簡単にマネできる!溜まる「ポリ袋・ゴミ袋」は放り込み収納でも一発取り出しできる

コンビニやスーパーなどでもらえるビニール袋が有料化され、以前よりもビニール袋は溜まりにくくなったかもしれません。でも、ゴミを捨てるために袋は必要で、いつか使うかもと何となく溜め込んだままになっていませんか。我が家でも実践するビニール袋・ポリ袋の収納アイデアをご紹介します。
 伊藤美佳代

袋の用途をイメージして持つ

ビニール袋は、自治体指定のゴミ袋、または45リットルの大きな袋、取っ手がある大小のビニール袋やポリ袋など種類は様々。今の暮らしの中でどんな時にどの大きさのビニール袋を使うことが多いでしょうか。それぞれ袋の用途がイメージできると、量や収納法もどんな風にすると使いやすくなるか決めやすくなります。
ちなみに我が家では、このように使っています。

・自治体指定ゴミ袋→燃えるゴミ・プラゴミ・燃やさないゴミ
・大小の取っ手があるビニール袋→ペットボトルや缶、その他のゴミ箱用
・ポリ袋→生ゴミやペット用

これらのビニール袋をまとめて無印良品の引き出しにざっくり畳んで収納しています。

1.自治体指定のゴミ袋は袋から出す

まずは、自治体指定のゴミ袋から。最近は指定ゴミ袋でのゴミ出しも多くなってきています。袋の種類も「燃えるゴミ」「プラゴミ」「燃やさないゴミ」などに分けられ、サイズも5〜40リットルまであるなど、ゴミの量やゴミ回収の回数によっても袋のストック量は変わってくると思います。
我が家では10枚1セットで販売されている各種ゴミ袋を、無印良品のポリプロピレンケース引出式ハーフ・深型を活用して各種ゴミ袋を1セットずつ袋から出して収納しています。引き出しを開けたらサッと取り出せます。

袋のサイズはゴミ箱の大きさに合わせるとストック量も決めやすくなります。我が家は容量約30リットルのゴミ箱なので、燃えるゴミとプラゴミ袋は20リットル、燃やさないゴミは10リットルと決めて、各ゴミ袋を1つの引き出しにまとめて収納しています。もし他のサイズの袋もストックしておきたい場合は、使用頻度や種類で引き出しを分けて収納するのもおすすめです。また、ゴミ箱近くにゴミ袋を収納しておくとゴミ出しの動作もとてもラクになります。

2.スーパーのビニール袋は引き出しに収まる範囲で

スーパーのビニール袋は意識していないと、どんどん溜まっていきます。「この引き出しにおさまるだけ」など量を決めて持つようにしてみましょう。新たにビニール袋が入ってきても溜めこみ過ぎないようになります。
我が家では取っ手付きビニール袋は2週に1度のペットボトル・缶のゴミ回収時に使用するくらいで量はあまり必要ないので、引き出し(無印良品のポリプロピレンケース引出式ハーフ・浅型)におさまる分と決めています。
増やさないための工夫として、週一回の生協宅配時に1〜2枚をもらい、おさまらない分は配達時のリサイクル回収で戻しています。

また、収納時は畳んでスッキリ見やすいようにするのも一つの収納法ですが、写真のように畳まず丸めて、この引き出しに入ればOKといったくらいのざっくり収納も簡単でおすすめです。

3.ポリ袋は消耗品ケースに入れる 

スーパーでもらうポリ袋は、mon・o・toneキッチン消耗品用ケースに丸めて収納しています。また、料理用としても使える高密度ポリエチレン袋は購入時の袋のままケースに収納しています。どちらも出し入れが楽にできる方法。収納場所はポリ袋をよく使う、シンク下の引き出しに収納しています。

4.ゴミ箱内に直接収納

ゴミ箱にビニール袋を引っ掛けて使っている場合は、写真のようにゴミ箱の底に袋を収納しておくのもおすすめです。
ゴミ出しの度に新たなビニール袋を持って掛け変える手間もなく、サッとゴミ捨てができます。

5.紙袋は枠におさまる範囲で収納

ビニール袋ではないですが、ゴミ袋(雑紙ゴミ用)として使うことが多い紙袋の収納についてもご紹介します。写真はニトリのNインボックスたて型ハーフに、このボックス内に入るだけの量と決めて紙袋を収納しています。枠が決まっていると増え過ぎ防止にもつながります。
ビニール袋は意識しないと、いつの間にか家中のあちこちに溜まりやすくなるアイテムの一つです。まずは「使う場所の近くに定位置を作る」そして「枠を決める」ぜひ実践してみましょう。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

ハウスキーピング協会認定
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター

instagram @ito_mikayo

ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」

http://mikayo-ito.jugem.jp

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