掃除、全身洗いも洗剤は1本だけでいい。石けんで環境と私にやさしいシンプルな暮らしに

“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。「心地よく暮らせるシンプルエコライフ」が人気のシンプリストおまゆさん。なんと洗顔からちょっとした掃除など、ひとつの洗剤で行っているとのこと。なぜ洗剤を一本化したのか、その経緯や掃除への活用方法などを伺いました。
 シンプリストおまゆさん

洗剤を一本化したきっかけは肌トラブル

初めから洗剤を一本化していたわけでなく、洗顔やシャンプー、ボディソープ、お風呂用洗剤などそれぞれ用途にあったものを使用していました。

それを見直すきっかけになったのが、数年前に起こった肌のトラブルです。
年齢と共に体質も変わってきたのか、顔の毛穴の開き、髪の毛はパサつくのに頭皮はベタベタ…肌が強いのだけは自信があったので、とても驚きました。

抗うようにシャンプーや洗顔などに高価なものに投資してみたけど、改善は見られず。どれも効果は似たり寄ったりだなと感じるようになりました。

そこで私が考えた次の策は「足してもダメなら引いてみよう」です。

アイテム数も含まれる成分も、マイナスしてみた結果

化粧品売り場に勤めていた過去もあり、お手入れは念入りにしていました。
しかしお肌の状態は下降気味…

自分にとって何が良いか悪いか知るためにも、一度リセットを決意。化粧は洗顔だけで落ちるものに変えて、クレンジングをやめました。洗顔には、石けん成分だけのシンプル成分で作られているものを探しました。
同時に頭皮にトラブルがあったので、シャンプーも石けん成分のみのものに変更。お湯だけで洗髪する“湯シャン”の日も作りました。
(石けんと言っても固形だけでなく、写真のようにボトルで使える液体のものがあります)

そこで気がついたのは、「成分がシンプルなら、顔、身体、頭など、部位によって使うものを変えなくても良い!」ということ。
この時が私の石けんの素晴らしさとの出会いでした。

肌トラブルが気にならなくなり、石けんの万能さを知る

そんなわけで始まった石けんと共に暮らす生活。

切り替えた当初は“保湿もマイナスする”という指針も掲げていたので、一時期は乾燥で逆にトラブルになりました(極端すぎたなと反省です)。その後保湿クリームなどを抜き差ししながら冬を越すと、いつの間にやら何もしなくても乾燥が気にならなくなっていました。
悩んでいた毛穴の開きや頭皮のベタつきも改善、キレイな人がいうような「何もしてないよ」という意味が分かってきた気がしました。

石けんをボディだけでなく、家事でも使用するように

その後、シンプルな成分だからこそ、その他の用途にも使えると知り、どんどん使用範囲を拡大していくように。

キッチンではハンドソープや食器洗いを一本で済ませられるので、物も減ってスッキリしました。

ミヨシ石鹸「せっけん泡のボディソープ」を使ってます

活用しているのは、ミヨシ石鹸「せっけん泡のボディソープ」。
この“泡で出てくる”というのがポイント。洗顔も身体洗いも泡立て不要で、手で洗えて楽ちん。
発見だったのは、シェービングに活用できること。夫は朝の髭剃り時、これを使っています。洗面所のアイテム数も激減してスッキリ。

濃度が高いので、浴室以外で使われるときは少し水を足す方もいるようです。

ついで掃除に大活躍

1:洗面所の掃除

泡で出てくることが便利なのは、身体に使う時だけではありません。
まず洗面所。私は朝の身支度ついでに、洗面所もお掃除。手に泡をつけて擦るだけで、キレイになりますよ。

2:浴室の掃除

そして浴室。
他にもお風呂の水栓なども、シャンプーのついでなど、手についた泡で擦ります。
特別な掃除をしなくても、日々の暮らしのちょっとしたひと手間でお家はキレイに保てます。

3:キッチンの掃除

キッチンもフルで活用。シンクのついで掃除はもちろんのこと、食器洗い、ハンドソープにも使っています。

洗剤を一本化したことで得られた効果

用途別・人別に分けなくてよくなった

今までなら、お風呂用、キッチン用などに分けていた洗剤。
顔・身体用はもちろん、私用・夫用などが存在していました。これまでの私なら「赤ちゃん用」も買い足していたと思います。
昨年末に新しい家族が増えましたが、子どもの体を洗う時も、子どもが口にする食器を洗う時も、全部これ一本です。
成分がシンプルでやさしいものなら、用途別・人別に分ける必要もありませんでした。

買い物に行く手間が省けてお財布にもやさしい

これってやさしい選択だなって改めて感じています。

・赤ちゃんに使えるほどやさしい
・だから私にもやさしい
・生分解されるから環境にもやさしい
・買い出しの手間が減って主婦にも主夫にもやさしい
・節約になるからお財布にもやさしい

やさしいからと言って、汚れ落ちが残念ということはありません。むしろしっかり落としてくれると感じています。

大掃除をしなくなり、マメに掃除する私になった

とあるお掃除本で読みましたが、洗剤をたくさん持っている人ほど掃除が苦手というデータがあるそうです。
洗剤がこれ一本になった私は、ついでに掃除をすることに目覚め、汚れる前に掃除をする習慣が身につきました。

そして何より嬉しいのが、やさしい原料の肌を洗う石鹸なので、肌トラブルの心配もなく、思い立ったときに掃除ができるようになりました。


・素手で使えない
・泡残りに神経質になる

この辺りって実はプチストレスになっていて、掃除を遠ざけていたようです。

また思ってもなかった効果は、お風呂の排水溝が汚れにくくなったこと!
以前までのシャンプーやボディソープを使っていた時は、ヘドロ汚れがすごくて、掃除が嫌でした。
今は水アカと少しぬめりを感じる程度なので、毎日掃除しています。お風呂上がりに湯船の中で、手で擦る程度でキレイになるんですよ。


皆さんもまず自分にやさしい暮らしを心がけてみませんか。きっとそれは他者にも、地球にもやさしいにつながるはずです。

<シンプリストおまゆさんの使用アイテムはこちら>
ブランド名:ミヨシ石鹸
商品名:無添加せっけん 泡のボディソープ5L
価格:4,400円(税込)

※食器洗い・掃除の使用について
用途外の使用なので積極的には勧められていません。
洗い流す使用目的であるのと無添加せっけんなので、極端な支障をきたすことは考えにくいですが、お試しの際は十分なご注意の上行ってください。
わたしから身近な人、そして地球へ。
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シンプリストおまゆさんがバトンをつなぐ方は、ミニマルな暮らしぶりが人気な__minimal.igさんです!

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シンプリストおまゆさん

シンプリストおまゆさん(@omau3home)

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