その腸活間違ってませんか?美腸プランナーに「正しい腸活」ポイントを教わりました
世の中には様々な健康法がありますが、特に最近よく耳にするのが「腸活」という言葉。健康意識が高い人の中には、すでに実践している方もいるのでは。でも、その方法、実は間違っているかも?今回は、自分の食生活を見直し、今一度腸活について学び直しましょう!
- 2021.9.11
- ライフスタイル
自分の食生活を見直す「腸活」チェックリスト
まずは、ご自身の食生活を見直すためのチェックリストをご用意しました。
以下の項目に何個当てはまるのか数えてみてくださいね。
・便秘になったら、食物繊維をたくさん摂るようにしている
・1日3食食べるようにしている
・不調を感じたら悪化する前にすぐに薬を飲むようにしている
・便は茶色く水に沈んでいる
・果物をたくさん食べている
さて、いくつ当てはまりましたか?
一見、健康に良さそうに思えますが、これらに2つ以上当てはまっていたら、あなたの腸はすでに荒れている可能性が。
第2の脳とも言われている腸が慢性的に荒れることで、私たちの体はいたるところで機能不全を起こしてしまいます。それがアレルギーや肌荒れ・太りやすい・便秘・ネガティブ思考・イライラしやすいなどといった症状に繋がってしまうことがあるのだとか。それらを放っておくと、体はどんどん老化し、悪さをする細胞が増えていってしまうことも。
チェックリストの項目をそれぞれ解説していきますので、腸の健康に関する正しい知識を身に付けましょう。
以下の項目に何個当てはまるのか数えてみてくださいね。
・便秘になったら、食物繊維をたくさん摂るようにしている
・1日3食食べるようにしている
・不調を感じたら悪化する前にすぐに薬を飲むようにしている
・便は茶色く水に沈んでいる
・果物をたくさん食べている
さて、いくつ当てはまりましたか?
一見、健康に良さそうに思えますが、これらに2つ以上当てはまっていたら、あなたの腸はすでに荒れている可能性が。
第2の脳とも言われている腸が慢性的に荒れることで、私たちの体はいたるところで機能不全を起こしてしまいます。それがアレルギーや肌荒れ・太りやすい・便秘・ネガティブ思考・イライラしやすいなどといった症状に繋がってしまうことがあるのだとか。それらを放っておくと、体はどんどん老化し、悪さをする細胞が増えていってしまうことも。
チェックリストの項目をそれぞれ解説していきますので、腸の健康に関する正しい知識を身に付けましょう。
便秘になったら食物繊維をたくさん摂るようにしている
これは間違いではないのですが、食物繊維には以下の2種類あり、それぞれ異なる働きをします。
・不溶性食物繊維
・水溶性食物繊維
水分を吸収して膨らむ不溶性食物繊維は、便のカサを増やし、腸の働きを刺激、排便を促進。
一方、水溶性食物繊維は、脂肪や糖類の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑えます。また腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれる働きも。
玄米や葉野菜・サツマイモなどに多く含まれる不溶性食物繊維は、意識して摂る方も多いかもしれませんが、意外と足りていないのが、水溶性食物繊維。海藻類やこんにゃく・なめこ・山芋などに多く含まれていますので、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維の両方をバランスよく摂取するよう意識しましょう。
・不溶性食物繊維
・水溶性食物繊維
水分を吸収して膨らむ不溶性食物繊維は、便のカサを増やし、腸の働きを刺激、排便を促進。
一方、水溶性食物繊維は、脂肪や糖類の吸収を緩やかにし、血糖値の急上昇を抑えます。また腸内の善玉菌のエサとなり腸内環境を整えてくれる働きも。
玄米や葉野菜・サツマイモなどに多く含まれる不溶性食物繊維は、意識して摂る方も多いかもしれませんが、意外と足りていないのが、水溶性食物繊維。海藻類やこんにゃく・なめこ・山芋などに多く含まれていますので、不溶性食物繊維・水溶性食物繊維の両方をバランスよく摂取するよう意識しましょう。
1日3食食べるようにしている
今や常識となっている1日3食。ですが、現代の一般的な食事内容は昔に比べて量も増え、加工品が多く、脂質や糖質も多いことから1日3食は食べすぎだという説も。
食べたものをまだ消化しきれていないところにさらに食べてしまうと、胃腸への負担が大きくなり、本来の働きができなくなってしまいます。すると、胃腸に常に負担がかかっている状態になり、胃腸が荒れる原因に。
また、食べる量が多いということは避けるべき食べ物も多く摂取してしまっている可能性が高いため、さらに腸が荒れる原因となります。
そこでまず実践していただきたいのが、「食べすぎないこと」。初めは難しいかもしれませんが、理想は1日1.5食~2食と言われていますよ。
食べたものをまだ消化しきれていないところにさらに食べてしまうと、胃腸への負担が大きくなり、本来の働きができなくなってしまいます。すると、胃腸に常に負担がかかっている状態になり、胃腸が荒れる原因に。
また、食べる量が多いということは避けるべき食べ物も多く摂取してしまっている可能性が高いため、さらに腸が荒れる原因となります。
そこでまず実践していただきたいのが、「食べすぎないこと」。初めは難しいかもしれませんが、理想は1日1.5食~2食と言われていますよ。
不調を感じたら悪化する前にすぐに薬を飲むようにしている
薬は、あくまで症状を緩和させるもので、体の不調を根本的に治してくれるものではありません。今までと同じ生活をしていれば、また同じ症状が出てくる可能性も…。ではどうすれば良いのでしょうか?
