和にも洋にもマッチする、おしゃれで使い勝手の良い『和食器』ブランド<3選>

何気ないけれど大切な、家でのお食事に寄り添うお皿。今回は、デザインにこだわりを持ち、ていねいに作られたおすすめの和食器をご紹介します。和食はもちろんですが、洋食を盛り付けてもとっても素敵。一つ加えるだけで、上質で華やかな食卓にしてくれる焼き物作品ばかりなので、ぜひ注目してください。
 さっこ

色合いがかわいらしい、瀬戸焼の縁起の良い和のお皿

photo:m.m.d.

最初にご紹介するのは、愛知県名古屋市のセレクトショップ『make my day』のオリジナル瀬戸焼ブランド「m.m.d.」。このブランドから、今回は目を引く新鮮なデザインが印象的な六角皿をピックアップしました。

一番の特徴は、並び方に素敵な意味合いを持たせていること。たとえば、写真左上の1つの角に色を付けたお皿を色がつけられた角同士が接するように並べた配置は、“末広がり”をイメージした配置。また、写真左下のお互いの色を反転させたお皿を並べた配置は、“足りない部分を補い合う”という意味を込めているんだそう。

他にも、“いつも隣に寄り添う”という意味を込めた並べ方や、“あなたの色に染まります”という意味を込めた配置もあるそうです。新年のお祝いや結婚のお祝いなど、おめでたいお祝いごとのプレゼントにもぴったりですね。

個性的な模様が印象的。使い勝手の良い食器

photo:勝村 顕飛

埼玉県で活動する、陶芸作家の勝村 顕飛(かつむら あきと)さん。常に“オリジナルであること”を意識して作られる彼の陶芸作品は、和とも洋とも言い切れない独特なニュアンスを醸し出しています。
今回は、多くの作品の中から、やさしげなホワイトの上に細かな模様を描いたシリーズをご紹介します。写真左のシンプルな模様の器は、麺類や汁物・丼などを盛り付けるのにぴったりなサイズの鉢。写真右は、毎日の食事の中で使い勝手の良い中鉢。古典的な印象とモダンさを併せ持つ、独特な模様に目を奪われます。
素敵かつ使い勝手が良いので、ご家庭を持つ方にも、一人暮らしの方にもおすすめしたい一品です。

セットで揃えたくなる丸谷焼の湯呑みと急須

photo:上出長右衛門窯

石川県の代表的な伝統工芸“九谷焼”の窯元である、「上出長右衛門窯」。その道40年のロクロ師が丹精込めて制作した素地と、鮮やかな上絵付けや染付けの美しさが印象的な窯元です。

今回はその中でも、130年に渡って受け継がれている職人技と、スペイン人デザイナーのハイメ・アジョンがコラボした、愛らしい湯呑みと急須をご紹介します。

写真左は、柄だけでなく形も絶妙なデザインの湯呑み。お茶やコーヒーを入れるのはもちろん、スープを入れて食卓に並べれば、素敵なレストランのような印象に様変わりしそうです。写真右は、茶こしまで陶器で作られた湯呑み。茶こしは、職人さんが一つひとつ穴を開けて作られたんだそう。いくつものお花が咲いているような模様は、置くだけで食卓を華やかにしてくれそうですね。

和の食卓にも、洋の食卓にも合わせやすいデザインなので、どんな人にもおすすめしたい作品です。
いかがでしたか?今回は、和にも洋にも合わせやすい、素敵な特徴を持った和食器をご紹介しました。自分用に購入して長く使い込むのにも、お祝いギフトとして大切な人にプレゼントするのにもおすすめです。ぜひ、ぴったりな和食器を探してみてください。

※時期により、紹介している商品に在庫がない場合があります。ご了承ください。

「磁」勝村 顕飛(カツムラアキト)

http://www.katsu-kawa.com/katsumura/

九谷焼窯元 上出長右衛門窯

http://www.choemon.com/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連キーワード

関連特集