめることにとても似ています。
今までは日常的にあちこち買い物に行き回っていたのが、限られたお店にしか行かなくなったのです。
例えば、衣類は○○○ショップか×××ショップ、食材は●●●スーパーか■■■スーパー、日用品は△△△ショップか□□□ショップというように、最低2店舗までにお気に入りを絞り、そこでしか買わないように仕組み化します。
基本の買い物がここと決まっているだけで、余計な情報を受け取らなくなり、動きがコンパクトになった分、時間を生む効果があります。
これは、家の中の家事動線をまとめることにとても似ています。
スマホ内で収められることを増やす
休日は思い切り好きなことを楽しみます。
好きなお店をめぐり、好きなアートに触れ、素敵な出会いを求めて、普段行かない新しい場所にどんどん繰り出します。
そのために時産を狙ってやっていることは、スマホ内で収められる家事を増やすこと。例えば、重いものの買い物はスマホアプリからネットショッピングで済ませたり、家電をスマホで操作したり。
仕事のメールはスマホ内で受け取れるように設定しておきます。思いついたらまずは手元から。テンポよく物事を進めることができますよ。
好きなお店をめぐり、好きなアートに触れ、素敵な出会いを求めて、普段行かない新しい場所にどんどん繰り出します。
そのために時産を狙ってやっていることは、スマホ内で収められる家事を増やすこと。例えば、重いものの買い物はスマホアプリからネットショッピングで済ませたり、家電をスマホで操作したり。
仕事のメールはスマホ内で受け取れるように設定しておきます。思いついたらまずは手元から。テンポよく物事を進めることができますよ。
周りの人を巻き込む
最後は、自分の時間をより生み出すためのちょっとした工夫。我が家は3人の息子がいるため、それぞれ好みも異なります。休日になるとそれぞれが父・母と一緒にやりたいことがあり、ちょっとした大騒動…。
「いいコト思いついた!」
この閃きにはだいたい私が時間を生むアイデアが含まれているので、周りが耳を傾けてくれます。
「今日はママ○○に行きたいから、その近くで次男のやりたい△△に行って、そこで三男の食べたい××を食べよう!」
車での道中は長男が好きな映画を見ながら家族でおしゃべりし、ITや電子機器が好きな夫はゲームを持って滞在先のホテルでのんびり。
みんながwin-winになる企画を立てると、ワクワクと乗ってきます。
みんなのメリットがある企画を一つにまとめると、時間が浮き、互いに縛られずに済むのです。
自分が何かをやるついでに、他者のことを思いやり前に進める。
これも家族みんなの時間と相乗効果を生む秘訣になっているように思います。
「いいコト思いついた!」
この閃きにはだいたい私が時間を生むアイデアが含まれているので、周りが耳を傾けてくれます。
「今日はママ○○に行きたいから、その近くで次男のやりたい△△に行って、そこで三男の食べたい××を食べよう!」
車での道中は長男が好きな映画を見ながら家族でおしゃべりし、ITや電子機器が好きな夫はゲームを持って滞在先のホテルでのんびり。
みんながwin-winになる企画を立てると、ワクワクと乗ってきます。
みんなのメリットがある企画を一つにまとめると、時間が浮き、互いに縛られずに済むのです。
自分が何かをやるついでに、他者のことを思いやり前に進める。
これも家族みんなの時間と相乗効果を生む秘訣になっているように思います。
我が家で行っている時産家事のポイントについてご紹介しました。コンパクトに動く、複数を一つにまとめるなどの積み重ねが、自分の時間を生み出すカギになっていると実感しています。
photo / 佐々木奈美
整理収納アドバイザー 佐々木奈美(@nmmc73)
整理収納アドバイザー。夫と男の子3人と5人暮らし。「家事は肩の力を抜いて、ラクをしながら丁寧に暮らしたい。」という想いのもと、インテリアを収納でカスタマイズしながら、時短家事、家事効率化を暮らしに導入。こだわりある暮らしが垣間見える投稿が人気です。
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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