新潟県五泉市発。これからの装いが軽やかに華やぐポンチョブランド「mino」

コートよりも気軽に着られて、カラーバリエーションも豊富なアイテムが欲しい。そんなワガママに応えてくれるのが、ポンチョブランド「mino」です。今シーズンは、スタイリッシュなポンチョをファッションに取り入れてみませんか。
 酒井 牧子

シンプルなのでアレンジいろいろ

minoは、冬の雪国で使われてきた蓑(みの)から発想し生まれました。シンプルな四角い形をベースにスリットが入り、かぶったり羽織ったりできるポンチョがそろっています。着る人の工夫によって表情が変わるのが魅力の一つで、たとえばボートネックのかぶりタイプは、くるっと90度回転させるとVネックになります。スヌードや留め具とのコーディネートも自在で、アレンジがいろいろ楽しめますよ。
モチーフとなった蓑は、雪の日や農作業のとき、いつでも誰でも手軽に活用していたものです。その一方で、華やかな装飾が施されてハレの日に使われることもありました。
minoも同じように、シンプルならではの手軽さやアレンジの楽しさ、いろいろなシーンで使える多様さを大切にしています。

ニット専業メーカーの技術や設備を生かしたファクトリーブランド

minoがつくられているのは、一大ニット産地として知られる新潟県の五泉市です。製造を手掛けるのは、有限会社サイフク。1963年の創業以来、高品質な“made in Japan”を生み出しています。
「50年以上にわたりニットを作り続けてきたノウハウを活かして、直接お客さまにアイテムを届けるオリジナルブランドを展開したい」。そんな想いを胸に、ニットの特徴や地域の歴史を見直し、形にしたものが“新しい日本の蓑=ポンチョ”だったのです。
ニット生産のすべてに目が届くよう、社内での生産比率を90%以上まで高めた一貫体制をとり、クオリティの高い生産を可能にしています。
ファクトリーブランドとしてminoを立ち上げてからは、商品への反応を直接受けるようになり、スタッフの皆さんは良い刺激を受けて、作り方や品質への意識が高まったそうです。

雪景色にも映えるカラーバリエーション

ニット製品と聞くと秋・冬物だけと思いがちですが、minoは季節を問わず、春・夏物もラインナップがあります。異なるのは、その素材。春・夏物は、吸水・発散性に優れ、清涼感の楽しめるリネンのほか、柔らかな肌ざわりが特徴的なオーガニックコットンなどが使われています。また、秋・冬物には、ウールとレーヨンの混紡や、メリノウール、貴重なベビーアルパカなどが使われています。
その年のコレクションによってカラーバリエーションは異なりますが、基本的には身に付けて楽しいポップな色が多いのが特徴です。
秋・冬の装いは、どうしてもダークカラーが多くなりますが、minoの冬アイテムは、雪の中で映えるカラーバリエーションになっています。タウンはもちろん、冬の旅先でも重宝しそうですね。

お気に入りのminoと長く付き合うために

mino はシンプルなつくりだからこそ、畳んでひもで結ぶだけで手軽に持ち運びができ、オフィスやタウン、リビング、トラベルなど様々なシーンで活躍します。
お手入れについては、天然繊維が多いので、取り扱いのケアラベルによく注意をして、時々生地を休ませてあげるようにしましょう。使い勝手の良いアイテムほど出番が多くなり、引っかけやほつれなどができてしまいがち。もし、キズや汚れが出来てしまった場合は、サイフクに相談すれば可能な限り補修してくれます。心強いですね。

「使い勝手がいいからどこにでも持って行ける」「カラーがきれいなので一枚上に着るだけでおしゃれになる」。minoを身に付けた人からは、そんな感想が届きます。なかには、使ってみて良かったのでプレゼント用に買い足したという人も。minoは、着る人のサイズが限定されにくいデザインなので、プレゼントにもぴったりです。

photo / mino

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