少し意識すれば体が変わる。疲れにくく、美しい立ち姿勢が身につく『疲れないカラダ大図鑑』

立っているとき、正しい姿勢がとれているという自信はありますか?間違った立ち方をしていると体に負担がかかってしまううえに、見た目も美しくありません。現在人気となっている書籍『疲れないカラダ大図鑑』(アスコム)から、疲れにくく、姿勢が美しく見える立ち方をご紹介します。
 ミハル

立っているときの正しい姿勢とは?

photo:Shutterstock

人間の最も基本といえる「立つ」動作ですが、実は、正しくできている人は少ないのだそう。悪い立ち方をしていると、それだけで疲れてしまうこともあり、無意識のうちに重力のダメージが体に蓄積してしまいます。また立ち姿は人の印象を左右するので、だらけたように見えてしまう立ち方では評価もマイナスに。そうならないためにも、疲れにくく、美しい立ち方をマスターしましょう。

基本は、地面に対してまっすぐ垂直に立つことです。
足の真上に骨盤を置き、その上に頭がくるようにし、耳・肩・骨盤・足が一直線になるよう意識します。

ちなみに猫背の人は、耳は肩より前に、肩は骨盤より後ろにあり、背中を丸めることでバランスをとっています。この状態では腰に負担がかかり、腰痛の原因になることも。
ただ、胸を張るのもよくありません。肩の位置が骨盤より後ろにずれて頭が前に出るので、上半身の重さを分散できなくなってしまうためです。

疲れない姿勢を保つ4つのポイント

photo:アスコム

疲れない姿勢をキープするためには、心がけるべきポイントがあります。

疲れにくい立ち方のポイント

  • 1お尻に軽く力を入れます。
  • 2胸を張らずに肩を下げ(図①)、肩甲骨を背中の中心側に寄せるイメージを持ちます(図②)。
  • 3拇指球(ぼしきゅう、親指の付け根の膨らんだ部分)を浮かせ、足の指を猫の足のようにして踏ん張ります(図③)。
  • 4足を肩幅程度に開き、左右の中心に体の重心がくるように意識します(図④)。

お尻に力を入れると、骨盤が自然に前に出て、足の真上に重心を置きやすくなります。また、胸を張るのではなく肩甲骨を寄せるイメージをすると、体が一直線になりやすいです。
足は肩幅程度に開いたら、指に力を入れて地面を軽くつかむイメージを。拇指球は靴底につけずに10円玉一枚分ほど浮かせるようにします。

この立ち方がうまくできない人は、体を支える支持筋が衰えてしまっていると考えられます。支持筋を鍛えるためにも、意識的に行ってみてください。

片足を横に出す「休め」の姿勢の落とし穴

photo:Shutterstock

ところで、普段の信号待ちや、電車やバスなどを待って立っているとき、どんな姿勢をとっていますか?片足を横に出して一方の足に体重をかける「休め」の姿勢になる人が多いようですが、実際には体の負担は減っておらず、むしろ疲れやすいのだとか。加えて、同じ足に体重をかけてばかりでは、骨盤がゆがんでしまいます。

それなら、先ほどの疲れない立ち方を常にしていればよいのかというと、実はそうでもないのです。結局、長時間同じ姿勢で静止していることは筋肉疲労を引き起こす原因になります。回避するために大切なのは、体の重心を定期的に動かすことです。

体の重心をスムーズに変えられるようにするには、足を前後に開いて立ちます。そして前足に重心を置き、次に後ろ足に重心を置くというのを繰り返しましょう。こうしていると立っているのも楽だと感じられるはずです。また、足を左右に開いているよりも体の揺れが目立ちにくく、道端でも仕事中でも周りの目を気にせず行えます。

疲れにくい基本の動作がわかる本

photo:アスコム

なるべく姿勢をよくしていようと心がけていた方も、今回は意外な事実に驚いたのではないでしょうか?このような動作の基本を教えてくれる本が、『疲れないカラダ大図鑑』(アスコム)。5月に発売されるとわずか10日で1万部突破するほど注目を集めている一冊です。

著者は長年人間の動作を観察・検証し、大勢のトップアスリートを支えてきたメディカルトレーナーの夏嶋隆さん。本書では、立つ以外にも座ったり立ち上がったり、家事や育児・介護をしているときなど、誰もが日常で行う動作を疲れにくくする方法やその理由をわかりやすく説明しています。

正しい動作や姿勢が身につけば、体に負担がかかりにくく、所作も美しく見えて一石二鳥。最近は在宅ワークが増え体を動かす機会が減り、ときどきの出勤日やちょっと運動してみたときにどっと疲れを感じてしまう…なんて方は、参考にしてみてはいかがでしょうか?

疲れないカラダ大図鑑
刊行:アスコム
定価:1,540円(税込)

https://www.ascom-inc.jp/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連キーワード

関連特集