在宅ワークがはかどる。暮らしになじむ「心地よい」ワークスペースのつくり方
働き方が多様化し、在宅で仕事をする方も多い時代になりました。フリーランスライターをしている筆者も、居心地の良いワークスペースに魅力を感じているひとりです。今回は、実際に試したアイデアをふまえ、暮らしになじむ「心地よい」ワークスペースのつくり方をご紹介します。
- 2020.3.28
- ライフスタイル
まずはおさらい。ワークスペースって?
もしあなたが、自宅で「仕事をする環境」が整っていないとお悩みなら、住まいのなかにワークスペースをつくるタイミングかもしれません。ワークスペースのつくり方をご紹介する前に、まずはどのような役割を持つ場所なのかおさらいしておきましょう。
ワークスペースとは、仕事をしたり読書をしたりする場所のこと。リビングやダイニングなど、比較的広いお部屋の一角につくることが多いスペースです。デスクとチェア、そして必要な収納家具が揃っているため、ハンドメイドなどの趣味を楽しんだり、ちょっとした書き物をしたりする場としても活躍します。より集中できる環境を求める方は、同じ役割を持つ個室「書斎」をつくると良いでしょう。
ワークスペースとは、仕事をしたり読書をしたりする場所のこと。リビングやダイニングなど、比較的広いお部屋の一角につくることが多いスペースです。デスクとチェア、そして必要な収納家具が揃っているため、ハンドメイドなどの趣味を楽しんだり、ちょっとした書き物をしたりする場としても活躍します。より集中できる環境を求める方は、同じ役割を持つ個室「書斎」をつくると良いでしょう。
ワークスペースをつくるメリットは?
在宅で仕事をする方にとって、住まいの中に「仕事に集中できる環境」が整うことは効率アップに繋がりますよね。以下の項目でひとつでも当てはまったら、ワークスペースがあることにメリットを感じられることでしょう。
・パソコンを使って仕事をしている
・作業途中のモノや資料をそのまま置いておきたい
・家族に仕事の道具を触られると困る
・家事と仕事の切り替えをきちんとしたい
・資料などを広げる作業スペースがほしい
・「仕事場」と呼べる場所があれば、モチベーションが上がる
いかがでしたか。もし共感できることがあったのなら、小さくても用意したいスペースですね。
・パソコンを使って仕事をしている
・作業途中のモノや資料をそのまま置いておきたい
・家族に仕事の道具を触られると困る
・家事と仕事の切り替えをきちんとしたい
・資料などを広げる作業スペースがほしい
・「仕事場」と呼べる場所があれば、モチベーションが上がる
いかがでしたか。もし共感できることがあったのなら、小さくても用意したいスペースですね。
ワークスペースのつくり方
【間取り】ワークスペースはどこにつくる?
ワークスペースをつくる場所は、「暮らしとの距離」をどの程度とりたいかによって変わってきます。
たとえば家族とコミュニケーションを取りながら仕事をしたいなら、LDKのなかにワークスペースをつくるのがおすすめ。キッチンの近くにレイアウトすれば、調理や家事の合間に仕事を進めることもできて便利です。
仕事中は家事などから離れて作業に集中したいという方は、寝室をワークスペースにしてみてはいかがでしょう。個室になっているケースが多い寝室なら、暮らしの風景から少し離れて落ち着いた雰囲気のなか作業を進めることができます。
このように、「暮らし」との距離感をどう取りたいかによってワークスペースをつくる場所は変わってきます。ぜひ、あなたのライフスタイルと照らし合わせて考えてみてください。
たとえば家族とコミュニケーションを取りながら仕事をしたいなら、LDKのなかにワークスペースをつくるのがおすすめ。キッチンの近くにレイアウトすれば、調理や家事の合間に仕事を進めることもできて便利です。
仕事中は家事などから離れて作業に集中したいという方は、寝室をワークスペースにしてみてはいかがでしょう。個室になっているケースが多い寝室なら、暮らしの風景から少し離れて落ち着いた雰囲気のなか作業を進めることができます。
このように、「暮らし」との距離感をどう取りたいかによってワークスペースをつくる場所は変わってきます。ぜひ、あなたのライフスタイルと照らし合わせて考えてみてください。
【レイアウト】デスクはどこに置く?
デスクを配置する向きは、主に2種類あります。
ひとつめが、壁向きにデスクを配置するタイプ。テレビや窓の外の景色などが目に入らず、作業に集中しやすいレイアウトです。この配置は、リビングなど広い空間にワークスペースをつくる場合に向いています。目の前が壁になるため、ほど良くプライベート感が得られるだけでなく、壁に収納棚をつくれば、仕事に必要な道具や資料を身近に置いておくことができます。小さなお子さんの様子を見ながら仕事をしたいという場合は、壁を背にしてお部屋に向かってデスクを置くと良いでしょう。
ひとつめが、壁向きにデスクを配置するタイプ。テレビや窓の外の景色などが目に入らず、作業に集中しやすいレイアウトです。この配置は、リビングなど広い空間にワークスペースをつくる場合に向いています。目の前が壁になるため、ほど良くプライベート感が得られるだけでなく、壁に収納棚をつくれば、仕事に必要な道具や資料を身近に置いておくことができます。小さなお子さんの様子を見ながら仕事をしたいという場合は、壁を背にしてお部屋に向かってデスクを置くと良いでしょう。
ふたつめが、窓の前にデスクを配置するタイプ。窓の外を眺めることができる開放感が魅力です。また自然光で手元が明るくなるのもメリット。でもパソコンで作業する方には少し工夫が必要です。パソコンのモニターなどを置くと、光の反射で眩しく感じてしまうこともあります。そんな時には、カーテンやブラインドなどで窓から入る光をコントロールしてくださいね。
【インテリア】ワークスペースを心地よくするには?
ワークスペースを自分らしく、心地よい空間にしてくれるのが家具やインテリア。リビングなどにワークスペースをつくるなら、周りのインテリアになじむスペースにしたいですね。そのためには、見える場所に置くモノを厳選し、常にすっきりとさせることを意識してみてください。デスクやチェアはできるだけシンプルなデザインのものを選ぶと、インテリアの好みが変わっても長く使い続けることができます。
また、細々とした資料などはファイルボックスなどを活用するとすっきりとした印象に。飾り棚やメッシュパネルを使って「見せる収納」を楽しむのも良いですね。デザインの良い雑貨やお気に入りのアートなどを飾れば、小さくても「自分らしい空間」を演出できます。
また、細々とした資料などはファイルボックスなどを活用するとすっきりとした印象に。飾り棚やメッシュパネルを使って「見せる収納」を楽しむのも良いですね。デザインの良い雑貨やお気に入りのアートなどを飾れば、小さくても「自分らしい空間」を演出できます。
「自分らしい」ワークスペースで快適な在宅ワークを
今回は、ワークスペースのつくり方をご紹介しました。個室を用意することが難しい場合でも、お好みの場所やデッドスペースになっている場所を上手に活用すればつくることができます。あなたもぜひ、ワークスペースづくりのヒントを活用してくださいね。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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