豆をポットにセットしたらあとは待つだけ。仕上がりまでのワクワクも日常を彩るエッセンス

全4話にわたって、オニバスコーヒー中目黒店のクオリティコントロール 安武修平さんに、家でも手軽にできるアイスコーヒーの淹れ方についてお話しをうかがう連載。第3話の今回は、いよいよアイスコーヒーを仕込んでいきます。工程自体はとっても簡単ですが、水の温度や時間においしくするポイントが。お家でも楽しめる極上アイスコーヒーの仕上がりまで、もう少しです!
 内海 織加

ポイントは、水の温度と正確な量

コーヒー豆を挽いたら、いよいよ水だしコーヒーを仕込んでいきます。今回使うのは、『ハリオ 水出し珈琲ポット ミニ』。冷蔵庫にも入るコンパクトなポットです。ポットの中にセットされているフィルターを一度外に出し、挽いた豆を入れましょう。

次に、フィルターをはずした状態のポットに、600mlの水を入れましょう。

「フィルターをセットした状態だと、600mlの線まで水を注いでも、正確な量ではありません。ですから、フィルターを外した状態で水を注ぐのがいいと思います。

水の温度は、35℃以下の水がオススメです。コーヒーは、水の温度が高い方が抽出されやすく、抽出される時間も短くなりますが、その分、雑味も一緒に抽出されてしまいます。低温で抽出すると、時間はかかりますが、コーヒー豆のおいしいところだけを抽出できるんです」

豆のセットは、できるだけ静かにやさしく

フィルターをポットにセットしましょう。フィルターをセットしたポットに水を注ぐのではなく、フィルターと水をそれぞれ準備してから、最後にセットするという順番にも、おいしい一杯にするための理由が。

「コーヒー豆が動いてしまうと、“動く”という刺激によってコーヒーの成分が出てしまいます。水だしコーヒーは、無理矢理でなく、自然とじんわりコーヒーのおいしい成分が出てくるのを待つことがおいしさのポイントです。できるだけ余計な刺激を与えないようにしてあげた方がいいですね」

フィルターをセットしたら、しっかり蓋をしましょう。

あとは、ワクワクしながら待つだけ!

あとは冷蔵庫に入れて17~18時間待ちましょう。

「水の温度の微妙な違いでもコーヒーの成分の出方は多少変わってきます。一度、17~18時間での抽出を試してみて、あとはお好みで時間を短くしたり長くしたり。自分の好みのタイミングを見つけてみてください」

お仕事から帰ってきてほっと一息つく時に飲みたい方は、朝起きた時に仕込むのがちょうどよさそう。また、眠る前に仕込んでおけば、お仕事から帰ってきたあたりが飲み頃ですね。アイスコーヒーを飲みたいタイミングから逆算して、生活習慣のひとつにしてみるのもいいかもしれません。できあがりを待つ時間は、ちょっとした“楽しみ”にもなりますよね。朝起きたら、家に帰ったら、あのおいしいアイスコーヒーが待っていてくれる。そう思うだけで、待ち時間もワクワクしてきませんか?

photo / 清水 惣資

<記事で使用しているコーヒーポット・グラスは東急ハンズで購入できます(※取り扱いのない店舗もございます)>

「ハリオ 水出し珈琲ポットミニ」1,188円(税込)
挽いたコーヒー豆と水だけで、簡単に水だしアイスコーヒーが作れるポット。冷蔵庫でもジャマにならないコンパクトサイズ。

「KRONOS ダブルウォールコーヒーカップ」1,080円(税込)
2重構造なので冷たい飲みものを入れても水滴がつきにくく、熱い飲みものも使用できる耐熱ガラス製。

http://www.tokyu-hands.co.jp/

前のお話し<第2話>
「きちんと測ってゆっくり挽く、ほんのひと手間がおいしさへの一歩。豆を挽くひとときもコーヒーを淹れる醍醐味」

https://sheage.jp/article/4944

次のお話し<第4話>
「つくる前に本格的なおいしさを知ろう!東京で楽しめるオススメのアイスコーヒー」

https://sheage.jp/article/5348

<連載TOPページ>
「人気コーヒースタンド店員にうかがう!家でもできる簡単&おいしいアイスコーヒーの淹れ方」

https://sheage.jp/features/f5031

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