その時期の旬な果物でつくるジャム&焼き菓子を買いに、週末は「Chipakoya」へ行こう

土日になるとさまざまな場所で行われているフリーマーケットやファーマーズマーケットなどのイベント。その出店者の中でも、手作りジャムや焼き菓子が大人気のお店が今回ご紹介する「Chipakoya」。“できるだけ手をかけない”という素材の味を活かした人気商品のヒミツを取材しました。
 Emmy Ishida

ブログからはじまった「Chipakoya」の活動

「Chipakoya」は静岡に住む藤浪さんご夫婦が営む、ジャムや焼き菓子を中心としたお店です。平日は商品の仕込みをしていて、週末にイベントやご自身たちが“基地”と呼んでいるお店で販売を行っています。実は、このお店を構えたのは3年前のことで、それまではイベントを中心に活動されていたそうです。
「『Chipakoya』をはじめて9年ほどになりますが、もともとは妻が趣味でやっていたパンブログがきっかけなんです。徐々にフリーマーケットに出店するようになり、次第に出店回数が増えていき、今のような形になりました。」と、語る藤浪さん。現在もイベントに参加されることも多く、イベントでお店を知った方が、店舗に来店されることも少なくないそうです。

ジャムは試食して購入できます

「Chipakoya」の主力商品は、なんといってもジャム! 梅やいちご、レモンなど、その時期に採れる旬のものがたっぷりと使われています。中には「レモン&こしょう」など、ちょっとユニークな組み合わせのものも。種類は時期によって異なりますが、だいたい10種類ほど用意されています。すべて試食可能なので、お店に足を運んだ際にはぜひお試しあれ!

種類豊富な焼き菓子たちにメロメロ

その他、イベントでも人気のドーナッツや焼き菓子も販売されています。店内には8名ほどのイートインスペースもあるので、コーヒーを飲みながらその場でいただくのもおすすめです。店舗の近くには公園もあり、テイクアウトして外で食べるのもピクニック気分が味わえて楽しそうですね。

その名も「氷屋Chipakoya」が今年も登場

さらに、夏季限定でかき氷の販売も。ジャムづくりの応用でつくられたシロップがたっぷりかかったかき氷は、ひとくちでその味の虜に。フレーバーは「いちご」「レモン」のほか、「もも」や「プラム」なども構想しているとか。その時期に出回っている果実でつくられるので何があるかは、ぜひ“基地”で見つけてみてください。

自分たちの目の届く範囲で無理しすぎないように

「できるだけ手売りをしたいと思っています。自分たちの目の届く範囲で無理しすぎないように」やさしく語りかけるようにお話してくれたオーナーの藤浪さん。その思いから「Chipakoya」の商品は、イベントや店舗での販売を続けています。イベントにもたくさん出店されていますが、今年の5月にはバスツアーも行われました。長野県松本市で毎年行われる「クラフトフェアまつもと」に合わせて企画されたバスツアーは、たくさん方のが参加されたそうです。来年の開催は未定ですが、前向きに検討中とのこと。実施の際は私もぜひ参加したいと思います!

そして、今年の夏も各地で開催されるイベントに出店されるそうです!「7月16日は『Village 』(三島市立公園 楽寿園)、17日『雑司が谷 手創り市』(鬼子母神 大鳥神社)に参加します。さらに、8月20日には、東京板橋にある「1 ROOM COFFEE」さんで、氷屋Chipakoyaを1日限定で出店予定です!」(藤浪さん)。お近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

Chipakoya
住所:静岡市駿河区稲川2丁目9-8 1F
営業日:第2、第4 土・日・月
※臨時休業あり、来店時はオフィシャルサイトにて要確認

http://chipakoya.com/

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