天然素材の靴下で手軽に始める冷えとりライフ
万病の元ともいわれる「冷え」。夜、お布団に入っても足先が冷たくて……という方も少なくありません。身体を足元から温めると、ゆるやかながら毎日が快適になっていきます。手軽に始められる靴下の重ね履きから冷えとりを始めてみませんか。
- 2016.3.18
- ファッション
大切なのは、上半身よりも下半身をあたためること。
冷えは、下半身の体温が上半身に比べて低いこと。寒い季節だけのものではありませんが、「私は冷え性だから」とあきらめてはいませんか? 冷えがたまると自然治癒力や免疫力が弱まるといわれています。夏には、屋外と屋内の極端な温度差で身体を冷やしてしまう「夏冷え」が増えているそう。
冷えを解消する方法はとてもシンプル。上半身よりも下半身をあたためればよいのです。なかでも手軽に始められるのが靴下の重ね履き。いわゆる「冷えとり靴下」は、心臓からいちばん遠くにある足を温めることで血行を促進します。とはいえ、むやみに靴下を重ね履きするのはNG。一般的な靴下を何枚も重ねると、足を圧迫してしまい逆効果なのでご注意を。
冷えを解消する方法はとてもシンプル。上半身よりも下半身をあたためればよいのです。なかでも手軽に始められるのが靴下の重ね履き。いわゆる「冷えとり靴下」は、心臓からいちばん遠くにある足を温めることで血行を促進します。とはいえ、むやみに靴下を重ね履きするのはNG。一般的な靴下を何枚も重ねると、足を圧迫してしまい逆効果なのでご注意を。
着心地や老廃物の吸収を左右する「素材」。
私たちは、無意識のうちに汗や呼吸によって老廃物を排出しています。もちろん足の裏からも老廃物が出ているわけですが、しっかり吸収させるには、どんな素材を選べばよいのでしょうか。
ポリエステルやアクリルなど、化学繊維の洋服を着ていて不快な思いをしたことがある人は少なくないはず。「ペタペタして着心地が悪い」「肌がかゆくて気が付いたら発疹が‥‥」。おもに石油を原料につくられている化学繊維は、多種多様に加工ができるという強みを持つ反面、汗を吸いにくいという弱点があります。一方、絹や綿、麻などの天然繊維は、化学繊維とは異なり、汗とともに老廃物を吸収するといわれています。
身体は、一日のうちのほとんどを衣類に包まれています。靴下に限らず、素材は、衣類を選ぶときの大切な要素なのかもしれません。
ポリエステルやアクリルなど、化学繊維の洋服を着ていて不快な思いをしたことがある人は少なくないはず。「ペタペタして着心地が悪い」「肌がかゆくて気が付いたら発疹が‥‥」。おもに石油を原料につくられている化学繊維は、多種多様に加工ができるという強みを持つ反面、汗を吸いにくいという弱点があります。一方、絹や綿、麻などの天然繊維は、化学繊維とは異なり、汗とともに老廃物を吸収するといわれています。
身体は、一日のうちのほとんどを衣類に包まれています。靴下に限らず、素材は、衣類を選ぶときの大切な要素なのかもしれません。
肌に触れる靴下には絹をセレクト。
それでは、いよいよ冷えとり靴下の素材とはき方について。直接肌に触れるいちばん下の靴下には、絹を選びます。天然繊維のなかでも、絹は老廃物を吸収するだけでなく排出する力も強いといわれています。絹の次には、排出する力はないものの吸収する綿を。綿の次にはまた絹をといったように重ねていきます。陽だまりのような暖かさは、天然繊維ならでは。身体だけでなく心もほぐれていきそうです。
いちばん下の靴下に絹を選べば、春夏には麻、秋冬には毛をといった具合に組み合わせを変えても大丈夫。いろいろ試して、季節や自分の肌に合った素材を選びたいものです。
いちばん下の靴下に絹を選べば、春夏には麻、秋冬には毛をといった具合に組み合わせを変えても大丈夫。いろいろ試して、季節や自分の肌に合った素材を選びたいものです。
職人の手によるメイド・イン・ジャパン「千代治のくつ下」。
ここまで読んで「何枚もそろえるのは面倒」と感じた方もご安心を。冷えとり靴下はセットでたくさん販売されています。たとえば、靴下の三大産地の一つ、兵庫県加古川市の「千代治のくつ下」には、肌にも環境にもやさしいオーガニックコットンのほか、絹、麻、毛の冷えとり靴下がそろっています。
一足の靴下は、たくさんの工程を経て私たちの手に届きますが、千代治のくつ下は、糸の仕入れからすべて自分たちで行い、国内の自社工場で生産しています。職人の想いが詰まった一足は、日本製を応援したいという気持ちにも応えてくれます。
冷えとり靴下でもおしゃれを諦めない。
冷えとり靴下は何枚も靴下を重ねるので、どうしても足元が厚ぼったくなりがち。でも、女子たるもの、おしゃれを諦めたくはありませんよね。冷えとり靴下でお出かけするときには、大きめの靴を選ぶことになりますが、スリッポンやサボなら大きめサイズを選んでもおしゃれにはきこなせます。サンダル+靴下というコーディネートもポピュラーになっているので、暑い季節にも冷えとりはしやすいはず。また、もはや定番アイテムとなったガウチョパンツやワイドパンツは、冷えとりファッションの強い味方。厚ぼったくなった足元をさりげなくカバーしてくれます。
ぽかぽか陽気の春でも注意したい「冷え」。手軽に始められる冷えとり靴下で、心身ともにあたたかな毎日を過ごしましょう。
ぽかぽか陽気の春でも注意したい「冷え」。手軽に始められる冷えとり靴下で、心身ともにあたたかな毎日を過ごしましょう。
昭和26年の創業以来、靴下づくり一筋の千代田繊維工業。ブランド名に冠した 「千代治」は、創業者の名に由来しています。天然繊維の靴下やレギンスをはじめ、2009年からは冷えとり靴下の製造も手掛け、工場敷地内のアトリエのほか、公式通販サイトおよび楽天市場内のショップで買い求めることができます。
公式通販サイト:http://www.hietori-socks.com/
楽天市場:http://www.rakuten.co.jp/chiyoji/
住所:兵庫県加古川市志方町永室219-1
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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