服・食・住まいを「小さく暮らす」3つのコツ。自分の「適量」の見つけ方とは?

“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。シンプルな暮らしぶりが人気の__minimal.igさん。ミニマムでも満ち足りた暮らしの根底には、自分にとっての適量が見つけられたから、と語ります。衣食住の「適切」に暮らすヒントを教えていただきました。
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私が見つけた「適切な暮らし」

ここ数年のコロナ禍による生活の変化で、暮らしの在り方について見直した、または見直したいという方もたくさんおられると思います。
今回はそんな皆様の暮らしを見直すお手伝いになればと思いまして私の実践している「適切に暮らす」ということについてお話させていただきたいと思います。

1.適切な量の服を持つ

見栄を捨てれば服も減る

私は数年前に「見栄」という観念を捨てました。
「人より良いものを、人から良く見られたい」
そんなことを考えて服を購入していましたが、ふと私は誰の為に服を購入しているのだろうと思ったのです。

服もバッグもジュエリーも自分の為に買うものです。それに気付いてからは自分に似合い、自分が着たいと思う物だけを購入するようになりました。

そうすると何百着とあった服やバッグも今ではワンシーズンで30アイテムほどに減りました。
以前は流行りものを追いかけジャンルも色もバラバラでしたが、シンプルで品のあるデザインを選び色も白、黒、茶系で統一。
いつも同じ様な服で特に流行りでもなく普通です。
ですが着回しのテクも向上し、前より「お洒落だね」と言われる回数も増えました。

今年の冬は
 ・トップス5枚
 ・ボトムス6枚
 ・ワンピース3枚
 ・カーディガン2枚
 ・ジャケット3枚
 ・アウター3枚
 ・バッグ3~4個
 ・靴4足

これが私にとっての適量なのです。

2.食品を適量購入する

食べ切れる量を意識し食品ロスを無くす

「消耗品」などのまとめ買いはするのですが、「食品」のまとめ買いはやめました。節約になるからとせっせとまとめ買いをしておりましたが、使い切らないといけないという強迫観念にとらわれてしまうし、傷んだり、消費期限が切れて廃棄したりとあまり良い思いをしませんでした。

今は2〜3日に1度生鮮食品を購入するようにし、ドレッシングやタレなども手作りすることで冷蔵庫もスッキリ使えるようになりました。
調味料も使用頻度の少ないものは小さい容器のものを購入したり、災害時の非常食も日常の食生活の中で使用している食料を少し多めにストックしておき、消費したら補充を繰り返していくようにし、特別なものは買わないようにしています。

最近は無印良品のレトルトのカレーやパスタソースなどをローリングストックしています。
食事はその日の体調や気分に合わせて、適量を適切に食べるのが一番体には良いように思います。
お腹がゆるいときや前日が外食だったときは野菜粥で胃と腸を整えたいですし、たくさん食べたい時や疲れた日にはじゃんじゃんお肉を焼いちゃいます。
食べられる時に食べ切れる量を作り、楽しく美味しく食べるのが身体にも心にも健康的ですよね。

3.家族構成や状況に合わせて適切な家に住む

賃貸暮らしで小さく住まう

転勤族の我が家。一軒家に憧れた時期もありましたが、結局は賃貸暮らしのまま子供が成人を迎えました。
今となっては買わなくて良かったと心から思います。
子どもが家を出ると夫婦二人、狭い賃貸の方が何かと楽です。
荷物も増えなければ掃除も楽ですし、ご近所と反りが合わなければ引っ越せばいい。老後は元気に家を守れるかも心配なので、私達には持ち家は向いてないなというのが結論でした。

子供が産まれたら広めの1LDK、子供が中学生になれば2LDK、そして今は夫婦二人で少し狭めの1LDKと家族の成長や暮らし方に合わせて引っ越しをしています。
車も1台手放し、車の維持費や保険料なども抑えて、その分を貯金に回しました。公共交通機関を使えば車は一家に1台で十分、無駄な外出が減ると無駄な買い物もなくなり、その分ガソリン代も減ります。そして、環境の面で考えるとエネルギー排出も減ります。
もちろん子どもが小さいうちはこんな暮らし方はできませんでしたが、夫婦二人ならこんな暮らしもありだと思います。
ライフスタイルの変化に合わせて家を変える暮らしもなかなか良いものですよ。

自分の適量を見つけてみて

適切に暮らすと光熱費も抑えられます。お財布にも環境にも優しく、できる範囲で自分にとっての「適切」を意識して暮らしを整えてみてはいかがでしょうか。
わたしから身近な人、そして地球へ。
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__minimal.igさんがバトンをつなぐ方は、整理収納アドバイザーとして活躍される佐々木奈美さんです!

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