靴下は片っぽずつ買う!「ソロソックス」でいつまでも続くセレクトの楽しさとおしゃれの足し算を

2017年9月に誕生したばかりの「SoLo socks」は、グラフィックデザイナーの折原槙子さんが起ち上げたソックスの新ブランド。ブランド最大の特長は、通常、左右ワンセットで一足とみなす靴下を「片方ずつソロで買える」点。今後、靴下の新常識になるかもしれない“ソロソックス”のメリットとその楽しみ方とは?
 宇佐見明日香

一枚ずつソロで買って、組み合わせ自在

“靴下を楽しもう”をコンセプトに作られた、片方ずつソロで買える靴下「SoLo socks」。2017年秋にこのブランドを起ち上げたのは、グラフィックデザイナーの折原槙子さんです。なぜ靴下を一枚ずつ買えるようにしたのでしょうか。

「アメリカ製の靴下が、色違い3枚セットで売られていて、珍しいと思って購入したことがありました。履くたびにどの組み合わせにするかを選ぶのも楽しかったし、ワンポイントなどがなければ、左右で履く足を選ばないことにも今さらながらに気づかされて。
でも、もともとセットになっている3色(3枚)だと、自分の好きな色の組み合わせができてしまって、いつも同じ2枚ばかりを履いて、3枚であるメリットをなかなか活かせなくて。そこで、もっと自由に靴下を楽しめたらと自分の好きな色・柄を一枚ずつ、ソロで購入できる靴下を作りました」

柄だけ揃える?今日はどのパターンでいこう?

柄は左右で履く足を選ばない、流線が混じり合う『ballgame』、女の子モチーフをあえてユニセックスにデザインした『ribbon』、足首辺りで切り替わるデザインが個性的な『shadow&flash』の3柄です。色はちょぴり渋めで男性にもトライしやすいピンク、グリーン、イエローの3色(2018年2月時点)。

3柄・3色、組み合わせはもちろん自由です。迷うのも楽しみのひとつなのですが、セレクトのヒントになる「SoLo socks」の組み合わせパターンを書き出しておきましょう。

1.トライしやすい「同色 × 柄違い」
2.おしゃれ上級者に人気「色違い×柄違い」
3.あえての「同色×同柄」もOK

「購入する時はもちろんですが、履く度に選べる楽しさを味わってもらえると思います。気に入ってたくさん履いて欲しいから、生地には丈夫なアクリル素材を使用し、縫製も信頼できる日本の工場にお任せしています。春・夏向けには綿素材も検討中です。
靴下ってお気に入りほど穴が空いてしまうものですよね。片方だけにしか穴が開いていないのに一足として機能しないから『2-1=0』になってしまう。でも、SoLo socksは『2-1=1』だし、同じものを『+1』することができるから、いつまでも足し算でお気に入りの靴下を履き続けられるんです」

人に話したくなるソックスは贈り物にも最適

サイズは22-24cmと25-27cmの2サイズ。ユニセックスなデザインは男性にも選ばれています。SoLo socksを初めて購入するならまずは3枚がおすすめ。2枚セットの靴下の常識、あなたの中にある当たり前が「+1」するだけでガラッと変わりますよ。

「プレゼントにも3枚がおすすめです。SoLo socksの楽しみ方や面白さが伝わりやすいし、偶数が当たり前だったものが、奇数になるだけで、プレゼントのサプライズ感がぐんと増します。『これって、どういうこと?』と会話も盛り上がりますよ」

常識にとらわれない靴下で、足元から心軽やかに、ファッションをもっと自由に、もっと愉しみませんか。

photo / sos

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