「ハレクタニ」で食卓に晴れやかさを。癒しとワクワクを届ける九谷焼の器たち

豪快で渋味のある色合いが特徴の伝統的な九谷焼を軽やかに表現した器ブランド「HAREKUTANI(ハレクタニ)」。美しい色合いと、心ときめく可愛らしいデザインが魅力です。今回は、ハレクタニの生みの親である北野陶寿堂の北野 広記さんにハレクタニに込められた思いや、おすすめの使い方をうかがいました。
 伊野 奈緒美

九谷焼を普段使いで楽しむ「ハレクタニ」

九谷焼を気軽に取り入れて欲しいという想いから、2017年に誕生した「ハレクタニ」。300年以上の歴史がある石川県の九谷焼は、作家さんの手描きにより繊細な絵柄がほどこされているのが特徴的。日本を代表する「色絵磁器」の一つとして、料理を美しく引き立てる重厚感が魅力です。

しかし、現代の食卓には、もっと暮らしに溶け込むようなデザインの器もあって良いのでは…と、九谷焼の和絵具と技術を使った、あざやかで軽快なハレクタニが生まれました。現代の暮らしに合わせた使いやすく美しい器は、毎日使いたくなるものばかり。早速、その魅力をご紹介していきましょう。

飽きずに使える楽しいデザインが魅力

筆者は、こちらの器を見つけたとき、何とも言えないワクワクした気持ちになりました。「これまでの九谷焼のイメージにない器で、サプライズを届けたいんです。」と北野さん。九谷焼の持つ繊細で豪華なイメージを、瑞々しい感性でカジュアルに表現した器たちは、手にとる人を楽しい気持ちにさせてくれます。

写真は、「青い鳥」を連想させる鳥をモチーフにした器。ぷっくりとした可愛らしいフォルムと、美しい色合いが素敵ですね。

トリ皿 各2,592円(税込)

カジュアルなデザインのなかに、九谷焼の伝統もしっかりと息づいているハレクタニ。「九谷五彩」とよばれる、赤・黄・緑・青・紫の伝統的な基本色を使って絵付けされています。現代的なパステル調の色合いは、ハレクタニ独自のもの。食欲をそそる配色で構成されています。

写真は、カラフルな魚が描かれた器。少し大きめの使いやすいデザインと鮮やかな色彩が魅力の器は、北野さんご自身も特にお気に入りの一品なのだとか。形が楕円に近いため、魚を盛り付けることはもちろん、ワンプレートとして使うのもおすすめです。

サカナ皿 各 2,700円(税込)

にっこりと優しい表情のネコ柄が可愛い器。ネコ好きの方は、すべての柄を買い揃えたくなるほどたまらないのではないでしょうか。

ネコ皿 各 2,700円(税込)

「女性が楽しい気持ちになれるデザインがコンセプトなんです。」と北野さん。食卓で盛り付けるとき、思わずにっこりしてしまう…そんな器がそばにあれば、料理が一層楽しくなりますね。

小ネコ皿 各1,620円(税込)

ハレの日を彩るギフトにも最適

「ハレクタニ」のブランド名のとおり、晴れの日にぴったりの器は、ギフトにも最適。お誕生日祝い、結婚祝い、内祝い、引き出物、母の日などにもおすすめです。

全てのアイテムが素敵なギフトボックス入りなのも嬉しいところ。ボックスの裏側にも、花柄の美しいデザインがほどこされています。器だけでなく、ラッピングにもこだわりが詰まっているのは、「手にとる人にワクワクして欲しい」というハレクタニに込められた願いからです。

ハレクタニでつくる特別感のある食卓

こちらは、ハレクタニを使った食卓の風景。インパクトのある色柄でありながら、普段の何気ないメニューにも自然になじむのが魅力です。

こちらの写真のように、サカナ皿におにぎりをぽんっとのせるだけでも素敵。豆皿におかずをのせてランチョンマットの上に並べれば、いつもと少し違った、わくわくするようなランチのできあがりです。

普段のおうちごはんを、お気に入りの器にちょっぴり丁寧に盛り付けてみる。それだけで、食事の時間が癒しとなり、特別感のあるひとときが過ごせます。

ハレクタニの器は、箱をあけたその時から晴れやかな気持ちを届けてくれます。食事を盛り付ける時、食べる時、そして片づける時まで心を和ませてくれる器。あなたも、ハレクタニで毎日の食卓を楽しく彩りませんか。

photo / 北野陶寿堂 ハレクタニ

石川県能美市泉台町南30(九谷陶芸村内)
北野陶寿堂 ハレクタニ

https://harekutani.jp/

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