キッチンを使いやすく楽しい空間に。「見せる収納」が上手くいく5ステップ
料理をつくる人にとって、毎日長い時間を過ごすのがキッチン。そんな場所だからこそ、「お気に入りのモノ」に囲まれて過ごしたいと願う方は多いのではないでしょうか。今回は、食器や調理器具などを飾りながら「見せて収納」するアイデアを、5ステップに分けてご紹介します。
- 2020.6.27
- ライフスタイル
キッチンに立つ時間、好きですか?
あなたが今、キッチンに立つのが少し億劫と感じているなら、もしかすると使いづらさやインテリアに少しだけ不満があるのかもしれません。キッチンは、食材のストックだけでなく食器や調理器具など料理に必要なモノが溢れてしまう場所。十分な収納量がなければ、調理スペースを狭めてしまい、使いにくくなってしまうこともあります。
そこで見直したいのがキッチン収納。ですが、何から手をつけていけば良いのでしょう。
そこで見直したいのがキッチン収納。ですが、何から手をつけていけば良いのでしょう。
「隠す収納」があれば、すっきり空間を実現しやすい
まずは、「隠す収納」ですっきりとした空間をつくるのが大切。食材や食器などを収納する部屋「パントリー」のように大容量の収納があれば申し分ありません。
ですが住宅事情によって、パントリーのような大容量の収納がない場合もありますよね。そんな時には、備え付けの扉付きキッチンキャビネットや引き出し収納を上手に使って「隠す収納」を徹底してみてください。たとえば、細々としたモノをまとめておける仕分けボックスなどを使えば、高さや奥行きを無駄なく使えます。中身がわかるようラベリングしておけば、一目瞭然です。
ですが住宅事情によって、パントリーのような大容量の収納がない場合もありますよね。そんな時には、備え付けの扉付きキッチンキャビネットや引き出し収納を上手に使って「隠す収納」を徹底してみてください。たとえば、細々としたモノをまとめておける仕分けボックスなどを使えば、高さや奥行きを無駄なく使えます。中身がわかるようラベリングしておけば、一目瞭然です。
キッチンカウンターを、モノの「見せ場」に
キッチンカウンターは、まさにモノの「見せ場」。デザインの良い調理器具などを飾りながら見せて収納するのにぴったりなので、キッチンインテリアをおしゃれに演出したい方は使い方にこだわってみてください。
カフェ風にしあげるなら、キッチンカウンターに手書きのメッセージボードを置いたり、ティーコーナーをつくったりするのも素敵。生活感の出る細々としたモノは、ナチュラル素材のカゴなどにまとめてファブリックを掛けておくと、すっきりとした印象を保てます。
それでは、具体的に「見せて収納」するアイデアを見ていきましょう。
カフェ風にしあげるなら、キッチンカウンターに手書きのメッセージボードを置いたり、ティーコーナーをつくったりするのも素敵。生活感の出る細々としたモノは、ナチュラル素材のカゴなどにまとめてファブリックを掛けておくと、すっきりとした印象を保てます。
それでは、具体的に「見せて収納」するアイデアを見ていきましょう。
「見せて収納」が上手くいく5ステップ
ステップ1:よく使うアイテムをピックアップ
見せる収納は、「モノの厳選」ができていなければ始まりません。キッチンは、好みのインテリアなだけでなく、使いやすさも大切なポイントです。そこでやっておきたいのが、「よく使うアイテムのピックアップ」。多くのモノのなかから、「1軍」となるアイテムを選び取ります。その後、適材適所の位置にモノを配置していきましょう。
たとえば、調理で頻繁に使うトングやターナーなどは、デザインの良いアイテムにこだわり、ワークトップに立てて収納してみては。使いやすいうえに、インテリアとしてもアクセントになりますよ。
たとえば、調理で頻繁に使うトングやターナーなどは、デザインの良いアイテムにこだわり、ワークトップに立てて収納してみては。使いやすいうえに、インテリアとしてもアクセントになりますよ。
ステップ2:色を使い過ぎず、統一感を
見せる収納を引き立てるためには、すっきりとした空間づくりを意識したいところ。清潔感を演出する白で統一されたキッチンなら、お気に入りの雑貨がより映えます。
キッチンの壁など大面積を占める色、キャビネットなどに使う中面積の色、雑貨などに使う小面積の色を意識しながら「3色以内」にまとめると、バランスよくしあがります。小面積にあたるキッチン雑貨はアクセントになるので、お好きな色を自由に取り入れてみてはいかがでしょうか。
キッチンの壁など大面積を占める色、キャビネットなどに使う中面積の色、雑貨などに使う小面積の色を意識しながら「3色以内」にまとめると、バランスよくしあがります。小面積にあたるキッチン雑貨はアクセントになるので、お好きな色を自由に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ステップ3:調味料や食材は容器に移し替える
サイズ違いのキャニスターに食材を入れたり、調味料を同デザインのガラス容器などに移し替えたりと、そのままではパッケージに個性があるモノも統一感のある容器を使えば立派なディスプレイに。キッチンカウンターなどに並べておくだけで、カフェインテリアのような雰囲気を演出してくれます。
ステップ4:使いやすく美しい「ハンギング収納」
ハンギング収納とは、「吊るす」収納のこと。狭いキッチンでも、空間を有効活用できると人気の収納スタイルです。デザインが素敵なフライパンや、調理ツールがインテリアとして生かされるだけでなく、モノが出し入れしやすいため家事効率もアップするはず。
またお気に入りのマグカップやグラスなども、キッチンカウンターなどに飾りながら収納すると素敵です。マグカップツリーやグラススタンドを使えば、掛けて収納できて便利。食器棚にしまい込んでいるお気に入りがあれば、ぜひ見せて収納してみてください。
ほかにも、鍋敷きやミトンなどファブリックアイテムも、お気に入りのデザインにこだわってハンギング収納に。アートを飾っているように素敵なキッチンインテリアにしあがりますよ。
またお気に入りのマグカップやグラスなども、キッチンカウンターなどに飾りながら収納すると素敵です。マグカップツリーやグラススタンドを使えば、掛けて収納できて便利。食器棚にしまい込んでいるお気に入りがあれば、ぜひ見せて収納してみてください。
ほかにも、鍋敷きやミトンなどファブリックアイテムも、お気に入りのデザインにこだわってハンギング収納に。アートを飾っているように素敵なキッチンインテリアにしあがりますよ。
ステップ5:生活感を和らげる「インテリアグリーン」
キッチンインテリアにみずみずしさと、優しい雰囲気を運んでくれるのがインテリアグリーン。キッチンカウンターやダイニングテーブル、オープン棚など思い思いの場所に飾ってみてください。生活感をほどよく和らげながら、おしゃれ感を演出するインテリアグリーン、見せる収納にはぜひプラスしたいアイテムです。
ほかにも、ハーブやミニ野菜などをキッチンで栽培するのも素敵。目で楽しむだけでなく料理に使うこともできるので、一石二鳥です。
ほかにも、ハーブやミニ野菜などをキッチンで栽培するのも素敵。目で楽しむだけでなく料理に使うこともできるので、一石二鳥です。
「見せる収納」で、自分らしく素敵なキッチンに
見せる収納で使いやすさと自分好みのキッチンインテリアを実現すれば、料理をする時間がもっと楽しくなりそう。あなたもぜひ、しまい込んでいたお気に入りのキッチン雑貨をピックアップして「目に触れる」場所に置いてみませんか。きっと豊かな暮らしの風景が広がることでしょう。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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