捨てられるはずのサンプル生地が変身。長く着続けられる「coxco」のワンピース&プルオーバー

ユニセックスファッションブランド「coxco(ココ)」から登場した、ワンピースとプルオーバー。どちらも倉庫に眠っていた上質なサンプル生地で作られた数量限定品で、さまざまな着こなしができるデザインにこだわって作られているのもポイント。上質なものを長く着続けたいという大人の女性におすすめです。
 

倉庫に眠るサンプル生地を、長く着られる服に

2020年5月に誕生し、デビューシリーズのVol.0で再生ポリエステル生地のTシャツを発表していた「coxco(ココ)」。この秋の最新シリーズ「AWAKE(目覚め)」では、繊維専門商社ヤギと提携。生地を作る過程で出て倉庫に残されたままとなった質の高い日本製サンプル生地を使用したワンピースとプルオーバーを発売しました。

coxcoでは、「廃棄される予定だった生地が゙服になったとしても、トレンドとして消費されてそのうち着られなくなっては意味がない」と考えています。そこで今回のワンピースとプルオーバーは、そのときどきでその人のこだわりや好みを反映でき、長く着続けられるものに。販売中のクラウドファンディングサイトでは、開始数日で目標金額の倍の支援金額を集めている人気となっています。

こだわりが詰まったデザインのワンピースとプルオーバー

こちらがそのワンピース。
首元と胸下にリボンを通してあり、それを引っ張ることで形やサイズ感が調整できるようになっています。例えば、胸下のリボンをキュッと絞ればウエストが締まったきれいなシルエットに、絞らなければふんわりとしたAラインに。また、首元のリボンを緩めて大きく開くと、大人っぽいオフショルダーの形にもなります。いろいろな着方ができるので、そのときの自身の気分や重ね着したい服、シーンによって変化させることができ、飽きずに着続けられる一着です。
カラーはパっと目を引く赤やからし、ベーシックな紺・黒の4色から選べます。

プルオーバーはシンプルながら、後身頃が長めの立体感のあるシルエットでリラックス感とスタイリッシュな印象を両立。ゆったりとしたサイズ感はユニセックスで着られます。
こちらはグレーと黒(風合いや色味が微妙に異なる各2色ずつ)が用意されており、ほかにブルーと白を加えた全6色の展開です。

ワンピースもプルオーバーも、カラーごとにそれぞれ異なる一点もののサンプル生地が使われた貴重なもの。同じデザインでもシルエットの違いが楽しめる数量限定品です。

これらのアイテムは、10月より公式オンラインストアにて販売予定となっているそう。その前に、9月19日(土)~20日(日)には渋谷のレストラン「Sta.(エスティーエー)」で展示販売会も実施。またクラウドファンディングサイト「Makuake」にて、9月29日(火)まで10%オフで限定販売されています。アイテムは残り少なくなっていますが、支援には特別試着会や新商品会議への参加など変わったプランも用意されていますよ。

ファッションを通して社会問題を解決するブランド

社会問題を提示しながら解決する「服のかたちをしたメディア」となることを目指しているというcoxco。今回は「廃棄残布問題」にスポットを当てていますが、今後もシリーズごとに異なるテーマを設け、再生素材や残布を用いた服を作っていこうとしています。ファッションを楽しみながら社会問題に触れ、自然と解決に貢献できる。そんな新しいブランドから、これからも目が離せません。

photo / coxco

coxco(ココ)

https://coxco-official.com/

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