運動しなくてもスタイルアップが期待できる。正しい姿勢をキープ&足をもむだけ簡単ダイエット
なかなかお肉が落ちないお腹周りや脚。その悩みを解消するなら運動が大事とはわかっていても、きついトレーニングは続けられないという方もいますよね。それでも大丈夫。ハードなトレーニングをしなくても身体の引き締めを目指すことができる方法を、2冊のダイエット本からピックアップしてご紹介します。
- 2020.5.16
- コスメ・ビューティー
立った状態でお尻や脚の引き締めが目指せる姿勢
まず最初のダイエット方法は、TVや雑誌で活躍中するボディメイクトレーナー、久嬢(くじょう)由起子さんによる「コア締めダイエット」です。コアとは中核を意味し、このダイエットでは肛門まわりの筋肉「肛筋」を指しています。正しい姿勢を取り肛門に力を入れれば、肛筋が鍛えられてお腹のたるみ対策になり、お尻や脚も引き締めることができるのだそう。
久嬢さんの書籍『見るだけでやせる コア締めダイエット』から、肛筋を鍛えるための正しい姿勢をご紹介します。
久嬢さんの書籍『見るだけでやせる コア締めダイエット』から、肛筋を鍛えるための正しい姿勢をご紹介します。
立っているときの正しい姿勢
- 1頭の先まで肛門をグッと引き上げるようなイメージで立ちます。このとき、背中は肩甲骨同士をリボンでキュッと結ぶイメージで内側へ引き寄せてください。
- 2鎖骨は左右遠くに向かって引き伸ばします。耳から肩を遠ざけることで背筋が伸びやすくなるでしょう。
- 3肛門はキュッと締め、肛筋が背骨を通って上に向かっていくイメージで引き上げます。
- 4体重は足裏の真ん中に乗せ、脚は床に対してまっすぐにします。
デスクワーク中に意識したい、座っているときの正しい姿勢
普段の生活のなかでは、立っていることだけではなく座っていることも多いですよね。特にデスクワークの方は長時間椅子に座ったままになり、猫背などになりやすいもの。正しい姿勢を心がけ、1時間に1回肛筋を締めることを意識するなどの工夫で血行を促し、すっきりとした身体を目指しましょう。
座っているときの正しい姿勢
- 1立っているときと同様に、鎖骨は左右に伸ばします。
- 2骨盤は座面に対して垂直になるように意識します。
- 3肛筋は頭まで一直線に締め上げるイメージをもちましょう。
老廃物を押し流して脚をすっきりさせる方法
続いては、脚の太さにお悩みの方に特に注目していただきたいダイエット方法。「足健道(そくけんどう) さと足ツボ療術院」の院長・田辺智美さんが提案している「足もみ」です。
田辺先生によると、脚が太ってしまっているのは、脂肪ではなく老廃物が溜まっていることが原因。脚をもむことで血行を促し、代謝を上げて老廃物を排出できれば、美しい脚が目指せるのだそう。
その方法を掲載している書籍『もむだけ美脚ダイエット』から、足もみの実践方法をご紹介します。
田辺先生によると、脚が太ってしまっているのは、脂肪ではなく老廃物が溜まっていることが原因。脚をもむことで血行を促し、代謝を上げて老廃物を排出できれば、美しい脚が目指せるのだそう。
その方法を掲載している書籍『もむだけ美脚ダイエット』から、足もみの実践方法をご紹介します。
「太もも」の足もみのやり方
- 1ひざ上から脚のつけ根(そけい部)に向かって、両手の親指で押します。指幅分ずつずらし、痛気持ちいい圧で押して往復してください。中央だけでなく、外側、内側も骨に沿って同じように押しましょう。ポイントは骨に沿って押すこと。1プッシュは1秒程度が目安です。
- 2太ももの裏側を、ひざ裏からお尻のつけ根に向かって、両手の中指と薬指で痛気持ちいい圧で押して往復します。外側、内側も同様に行ってください。
- 3ボディクリームを手に取り、ひざ上から脚のつけ根まで、老廃物を押し流すイメージで指を滑らせます。中央、外側、内側の順に3列を3回ずつ行いましょう。
- 4ひざ裏からお尻のつけ根に向かって、両手中指と薬指で太ももの裏側をスライドさせ、老廃物を押し流します。ひざ裏からお尻のつけ根に向かって、3列を3回ずつ行ってください。
姿勢を意識したり、足をもんだりといった方法で、ダイエットをすることができるのですね。運動は苦手だという方も、自分に合ったやり方で、身体の引き締めを目指してみてはいかがでしょうか?
見るだけでやせる コア締めダイエット
刊行:西東社
価格:1,200円(税別)
もむだけ美脚ダイエット
刊行:産業編集センター
定価:1,200円(税別)
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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