私たちには自然治癒力や免疫力という体を守るための機能が備わっています。それらの力を最大限に発揮できたとき、私たちはウイルスにもストレスにも強く、毒素の排出機能もスムーズに行われる体を手にすることができます。
私たちには自然治癒力や免疫力という体を守るための機能が備わっています。それらの力を最大限に発揮できたとき、私たちはウイルスにもストレスにも強く、毒素の排出機能もスムーズに行われる体を手にすることができます。
その体づくりに必要不可欠なものが「食事」です。私たちの体は、食べたもので作られます。つまり、食事を見直すことで自然治癒力や免疫力を呼び起こし、不調の根本的原因を取り除ける可能性も。
とはいえ、万人に合うスキンケアが存在しないように、「これだけ食べておけば大丈夫!」「誰が食べても効果がある!」という万能食はこの世に存在しません。気を付けるべきは、避けた方がいい食べ物を避けること。例えば、食品添加物・精製された砂糖や塩・酸化した油・グルテン・薬剤など。これらが腸を傷つけたり、消化がうまくされずに毒素として体内に蓄積していき、悪さをすると言われています。
むやみに何かを摂取するのではなく、水をたくさん飲み、静かに体の中で免疫細胞が戦ってくれているのを見守り、お腹が空いた時に体に優しい体が喜ぶものを食べる。なるべく体に負担をかけない、邪魔をしないというシンプルな考え方を持ってみましょう。
とはいえ、万人に合うスキンケアが存在しないように、「これだけ食べておけば大丈夫!」「誰が食べても効果がある!」という万能食はこの世に存在しません。気を付けるべきは、避けた方がいい食べ物を避けること。例えば、食品添加物・精製された砂糖や塩・酸化した油・グルテン・薬剤など。これらが腸を傷つけたり、消化がうまくされずに毒素として体内に蓄積していき、悪さをすると言われています。
むやみに何かを摂取するのではなく、水をたくさん飲み、静かに体の中で免疫細胞が戦ってくれているのを見守り、お腹が空いた時に体に優しい体が喜ぶものを食べる。なるべく体に負担をかけない、邪魔をしないというシンプルな考え方を持ってみましょう。
便は茶色く水に沈んでいる
皆さんは毎日自分の便をチェックしていますか?便を観察することは、自分の腸内環境を手軽に確認することができる方法のひとつです。
便は食事や生活習慣によって色や固さが変わりますが、理想的な便は、黄土色から茶色のバナナ状で、水洗トイレの水に浮くと言われています。おそらく皆さんが思っている以上に色が薄く柔らかいのが理想です。固いと便秘にもなりやすくなるので注意しましょう。
便は食事や生活習慣によって色や固さが変わりますが、理想的な便は、黄土色から茶色のバナナ状で、水洗トイレの水に浮くと言われています。おそらく皆さんが思っている以上に色が薄く柔らかいのが理想です。固いと便秘にもなりやすくなるので注意しましょう。
果物をたくさん食べている
果物はビタミンやミネラル・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれているので、体に良さそうなイメージがありますよね。栄養素が豊富なのはその通りなのですが、最近の果物には想像以上に糖がたくさん含まれているのです。さらに品種改良されているものが多いため、糖分が増えただけではなく栄養素が減ってきているものも。
感覚的にはスイーツのひとつとして楽しむくらいがちょうどいいと思います。摂取量の目安としては、1日にバナナ2本、またはリンゴや梨1/2個、もしくはみかん2~3個。
市販のお菓子を食べるよりは果物を食べた方が良いですが、あくまで嗜好品として食べる程度にとどめておいてください。
感覚的にはスイーツのひとつとして楽しむくらいがちょうどいいと思います。摂取量の目安としては、1日にバナナ2本、またはリンゴや梨1/2個、もしくはみかん2~3個。
市販のお菓子を食べるよりは果物を食べた方が良いですが、あくまで嗜好品として食べる程度にとどめておいてください。
正しい腸活で内側から輝く美人に
このように健康にいいと思っていたことが、意外と間違っていたなんてことがまだまだあるかもしれません。これからは「これだ!」と思った情報があっても鵜呑みにせず、試してみながら見極めていくスキルを身に付けたいもの。
まずは、食べすぎに注意し、避けるべき食べ物を意識すること。ぜひ今日から実践して、腸活美人を目指してくださいね!
まずは、食べすぎに注意し、避けるべき食べ物を意識すること。ぜひ今日から実践して、腸活美人を目指してくださいね!
photo / Shutterstock
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