血行不良やむくみ・便秘の対策に。雨の日の不調をケアする簡単ヨガ

「雨の日は、なんだか身体が本調子じゃないな」と感じる方も多いのではないでしょうか。実は、雨の日は気圧が変化し、体内の自律神経に影響を与えることでむくみや便秘をといった不調を引き起こすことがあるのです。今回は、そうした不調を和らげる簡単なヨガをご紹介。ぜひ試してみてください。
 ミハル

気圧に合わせて自律神経も変化し、血流や消化が滞りがちに

雨の日が続くと、なんだか身体が重たいと感じられることはありませんか?中にはむくみや便秘など、ちょっとした不調を起こしてしまう方もいるかもしれません。それには自律神経の乱れが関わっています。

これから梅雨を迎えると、気圧が急激に上がったり下がったりを繰り返し、私たちの身体の自律神経も変化。高気圧のときには交感神経が活発化し、ちょっと緊張した状態に。低気圧のときには副交感神経が活発化し、少し気持ちが緩んだ状態に…と緊張と緩みという真逆の状態を繰り返すことで身体に負担がかかります。

自律神経が乱れてしまうと、血液循環や呼吸・消化といった働きに影響が出るようになり、むくみやすくなったり、消化がうまくいかずに便秘になってしまうことがあるのです。

そこで、梅雨時期に行いたいヨガをご紹介。むくみの対策や腸の動きの活性化に繋がるので、ぜひ取り組んでみてください。

むくんだ脚の血行を促すヨガ「サギのポーズ」

ひとつめは、脚の血行を促進させ、むくみの解消に効果が期待できる「サギのポーズ」です。

  • 1両脚を前に伸ばし、右膝を曲げ、両手で右の足裏を掴みます。
  • 2息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら右脚を上斜め前に伸ばします。伸ばした脚の膝は曲がっても良いので、背筋が伸びた状態になることを意識しましょう。脚の位置をキープしながら、5回呼吸を繰り返します。
  • 3息を吐きながら右膝を曲げ、床に下ろします。左足も同様に行ってください。

腸に刺激を与え活性化する「ねじりのポーズ」

続いて、腸の動きを活性化させ、腸内環境の改善を目指す「ねじりのポーズ」です。
  • 1両脚を前に伸ばし、右膝を曲げ、左脚をまたぐようにします。このとき、左足のかかとは前に蹴り出すようにし、その状態を常にキープしましょう。
  • 2右手をお尻の後ろにつき、左手は右ももの外側に伸ばします。
  • 3息を吸いながら背骨を伸ばし、吐きながら上半身を右にひねり、5回呼吸します。
  • 4息を吸いながら上半身を正面に戻します。左側も同様に行ってください。
こうしたヨガで自律神経の乱れによるむくみや便秘の改善を目指すことができます。ぜひ、これからの梅雨の時期に行ってみてくださいね。

photo / 株式会社LAVA International

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