毎日楽しく使える海外アーティスト作品と出会う、表参道の「galerie doux dimanche」

表参道の駅から少し歩いたところにある「galerie doux dimanche(ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ)」。小さなお店の中には、毎日の暮らしを楽しくしてくれるアーティストの作品やフランスのブロカント雑貨がぎっしりと詰まっています。
 佐藤 紀子

若手のアーティストを紹介したいという想い

表参道にある「galerie doux dimanche(ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ)」には、フランスを中心としたクリエーターたちのインテリア雑貨やアクセサリーなどが揃っています。オーナーは、ジュウ・ドゥ・ポゥムという海外のアーティストたちの書籍などの企画やデザインを行っている会社。フランス好き、パリ好きの人ならこちらの本を見たことがあるはず。もともと、海外の若手アーティストをサポートしたいという想いで本づくりなどを始められたそうで、こちらのお店も同じ想いでスタートされたのだそうです。

店内をぐるぐると何周も巡ってしまう楽しさ

「galerie doux dimanche」が取り扱っているのは、フランスを中心としたアーティストの作品。作品といっても、テーブルの上においたり、部屋に飾ったり、身につけたりと、日常の暮らしにぴったりそってくれそうなものばかりです。

こちらは、パリの国立工芸学院で出会ったカトリーヌとシゴレーヌのユニット、ツェツェのもので、試験官を金属で留めて並べた花器。置く場所や活ける花によって、波上にしたり、丸めたりと形を自在に変化させることができます。フラワーアレンジメントの腕がなくても、カッコよく飾ることができそうな花器です。「4月の花器」(L 28,080円/税込、S 24,840円/税込)。

こちらはパリを代表するファッションイラストレーターのひとり、キャルロッタが一枚ずつ手描きしたミニプレート。ピアスやリングなどを入れるのにちょうどよいくらいの小さなサイズです。明るい色合いなので、鏡の前などに置くと、身支度をするときにいつも元気がもらえそうな気がします(2,700円/税込)。

とっても繊細でキュートな雰囲気のピアスは、peikkoがレース糸やラメ糸などをかぎ針で編んで仕上げたアクセサリー。花モチーフは取り外しができるので、小さな球状のピアスとしてもつけられます(右3点 フラワーボタンピアス3,564円/税込、左 キャンディピアス3,240円/税込)

カラフルで楽しい造形で人気のユニット、petit panのランプシェード。竹でケトルの形の骨組みをつくり、シルクを張っています(8,208円/税込)。お店のディスプレイのようにブロカントのレードルなどと一緒に飾ると楽しそうです。くじらや雲のランプシェードもあります。

そうそう、店内にはパリの蚤の市で見つけたブロカントも並んでいます。こちらを楽しみに定期的に来店される方もいるそうです。
ブロカントはもちろんですが、アーティスト作品は現品限りのものもあります。気になる商品は早めにチェックしてくださいね。

作家さんを特集するギャラリースペースもお見逃しなく

そしてショップの手前にはギャラリースペースがあり、国内外の作家さんの展示が行われています(左/オロール・ドゥ・ラ・モリヌリ〈ネコの銅版画作品〉、中上/酒井マオリ、中下/una carta、右/ハセガワエミ)。ひとりの作家さんのさまざまな作品を間近でみることができ、その繊細さ、あるいはダイナミックさ、ときには作家さんの息遣いまでも聞こえてきそうな空間です。展示された作品は購入することもできます。作家さんによってはワークショップを開くこともあるので、サイトをチェックして、おでかけしてみてはいかが。

photo / galerie doux dimanche、佐藤紀子

galerie doux dimanche

東京都渋谷区神宮前3-5-6
03-3408-5120
12:00〜19:30
月休

http://www.2dimanche.com/

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