さまざまな質感の違いを楽しむ。「TASINAMI」のシンプルな革バッグ

バッグやお財布に使われる本革。シワの入ったシュリンクや起毛のヌバックなど、種類によって質感が大きく異なり、どう選んだらいいんだろう?と悩む方もいるかもしれません。さまざまな種類の革を使いバリエーション豊富なバッグを展開している「TASINAMI」から、種類ごとの特徴とおすすめバッグをご紹介します。
 まどか

革のバリエーション豊富な日本製バッグ

Made in Japanにこだわった本革のバッグを展開している「TASINAMI」。トレンドを意識しつつも、シンプルなデザインのアイテムが多く、どれも革の質感を存分に楽しませてくれます。

中でも、さまざまな種類の革を用いてバリエーション豊富に作られているのが、手提げバッグです。革の種類によって、印象や使い込んだ後の経年変化にも違いがあるので、ぜひあなたに合ったものを見つけてください。

柔らかでありながら丈夫なシュリンク

初めて本革のバッグを手にする方におすすめしたいのが、細かなシボ(シワ)加工が施されたシュリンクレザーのバッグ。柔らかでありながら、キズや汚れがつきにくいので、気兼ねなく使えます。
こちらのバッグには、1920年創業のドイツ老舗革メーカー・HELLER LEDER社のレザーを採用。高級車の内装にも採用される素材は丈夫で色も変化しにくいという特徴があります。外出が多い方、旅行などで持ち歩きたい方にもぴったりです。

革ならではの経変変化が美しいタンニン鞣し

本革ならではの味を大切にしたい方は、タンニン鞣しレザーのバッグをセレクトしてはいかがでしょう。使い込むほどに柔らかく馴染んでいく、経年変化が最大の魅力です。
鞣しとは、動物の皮をバッグなどの素材として使えるように加工することを指します。その加工途中で化学薬品を用いることが多い中、TASINAMIでは植物の渋などに含まれる成分の「タンニン」を使用。使うごとに革が柔らかくなり、色艶が増します。表面が滑らかで上品なバッグは、オフィスなどのきちんとした場所で持ち歩くのもおすすめです。

きめ細かで手触りがソフトなヌバック

人とはちょっと違うアイテムを持ちたいという場合、一押しは起毛のヌバックレザー。起毛のレザーにはほかにスエードもありますが、それよりも毛足が短くきめ細かで、見た目も手触りもソフトです。
革の表側を目の細かい紙やすりで磨いて起毛させたレザーは、洗い加工によってクタッとした自然な風合いを演出。ちょっと珍しい質感のバッグは、パーティーシーンに合わせても浮かず、さりげない存在感を発揮してくれそう。

豊富な種類から、お気に入りのバッグを見つけて

ご紹介した手提げのバッグは、すべて縦長(M)と横長(S)の2つの形があり、多彩なカラーが用意されています。質の高い革を用いていながら、価格は1万円に満たないリーズナブルさもうれしいところ。複数そろえて気分で使い分けるのもおすすめです。

Leather Mini Tote各種
M 縦31cm×横26cm×マチ3.5cm 7,452円(税込)
S 縦18.5cm×横25cm×マチ3.5cm 5,292円(税込)

ほかにも、ヌバックのミニショッパーやソフトレザーのサコッシュなど、さまざまなバッグが販売されています。公式ホームページからオンラインショップへのリンクがあるので、ぜひのぞいてみてください。さまざまな革の種類とカラーリングの中から、きっと気に入るものが見つけられるはずです。

photo / TASINAMI

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