古いものを大切に。築年数の経った部屋を「ヴィンテージ風」に生かす部屋作りのポイント5つ

ノスタルジックな雰囲気溢れる、レトロテイストなインテリアに憧れる方も多いのではないでしょうか。新しいものに出せない趣や心が動かされるそこはかとない懐かしさが魅力ですよね。今回は、年代を感じる家具や小物を上手に取り入れた家に姉妹で二人で暮らしているというお宅をご紹介します。
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あえて築年数の経っているお部屋を選んだ理由

こちらは、まり子さんとみか子さん姉妹でお二人暮らしをされている72平米3LDKのお部屋。あえて築年数の経っているお部屋を選んで、レトロ感溢れる暮らしを楽しんでいるそうです。
「築年数が経っているお部屋だけれど、木の温もりを感じられるところが気に入りました。一人暮らしをしていた時から少しずつ集めていた家具にヴィンテージのものが多くて。レトロな雰囲気のお部屋の方が合っているかなと思ったのと、和室のあるお部屋に住んでみたいという点からこのお部屋に決めました。」
それでは、ご姉妹が選んだレトロ空間にぴったりなこだわりの家具やインテリアを見ていきましょう。

ポイント1:味わい深い「古道具」の数々

蚤の市で買った古道具やご家族から譲り受けたヴィンテージ家具を大切に使っているというお二人。
「一番のお気に入りは、テレビ台としても使っているヴィンテージのキャビネット。インスタグラムで見つけた「BLEU PORTE」という三重県にある古道具屋さんのもので、社会人になって初めてボーナスが出た時に思い切って買いました。」

ポイント2:心がほっこりする「レトロ柄」の壁紙

シアタールームとして使用しているお部屋の壁紙は、置いてあるインテリアと絶妙にマッチしていますね。壁にかけられている鏡の下に配置されている白い棚は、ジモティで無料で譲ってもらったものなんだそう。
「蚤の市に行って安く手に入れたり、ジモティやメルカリを利用することもあります。型番落ちの古いものだからこそ人とはかぶらないし、可愛いものが見つかることもありますよ。」

ポイント3:ヴィンテージ感溢れる「ダイニングセット」

リビングルームに置いてあるヴィンテージのエクステンションテーブルとあえてバラバラの組み合わせがおしゃれなチェア。京都のアンティークショップ「70B INC.」で購入したのだそう。

ポイント4:「渋めカラー」でまとめる

リビングにあるソファと絨毯は、おばあさまから譲り受けたのだとか。深いグリーンのソファとヴィンテージ感溢れる絨毯の相性が抜群ですね。花柄のカーテンは、蚤の市で購入した布にソファの色味に合わせた緑色の布を足して使っているそうです。

ポイント5:「押入れ」はDIYして自分空間に

こちらは、元々あった押入をDIYして設けたまり子さんのワークスペース。はがせる壁紙を貼った上からグレーでペイント。ヘッドフォンが掛けられているのは、実はふきん掛けとして売られていたものだそう。アイデア次第で、幅広い使い道があるんですね。

味のあるレトロ空間を上手に演出

ヴィンテージ感のあるアイテムを取り入れながら、味のあるお部屋で二人暮らしをされている姉妹のお部屋をご紹介しました。見ているだけでほっこりとするような温かみのある空間に仕上げられています。どこか懐かしくて心打たれてしまう……そんなレトロなお部屋で癒されてみませんか。

photo / goodroom journal

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