独特な色彩を表現する七宝焼きのアクセサリー
金属製の下地の上に融けた釉薬が独特な美しい色彩を生み出す七宝焼きは、古くから伝わる技法のひとつです。そんな伝統的な技法を用いて、どこかあたたかみを感じる色とりどりのアクセサリーを展開している「Kenichi Kondo(ケンイチコンドウ)」。七宝作家の近藤健一さんが手掛けるアクセサリーのブランドです。
武蔵野美術大学を卒業し、その後七宝にのめり込んだという近藤さん。現在は埼玉県北本市の住居兼アトリエにて制作が行われているとのことです。アトリエにはアクセサリーを制作するための釉薬や工具がいっぱい。ここから生み出されるアイテムを少しだけご紹介します。
自由に揺れる「Hergarden」ピアス
円や楕円、六角形や三角形など、あらゆる形をランダムに組み合わせたフープピアスはコーディネートの素敵なアクセントに。色味がやさしいので派手になりすぎず、それでいて顔周りを華やかに彩ってくれるようなさりげない存在感を放ちます。歩くたびにそれぞれのパーツが自由に揺れるのも魅力的な作品。
Hergarden pierce/28,000円(税抜)
Hergarden pierce/28,000円(税抜)
ぷっくり質感が愛らしい「Tiny」ペンダント
シンプルなワンポイントモチーフのペンダント。小ぶりなパーツからあふれ出しそうなぷっくり感がたまらなく可愛らしいですね。色使いもはっきりとしたワンカラー×ゴールドで、服装に合わせやすいアクセサリーです。例えば流行のワントーンコーデに、あえてペンダントだけ違ったワンカラーを持ってくるのもおしゃれかも。
Tiny pendant/28,000円(税抜)
Tiny pendant/28,000円(税抜)
側面や内側にラインを焼き付けた結婚指輪
「Kenichi Kondo」では、結婚指輪の制作も行われています。側面や内側に好みの色の七宝を焼き付けたデザインの、素敵な指輪です。現在店舗での販売はされていませんが、メールにてオーダーの相談を受け付けているそう。また、11月3日(木)~11月7日(月)に栃木県で開催される益子陶器市でも実物を展示予定なので、気になる方はぜひ秋の休日に足を運んでみてくださいね。
七宝焼きの魅力が詰まっています
手作りでひとつひとつ制作されている作品たちは、一点モノも多いとのこと。受注生産やオーダーメイドの注文も受け付けています。艶やかさと独特な色の出方が共存しているこの絶妙な質感は、七宝焼きならでは。また、「Kenichi Kondo」では、アクセサリーのみならず器なども制作されています。サイトに作品が掲載されているので、そちらもご覧になってみてください。七宝焼きの魅力的な世界をもっと覗いてみたくなるはずです。
Kenichi Kondo
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