ひび割れもデザインの一部。独特の表情に惹かれる「honopottery」の陶器のバングル

ひびが入ったような模様や凹凸、深みのある色…。独特のデザインや質感に目を奪われる、「honopottery(ホノポタリ)」の陶器のアクセサリー。存在感のあるバングルは、ちょっと暗くなりがちな冬のコーディネートの大きなポイントになり、大人な雰囲気を添えてくれます。
 ゆりか

個性と落ち着きを感じられる陶器のアクセサリー

「honopottery(ホノポタリ)」は、陶器でできたアクセサリーのブランド。奈良県生駒山の麓にある工房で、戸谷美穂さんが一つひとつ手作業で制作しています。
土を練って成形し、乾燥させたら低めの温度で素焼き。ヤスリがけなどの処理をしてから釉薬(うわぐすり)をかけて高温の窯で本焼き…と、細かな作業を経てできあがる作品は、どれも少しずつ異なった表情をしています。

例えばこちらのバングル。月のクレーターのような細かな凹凸や、釉薬の乗った部分の立体感と深みのある色に目を奪われませんか?ほかではなかなか見ないような独特のデザインでありつつも、温かみや落ち着きが感じられます。
今回ご紹介したいのは、このように存在感があり、大人の女性が楽しめるような美しいバングルの数々。腕を通す真鍮パーツも戸谷さん自らが彫金していて、ある程度、幅の調整ができるようになっています。手首にきゅっと沿わせたり、服の上から重ねて着けることもできますよ。

半月にくっきりと亀裂が浮かび上がる

半月のような大きなモチーフと不思議な模様が目を引く「陶と真鍮の貫入バングル」。貫入(かんにゅう)と呼ばれるひび割れのような部分に墨を流しこみ、亀裂をくっきりと浮かび上がらせたものです。同じデザインのものを作っても亀裂の入り方に一つとして同じものはない、一期一会のバングルです。
さらにこちらは、真鍮部分に手で紡いだシルク糸のフリンジを結わえたタイプもあります。ブラックやグレーのモノトーンの服装に合わせるとより大人な雰囲気に。

雪や雲のような真っ白なモチーフが印象的

「陶と真鍮のバングル(ホワイト)」は、真っ白い雪や雲のようにも見える凹凸のある大きな丸いモチーフが存在感抜群。こちらもフリンジの有無が選べます。ワインレッドやグリーンなどの深みのあるカラーの服装に合わせると、ホワイトのモチーフとフリンジが映えそう。ニットの上から着けてもおしゃれです。

ひび割れのあるブルーのモチーフが氷のよう

「陶と真鍮のバングル」は、よく見ると淡いブルーのモチーフにひびのような貫入が入っていて、まるで凍った水たまりや湖の表面のよう。濃いブラウンの釉薬が加わることで影があるような深みのある表情に。白い服と合わせたら、雪原と湖の光景…なんてイメージを楽しめそう。オーバーサイズのニットの袖からのぞかせれば、繊細さが際立ちます。

独特なアクセサリーの数々からお気に入り見つけて

honopotteryにはバングル以外にも、さまざまなデザインのリングやイヤーアクセサリーなどがあります。個性的でも落ち着きのある大人な表情の陶器のアクセサリーは、どれも冬の装いを特別なものにしてくれますよ。新作についてや取扱店舗への納品、イベントへの出展情報は随時Instagramに投稿されていて、購入に関する問い合わせもダイレクトメッセージで受け付けているとのこと。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

photo / honopottery

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