足踏みミシンで生み出される繊細な刺繍。春を感じる「nui+」のポーチ

思わずうっとりしてしまうほど、繊細な刺繍が施された「nui+(ヌイ)」のポーチ。独特な方法で生み出される刺繍は、手刺繍とも、電動ミシンによるものとも違った味わいがあります。その手法と、温かな世界観に触れてみてください。
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温かで繊細な刺繍が施されたアイテムたち

「nui+(ヌイ)」は、草花や動物モチーフの刺繍を施したポーチやアクセサリーを制作するブランド。小川亜衣さんが、デザインから制作までを手がけています。
ブランド名は、仕立ての「縫い」と刺繍の「繍い」を組み合わせてものづくりをしたい、という思いから名づけたのだそう。

nui+の大きな魅力は、その独特な刺繍にあります。
手刺繍よりも細く緻密な線。それでいて機械刺繍のように整いすぎておらず、程よく不均一で温かみが感じられます。この刺繍はいったいどのように生み出されていると思いますか?

実はこちら、足踏みミシンによって施されているのです。

足踏みミシンで草花を描く

主に和服の仕立てや修繕を行う和裁士であった小川亜衣さんは、足踏みミシンによる刺繍を独学で始めました。
そのほとんどに下絵や図案はなく、フリーハンドで絵を描くように頭の中のイメージを刺繍していくのだそう。

Instagramでは、実際に刺繍をする様子を動画で見ることができます。
下絵の描かれていない布の上で、リズム良く上下するミシンの針と、それに合わせた微妙な手の動き。点で絵を描いていくように針が進み、次第に絵柄が出来上がっていく様子に思わず息を呑みます。

春の風を感じる丸型ポーチ

こちらは「春風」と名づけられたポーチ。
淡い色調の糸で表現された花々は、春の柔らかな日差しの中で風に吹かれてゆらゆらと揺れているよう。愛らしいタンポポの綿毛も、ふわふわと飛んでいってしまいそうなくらい繊細に刺繍されています。
コロンとした丸型は、直径15cmほど。携帯用の化粧ポーチとして重宝しそうなサイズですね。

コントラストが目を引く小ぶりのポーチ

濃い色の生地に白い刺繍のコントラストが目を引く小ぶりのポーチ。ツートンカラーがシンプルで上品な印象です。
8cm×10cmというわずかな空間に刺繍された数種類の草花。丸い小さな粒が集まった花や、くるくると渦を巻いたような花びらなど、表現が使い分けられていて、こだわりが感じられます。
小ぶりなサイズなので、小銭入れやキーケースとして使えそうですね。

爽やかな色合いの巾着型ポーチ

今がちょうど開花時期であるミモザの刺繍が施された、巾着型のポーチ。
緑がかったブルーの生地に、ミモザの黄色が爽やかに映えます。葉の一枚一枚、花の一つひとつが見事に表現されていますね。
こちらは縦横6cmほどの可愛いらしいサイズ。印鑑などを入れて玄関先に置いておいたり、ドライハーブを入れてサシェとして使うのもおすすめですよ。

ポーチはどれもリネン素材が使われています。ナチュラルな風合いに優しげな印象の刺繍が好相性で、温かみの感じられるアイテムばかりです。

手仕事の魅力に触れてみて

現在、実店舗での扱いや通販はしておらず、不定期にイベントなどで行う対面販売にて商品を購入できます。詳細は公式HPやInstagramをチェックしてみてくださいね。

昔ながらの足踏みミシンによって生み出される繊細な刺繍。スピードや効率の良さが求められることが多い今、手間や時間を掛けたものの持つ魅力を改めて感じさせてくれます。忙しなく流れる日常の中で、nui+のポーチを手に取り、ほっと心を和ませてみませんか。

photo / nui+

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