生活感がなくすっきり。おしゃれな「無機質インテリア」を作る3つのポイント

生活感がなく洗練された、無機質なインテリアに憧れている方は多いのではないでしょうか?今回、一人暮らしの1DKを落ち着いた空間に仕上げているjuriaさんの部屋から、おしゃれな無機質インテリアを作るポイントを3つ見つけました。無機質でも寒々とはしておらず、居心地がよい部屋作りの参考にぜひ。
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真っ白な部屋に合わせ、家具や小物を厳選したインテリア

juriaさんが住んでいるのは、22.5畳ほどの1DK。白を基調にした部屋を探していたなかで出会った、壁・床・扉すべてが真っ白なこの部屋に、厳選した家具や小物を置いて暮らしています。部屋自体が白いこともありますが、無機質な雰囲気を作るポイントは、そのもの選びに表れているようです。

ポイント1:シルバーやクリア素材を選ぶ

juriaさんは、白い部屋に合わせて、家具や家電の多くを白いものを選んでいます。その中に、引き締め感のあるブラックや、近未来的なシルバー、艶やかなクリア素材のものを置いてキリッとスタイリッシュに。
例えば、白い天板のテーブルの脚や、棚のフレームはシルバー。クリア素材のチェアも同様で、統一感があり洗練された雰囲気にまとまっています。
また、窓にはカーテンではなくブラインドを付けていることもポイントです。柔らかく風に揺れる布のカーテンよりも、直線的ですっきりとしたブラインドのほうが無機質な印象を押し出せることは明らか。このように、部屋に置くものはできる限りソフトよりもシャープ・ハードな質感のものを選ぶのがおすすめです。

ポイント2:ものを詰め込みすぎず、余白を作る

家具の色や素材感を統一していても、ものが多く雑然としていると、無機質な雰囲気が損なわれてしまいます。
juriaさんの部屋ではテーブルや棚に余裕をもってものが置かれているので、生活感は控えめ。スペースがあるからと、ものを詰め込むのではなく、余白を残して配置することも大切です。

ポイント3:木製品・植物も置いて温かみを加える

juriaさんの部屋はたしかに無機質ですが、冷たい印象ではなくくつろげる雰囲気なのは、ところどころに植物や木製品も置いているからではないでしょうか?
部屋の主役とも言えそうな、シルバーのスチールパイプと籐の組み合わせの椅子がまさにそのひとつ。スタイリッシュさと温かみを兼ね備えたこのアイテムは、建築家兼デザイナーMarcel Breuer(マルセル ブロイヤー)が手掛けたチェスカアームチェアです。
また、棚に置かれている美しい楕円形のシェーカーボックスも、この部屋にほどよく馴染みつつもアクセントになっています。
マグカップが置かれた珍しい形のスツールは、「ARNOLD CIRCUS STOOL(アーノルドサーカス スツール)」。ポリエチレンプラスチックでできていますが、石や岩を思わせるような色や質感も個性的。こちらも、部屋の雰囲気や植物にも合っています。

無機質でもゆったりくつろげる素敵な部屋に

無機質な部屋を作るポイント、いかがでしたか?juriaさんは色数を抑え、素材感を統一して生活感を取り除きつつ、居心地のよい空間を作られていて素敵ですよね。一つひとつのアイテムを厳選し、余計なものを置かないよう心がければ、理想の無機質インテリアに一歩近づけますよ。

photo / goodroom journal

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