シンボルのゾウに釘付け!味噌屋さんが手掛ける人気店「喫茶ゾウ」に注目
喫茶店の名店が集まる京都に、新たに注目のお店が登場しました。その名は「喫茶ゾウ」。店内のいたるところにシンボルのゾウを見かける、一風変わった喫茶店です。もうひとつ驚きなのは、味噌屋さんが開いているお店だということ。開店に至った思いや、ゾウの由来についてお話しを伺ってみました。
- 2019.6.22
- グルメ・食
味噌屋さんが開いた喫茶店
今年4月、京都の今出川駅から15分ほど歩いたところに、レトロな雰囲気の喫茶店が開店しました。それが「喫茶ゾウ」です。
愛知県西尾市の味噌屋さん、「今井醸造」が営む喫茶ゾウ。代表の今井大輔さんは、2012年から味噌を使ったお弁当を作り、キッチンカーで「ぞうめし屋」として販売。その後、西尾市にぞうめし屋の実店舗を、名古屋市に喫茶店をオープンし、この喫茶ゾウは3店舗目になります。
「京都に喫茶ゾウを開いたのは、海外から訪れる方も多い場所だからです。日本の代表的な調味料であるお味噌を、たくさんの方に味わっていただきたいと思ったんです。」(今井さん)
「京都に喫茶ゾウを開いたのは、海外から訪れる方も多い場所だからです。日本の代表的な調味料であるお味噌を、たくさんの方に味わっていただきたいと思ったんです。」(今井さん)
肉味噌の旨みと卵がからむ人気メニュー
人気のメニュー「たまごサンド」は、ふわふわの厚焼きたまごと、肉味噌を挟んだサンドイッチ。肉味噌の中にほんのり香るからしマヨネーズが絶妙です。また、「トマト肉みそのオムライス」には、とろとろのたまごの上にさっぱりとしたトマトソースと肉味噌がたっぷり。卵に味噌の旨みが溶け込んだコクのある味で、ファンが多い一品ですよ。
溶かしバターたっぷりのあんバタートースト
喫茶ゾウだけの限定メニューもあります。「厚切り山型食パンのあんバタートースト」は、パン屋さんから届いた食パンを4センチの厚さにカットし、溶かしバターを塗ってからトースト。じわりとバターが染み込んだ表面に自家製のあんこをこんもりと乗せ、さらにその上からもバターを。甘さとしょっぱさのバランスがちょうどよく、訪れるたびに食べたくなってしまいます。
ゾウのクッキーが乗ったクリームソーダ
ドリンクも豊富です。これからの季節に頼みたいのが「クリームソーダ」。ブルー・ピンク・グリーンの3色があり、チェリーとアイスを乗せた上には、ゾウの形の手作りクッキーが。そのかわいらしいビジュアルに思わず写真を撮りたくなること間違いなしです。
家族を想う気持ちから生まれたお店
今井さんが味噌を使った料理を提供しようと思ったのは、結婚してお子さんが産まれ、食べ物の大切さを改めて感じたからなのだそう。国産の大豆とお塩にこだわり、余計なものを加えずに作っている今井醸造の味噌を、自ら料理にしてたくさんの人に届けることにしたのです。
ちなみに、店名などあらゆるところにゾウが見られるのも、お子さんがきっかけ。お子さんが考えた「ぞうめし屋」という名前を店名に採用し、ゾウのモチーフのロゴを作ったり、デザートにゾウのクッキーを添えたりするようになったそう。そんなエピソードを知ると、店内のゾウたちがどこか愛おしく思えますね。
ちなみに、店名などあらゆるところにゾウが見られるのも、お子さんがきっかけ。お子さんが考えた「ぞうめし屋」という名前を店名に採用し、ゾウのモチーフのロゴを作ったり、デザートにゾウのクッキーを添えたりするようになったそう。そんなエピソードを知ると、店内のゾウたちがどこか愛おしく思えますね。
喫茶ゾウでは、ご紹介したメニューのほかにも自慢の味噌煮込みうどんや、プリンアラモードなどもなども食べられます。京都に立ち寄った際には、ぜひ足を運んでみてください。
photo / 喫茶ゾウ
喫茶ゾウ
京都府京都市上京区中立売通室町西入三丁町440-3
営業時間:9:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:不定休
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