ロシアのおばあちゃんはかわいい。湯島の輸入雑貨店「nico」で出会うロシア服

わたしが初めて買ったロシア製品は、nicoおすすめの「ロシアのおばあちゃんの下着」でした。薄いコットン生地に花柄のプリント。これが何とも言えずかわいい!夏にワンピースっぽく着るのにぴったり。nicoのロシア商品はおばあちゃんアイテムが多く、どれも色合いと形が絶妙!つまりとっても“かわいい”のです。
 鍛冶 紀子

これがロシアのおばあちゃんの下着です

これがロシアのおばあちゃんたちご愛用の下着。その名も「サローチカ」。どうですか!?このかわいらしさ!独特の花柄プリントがたまりません。薄いコットン生地で、洗うとガーゼのようにやわらかくなります。

ひざ丈くらいなので(物によってサイズはまちまちですが)パンツとの相性がよく、腰回りも隠してくれるので体型カバーアイテムとしても便利。ロシアのおばあちゃんたちは恰幅がよいので、私たち日本人でも着れる小さいサイズを探すのは大変なんですって!

おばあちゃんのワンピースもかわいい

もう一つオススメのおばあちゃんウェアがこちら。ロシアのおばあちゃんたちがよく着ているというワンピース。ポップな花柄で前開きのシンプルな形。ボタンで止めるタイプ、カシュクールタイプなどいくつかバリエーションがあります。

着るとこんな感じです。ちなみにこれ、取材日に一目惚れしてお買い上げ!寒い時期はニットとやタートルネックと組み合わせて、暑い時期はこれ一枚でオッケイ。すでに1着持っていますが、洗うたびに風合いが増していい感じ。もちろん下にはサローチカを合わせるようにしています。

おばあちゃんの手編みです

続いてはファッション小物のご紹介です。この写真はnico店主の「ロシアのおばあちゃんコレクション」からお借りしたもの。街角でお買い物をするおばあちゃんの頭には、毛糸のショール「プラトーク」が巻かれています。

現在nicoにあるプラトークは、どれもとあるおばあちゃんの手編み。買い付けに行くたびに同じおばあちゃんから購入していました。ところが前回訪れた時、いつもの場所におばあちゃんの姿はなく、nico店主は心配しています。

細い毛糸で編まれたプラトークはまるでレースのよう。軽くて柔らかくて、頭から巻いてもよし。首に巻いてもよし。時にはひざ掛けとしても活躍してくれそうです。

ひとこと編集後記

nicoにはロシアやブラジルなど、私自身行ったことのない国々のモノがたくさんあって、立ち寄るのが本当に楽しいお店のひとつです。入り口を入るとすぐに階段があって、降りていくとそこは日本じゃないみたい。かと言ってどこの国でもない、不思議な空間が広がります。

今回見せていただいた写真「ロシアのおばあちゃんコレクション」はどれもこれもかわいくて、こんなおばあちゃんになりたい!と本気で思いました。しかし、近年はこうしたロシアらしいスタイルのおばあちゃんも減ってしまったそうです。仕方のないことだけど、ちょっと残念ですね。

photo / 鍛冶 紀子・nico

輸入雑貨店「nico」
〒113-0034
東京都文京区湯島4-6-12 湯島ハイタウンB棟103
TEL:03-5802-5463
営業時間:12時〜19時(月曜日・火曜日定休)
※祝日の場合は営業
※買い付け時は連休となります

http://nico-store.net/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連キーワード

関連特集