家事がぐっと楽になる。元・無印良品商品企画者が実践する、調理器具&掃除用具選びの本が登場
便利な調理器具や家電、掃除道具など、ありとあらゆるものが揃う今、何を選ぶべきかわからず迷う方も多いはず。そこで、かつて無印良品の商品企画を手掛けていた整理収納アドバイザー水谷妙子さんの本『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び 』(主婦の友社)から、モノ選びのコツをご紹介します。
- 2020.12.6
- ライフスタイル
無印良品の商品企画経験者のモノ選びのコツ
無印良品で商品企画、デザインの仕事を13年務めた水谷妙子さん。手がけた商品は500点を超え、調査した他社商品は5000点にも上ります。現在は3人のお子さんのお母さんでありながら、整理収納アドバイザーとして活躍。仕事も家事も育児もこなしながら、日々家族との暮らしを楽しんでいます。
そんな水谷さんがどんなものを使い、どんな暮らしをしているのか、気になる方が多いのではないでしょうか?その答えとなる本『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び 』(主婦の友社)が発売されました。水谷さんならではの視点で選ばれた、家事を楽にすることができる日用品や、その収納のコツなどがまとめられています。
今回は特別に、水谷さんがキッチンや食卓で使うものや掃除につかうものを例に、その一部をご紹介します。
そんな水谷さんがどんなものを使い、どんな暮らしをしているのか、気になる方が多いのではないでしょうか?その答えとなる本『水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び 』(主婦の友社)が発売されました。水谷さんならではの視点で選ばれた、家事を楽にすることができる日用品や、その収納のコツなどがまとめられています。
今回は特別に、水谷さんがキッチンや食卓で使うものや掃除につかうものを例に、その一部をご紹介します。
メニュー決めを楽にし、洗い物も減らす工夫
仕事も家のことも今は無理なくこなしている水谷さん。それでも第一子出産後には、家事も育児もひとりで背負いこんでしまい、パンクしてしまったことがあるのだとか。その経験も経てたどり着いたのは、どの家事も完璧にこなそうとするのではなく、まず「家事を細分化して、自分が好きなもの・苦手なものに分け、分担または軽減する」こと。
水谷さんは、台所仕事の中では「野菜を切ることは好きでも、メニュー決めや洗い物は苦手」なのだそう。
そこで、メニュー決めを楽にするため、食材宅配のミールキットを利用。作りおきはせず、いつも夕食は20分ほどで仕上げる時短調理に。朝食は夫に作ってもらい、忙しいときのために、レトルトや冷凍食品もストックしています。
また、洗い物の手間を省くため、調理器具や食器はほとんど食洗機OKのものを所有。鍋やまな板も食洗機で洗っています。保存容器はほとんど持たず、鍋やお皿のまま冷蔵庫へ入れるようにすることで、洗う食器自体も減らしているのです。
このように、好きな家事はやるようにし、苦手な家事は家族に分担。難しければできるだけ楽になるよう工夫すると、時間や手間を軽減することができるのだそう。
水谷さんは、台所仕事の中では「野菜を切ることは好きでも、メニュー決めや洗い物は苦手」なのだそう。
そこで、メニュー決めを楽にするため、食材宅配のミールキットを利用。作りおきはせず、いつも夕食は20分ほどで仕上げる時短調理に。朝食は夫に作ってもらい、忙しいときのために、レトルトや冷凍食品もストックしています。
また、洗い物の手間を省くため、調理器具や食器はほとんど食洗機OKのものを所有。鍋やまな板も食洗機で洗っています。保存容器はほとんど持たず、鍋やお皿のまま冷蔵庫へ入れるようにすることで、洗う食器自体も減らしているのです。
このように、好きな家事はやるようにし、苦手な家事は家族に分担。難しければできるだけ楽になるよう工夫すると、時間や手間を軽減することができるのだそう。
掃除にすぐに取り掛かれるアイテムと収納法
「私は家事が苦手ですが、それを補い、暮らしを豊かにするためにモノがあると信じています」と語る水谷さん。それでも、便利そうなアイテムを手当たり次第に買うことはありません。それを使って家族が楽になるのかどうかを常に吟味しています。
例えば、水谷さんは掃除も苦手なのだとか。そこで、とりかかりが億劫にならないように選んだ掃除用品のひとつは、使い捨てできるクイックルハンディ。伸び縮みタイプで、1本あれば高いところや家具のすき間、床掃除にも使えるアイテムです。
この掃除用品も、柄を挟む収納用品を使い、掛ける収納以上に出し入れを楽に工夫。取り換え用シートのストックも本体の近くに保管し、すぐに取り換えられるようにしています。
水谷さんの家にあるモノは、このようにすべてに選んだ理由があります。商品の魅力ではなく、何のために使うのか、どういう場面で使うのか、使うことによって暮らしがどうなるのか。さらに使わないときの収納まで考え、納得できるモノだけを取り入れているのです。
「我が家は、いわゆる丁寧な暮らしとは違うかもしれないけれど、暮らしが回って家族と楽しく過ごせるならそれでいいと考えています」と水谷さん。同じように考え、モノの力を借りながら家事を進めたら、毎日がもっと楽になりそう。本にはほかにもさまざまな厳選アイテムや工夫が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
例えば、水谷さんは掃除も苦手なのだとか。そこで、とりかかりが億劫にならないように選んだ掃除用品のひとつは、使い捨てできるクイックルハンディ。伸び縮みタイプで、1本あれば高いところや家具のすき間、床掃除にも使えるアイテムです。
この掃除用品も、柄を挟む収納用品を使い、掛ける収納以上に出し入れを楽に工夫。取り換え用シートのストックも本体の近くに保管し、すぐに取り換えられるようにしています。
水谷さんの家にあるモノは、このようにすべてに選んだ理由があります。商品の魅力ではなく、何のために使うのか、どういう場面で使うのか、使うことによって暮らしがどうなるのか。さらに使わないときの収納まで考え、納得できるモノだけを取り入れているのです。
「我が家は、いわゆる丁寧な暮らしとは違うかもしれないけれど、暮らしが回って家族と楽しく過ごせるならそれでいいと考えています」と水谷さん。同じように考え、モノの力を借りながら家事を進めたら、毎日がもっと楽になりそう。本にはほかにもさまざまな厳選アイテムや工夫が掲載されているので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?
photo / 主婦の友社
水谷妙子の取捨選択 できれば家事をしたくない私のモノ選び
刊行:主婦の友社
定価:1,300円(税別)
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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