おうちを新陳代謝させる「溜めない生活」。服から布へ、最後まで使い切る暮らし方

“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。「心地よく暮らせるシンプルエコライフ」が人気のシンプリストおまゆさん。普段からおうちの新陳代謝を意識して暮らしているそう。これを実践するためには物選びからが大切とのこと。サステナブルな生活にもつながる「溜めない暮らし」のコツをお伺いしました。
 シンプリストおまゆさん

おうちも“新陳代謝”していますか?

「物がなくて、すごいですね」
うちに来た方が、言ってくださるセリフです。

数年前、人生をリセットするつもりでお片付けをしました。確かに持ち物を大幅に減らしましたが、少ない荷物で整った暮らしを維持する方が難しいのではないか、と気がつきました。

いくらダイエットをしても、根本的に生活習慣や食事を見直さなければ体型を維持するのは難しいことと同じな気がします。
今回はおうちの新陳代謝を促す話。もちろんそれがサステナブルな暮らしにつながるとも感じています。

“捨てる”って、実は苦しい

半年捨て続けて気づいた、捨てる苦労

人生をリセットさせるための片付けを始めたときは、会社員を辞めた頃でした。
時間だけはあったので、自分が溜め込んだ、物と向き合う日々。

あまりにも大変で、「もうこんな経験はしたくない」。
溜め込みすぎた物たちは、気力体力そしてお金や時間も奪います。

しかし何より「あまり活用しきれず、ゴミにするだけの物たち・・・もったいない。」
という気持ちとの戦いが一番苦しかったように思います。

「もったいない」は大切な感情

「もったいない」という感情は、その後の暮らしに反省として活かされました。
生きるからには消費するものです。しかし今の暮らしのままでは罪悪感を持ってしまう。
自然と新陳代謝していくような気持ちのいい暮らしを選択したいと考えるようになりました。

捨てる瞬間まで考えて、買い物をしたことはありますか? 

片付けをする際「もったいない」という罪悪感から物を手放すことを躊躇した経験は誰でもあるのではないでしょうか。

では物を購入するときどれほどの人が「捨てる瞬間」まで考えるでしょうか。せっかく素敵な服に出会った時、そういうことを考えるのは、なんとなくつまらない印象でしょうか。

しかし、物が生涯を全うして、自分の手から離れていくのは経験してみると気持ちの良いことです。

「ため込まない暮らし」のための物選び

ここまでは、「おうちも身体と一緒で新陳代謝させることが気持ちよく暮らすコツではあるけど、捨てるのは罪悪感があるよね」という話をしました。

ここからは、もう溜め込まずに、罪悪感なく物が循環していく物選びについてお話します。

服や肌着は天然素材をベースに探す

まずは天然素材のものを極力選ぶようにしています。天然素材とは、綿や麻や竹などの素材のこと。身につけるものはこれらのものを選ぶと、とても心地よく過ごせます。

私は天然素材を選択するようになって、リラックス効果や静電気の軽減などを感じています。赤ちゃんと触れ合う時も安心感がありますね。

天然素材は持ちは良いですが「そろそろ寿命かな」という時期もわかりやすいです。着心地が良くなくなれば、そろそろ手放しても良いかと思います。
そんな時は思い切ってハサミを入れてウエス(古布を切ったもの)にして下さい。

うちでは、目についた埃を拭ったり油汚れを拭きあげたり、赤ちゃんのお尻拭きにすることもあります。ティッシュを使いたい場面でウエスを思い出して、最後まで使い切ります。

キッチンでは“さらし”を活用する

以前は使い捨ての不織布のふきんを使っていたこともありました。吸水の良いものを探したり、なくなったら買い足すのが面倒で、購入のコストもストレスでした。
綿のよくある台拭きも手入れが面倒に感じていたのは事実。

私は切りっぱなしのさらしを使うようになって、これが解消されました。
さらしは、台拭き・キッチンペーパー・食器拭き・手拭き…何でも活用可能。
さっと洗って、一箇所に集めています。少し溜まったら、鍋に入れて一気に煮沸消毒、少し冷ましてから酸素系漂白剤を入れて放置するだけ。
あとは適当に干しておけばすぐ乾くので、とっても気楽に使い回せるようになりました。
最後は、もちろん掃除等に使用して、使い切ります。

私はトイレ掃除に使うのが好きです。個室の中を乾拭きして埃を取り、その後に濡らして更に水拭き。便器の中もゴシゴシ洗っておしまい。
(便器の中は、手袋をしたり、挟んで磨ける柄のあるものを使うなどお好みで)

高価すぎるものは買わない

これは大切なポイントだと思うのですが、使うのを躊躇するほど高価なものは買わないことです。何となく活用しきれず箪笥の肥やしになっているのに「もったいないから」と捨てられないものの多いこと。物の寿命を全うしてもらえるものを今後はお迎えすると決めています。そうすると自然と無駄買いも減って節約にもなるし、サステナブルな選択にもつながると思っています。

物の一生を考えてお迎えする

今の私たちは、物に不自由しない時代に育ちました。しかし物に本当に不自由した時代もあり、物を持つのが幸せな頃がありました。

その価値観の影響を受けたままでいると、物はあっという間に増えすぎて物に翻弄される暮らしになってしまいます。

私は物の冥利を考えてしまいます。
物が物として一生を全うすれば、手放す時、物の冥利に尽きるのではないでしょうか。私たちが生きる時間は限られていますし、抱えられる物事は、たかが知れています。多くの物を大切にするのは難しい。

活用できなかった物を捨てるのはもったいないからこそ、使い切れるだけの物を持つ。それが「溜めない暮らし」、そして物を大切に迎えるサステナブルな選択に繋がると思っています。
わたしから身近な人、そして地球へ。
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シンプリストおまゆさん

シンプリストおまゆさん
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