身に着けることで完成する磁器土のアクセサリー
「a ka ri」は、磁器土を素材とした焼き物のアクセサリーのブランド。焼き物の名産地として知られる岐阜県で、佐藤朱理さんがデザインから制作までを1人で手掛けています。シンプルなモチーフを繋ぎ合わせたような作品の数々は、身に着けることで完成する美しさを目指しているのだそう。まるでアート作品のような不思議なオーラを放ち、自然と目で追いかけてしまうような存在感があります。
中でも私が惹きつけれられたのは、白い素地の土に透明の釉薬をかけて焼く白磁のイヤーアクセサリーです。土の塊をランダムに切った断面にベージュやグレーの色を塗り、薄く伸ばしたものを手で細かに形作り焼き上げるので、それぞれ異なる形と模様のアクセサリーができあがります。
写真では大理石のような冷たい印象を受けるかもしれませんが、実物は白磁のソフトな乳白色がどこか温かみを感じさせます。触れてみるとすべすべとしていて、想像以上に軽やか。
写真では大理石のような冷たい印象を受けるかもしれませんが、実物は白磁のソフトな乳白色がどこか温かみを感じさせます。触れてみるとすべすべとしていて、想像以上に軽やか。
白磁と真珠がソフトで上品
「stick pearl earrings」は、5cmほどの筒状の白磁に本真珠を組み合わせたもの。マットな白磁と深みのある艶を放つ真珠がそれぞれの質感を引き立てあいます。やわらかで上品な雰囲気のイヤリングは、パーティーシーンなどにも華を添えてくれそう。
浮遊感のあるピアスは大きくても軽やか
細長い棒が2本並んだような「between earrings long」は、実は白磁の真ん中にアクリルが挟まれています。7cmと大ぶりですが、着け心地も軽く、どこか繊細な雰囲気を感じさせるピアスです。
着けたときの姿が個性的な、ちょっと珍しいピアス
こちらの「between earrings enn」も、アクリルを真ん中に挟んだ丸いピアス。直径1.5cmで小さめサイズです。身に着けると耳たぶの前に円が縦についたような形となり、その独特な着用姿に思わず目がくぎ付けに。シンプルな服装もぐっと印象的に仕上げてくれますよ。
印象の異なるさまざまな作品
白磁のシリーズには、イヤーアクセサリー以外にも珍しい形の指輪やネックレスがあります。Instagramには、雰囲気の異なるさまざまなアクセサリーが並んでいるので、心惹かれるものがきっと見つかりますよ。
名古屋にある「pieni huone」や東京のワタリウム美術館のミュージアムショップ「On Sundays」など、各地のお店やギャラリーなどで販売もされているので、実物を見てみたいという方はホームページで取扱店をご確認ください。
さりげなくも特別な存在感のあるイヤーアクセサリーを、冬の装いに加えてみてはいかがでしょうか。
名古屋にある「pieni huone」や東京のワタリウム美術館のミュージアムショップ「On Sundays」など、各地のお店やギャラリーなどで販売もされているので、実物を見てみたいという方はホームページで取扱店をご確認ください。
さりげなくも特別な存在感のあるイヤーアクセサリーを、冬の装いに加えてみてはいかがでしょうか。
photo / a ka ri
a ka ri
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