お正月のしめ縄飾りを家で作れる。「京都職人オンラインワークショップ」

京都の伝統工芸を活かした製品を展開する「Whole Love Kyoto(ホールラブキョウト)」では、京都の職人さんによるオンラインワークショップを行っています。12月に行われるのは「しめ縄」づくり。家にいながら京都の工房の空気を感じ、年末年始に飾れる貴重なものづくりを体験してみませんか?
 

京都の伝統工芸を体験できる、オンラインのワークショップ

どんどん新しい流行が生まれ変化していく世の中で、変わらずに古いものを大切に残し続ける京都。「Whole Love Kyoto(ホールラブキョウト)」は、その伝統工芸に光を当ててイノベーションし、新たなものを制作しているブランドです。京都市左京区のスタジオ内に店舗スペースも構えています。

最近では新しい取り組みとして、 「あなたの『場所』を京都に」をコンセプトとした「京都職人オンラインワークショップ」を開催。参加者は家にいながら、普段立ち入ることのできない京都の工房内の様子を知り、職人の製品づくりを見学し自分でも体験することができます。
まだ新型コロナウイルスの影響で遠出がしづらい今、実際に訪れることができなくても京都を身近に感じられるもの。全国各地の人々が伝統工芸の存続に貢献することもできる取り組みです。

藁細工作家さんから教わる「しめ縄」づくり

次回12月12日(土)に開かれるワークショップのひとつは、「しめ縄」づくりです。Web会議サービスの「Zoom」で職人さんやほかの参加者の方々とつながり、新年を迎える際に玄関や床の間などに飾るしめ縄を藁から作ることができます。

講師は藁細工作家の藤井桃子さん。生まれ育った京都の山里、花背(はなせ)を拠点に、藁細工の技術を用いたアクセサリーなどを制作している方です。
ワークショップでは制作以外に、藁をつくるための稲作の工程や、藤井さんの工房内の紹介もしてもらえます。

事前に申し込みをすると制作キットが送られてくるので、自分で特別な道具などを準備する必要はありません。ワークショップ自体は1時間半ほどで、当日は移動時間もないので、忙しい方も気楽に参加することができますよ。
オンラインで一つひとつの作業を見せてもらいながら、自分の手も動かしていきます。わからないことがあれば質問もしてみましょう。
作業に没頭している間はいつもの日常から離れられ、京都の工房で実際にものづくりをしているような気分になれるはず。作り終えたら大きな充実感とが得られ、しめ縄を飾れる年末が楽しみになりそう。

しめ縄 オンラインワークショップ
申し込み締め切り日:12月2日(水)
実施日:12/12(土)
1部 10時30分〜12時00分
2部 13時30分〜15時00分
各7,800円(税別)

京都の工芸品に触れてみよう

同じ12月12日(土)には、京都に2人しかないという貴重な水引職人の1人から教わる「水引つきの箸袋」のワークショップもあります。それ以降も、漆のお箸づくりなどが予定されているとのことです。

これまでに参加した方たちからは、「一つひとつの工程をしっかり確認しながら進めることができ、オンラインでも楽しめた」「京都に行かなくても職人さんの貴重な話を聞くことができ、よい思い出になった」といった声が届いているそう。あなたもぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

作るのは苦手という方や、ワークショップへの参加は難しそうだという方も、オンラインショップで京都ならではのさまざまなアイテムを購入することができます。日本のことに目を向けたくなる年の瀬、Whole Love Kyotoを通じ、京都の伝統工芸に接してみませんか?

photo / Whole Love Kyoto

Whole Love Kyoto(ホールラブキョウト)

https://wholelovekyoto.jp/

Shop in Studio
京都市左京区田中東高原町40
TEL:075-744-6152
営業時間:10:30~20:00
定休日:日曜

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