和でも洋でもない新しさ。陶芸家・勝村 顕飛さんのお皿が演出する独特の世界観

勝村 顕飛(かつむら あきと)さんは、埼玉県で活動を行っている陶芸さんです。常にオリジナルであることを意識しながら制作されるお皿たちが纏っているのは、和とも洋とも取れない独特な世界観。個性がありながらもとっても使いやすく、毎日の生活にそっと寄り添うやさしさを感じさせます。
 いおり

唯一無二の雰囲気を纏った作品をご紹介

埼玉で制作活動を行っている、陶芸家の勝村 顕飛(かつむら あきと)さん。2003年に独立してから現在に至るまで、数々の作品を生み出してきました。その中でも特に目を引くのが、やさしげなホワイトの上に細やかな模様を描いたシリーズ。どことなく古典的な印象を感じさせつつモダンな雰囲気も纏っていて、和とも洋とも取れない独特な世界観を演出しています。

いつまでも眺めていられる個性的な柄がひしめく器

まずは毎日の食事の中で一番使いやすい中鉢からご紹介。模様は針でひっかいたところに顔料を埋め込んで入れられているそうで、繰り返し描かれているラインもよく見れば一本一本に味があるように思えます。長さ、角度、単調な一色や鮮やかなグラデーションといった色使いなど、器の内側にひしめいているそのさまざまな個性は、いつまでも眺めていられそう。

蓮弁紋中鉢/6,500円
十式彩色中鉢/13,000円

こちらの鉢は、器の内側と外側を淡々と飾るシンプルな模様が特徴。縁や底に描かれた模様が、なんとなくラーメン鉢を連想させます。その通りラーメンなどの麺類や汁物を盛り付けるにもぴったりなサイズ。他にも、丼もの料理などにもおすすめです。

源氏車紋鉢/7,500円

さまざまなシーンで重宝する長皿

なにかと重宝する少し大きめの長皿。食卓ではちょっとしたおかずや焼き魚を乗せたり、ブレークタイムにはケーキを乗せたり。長いロールケーキを切ってそのまま乗せることだってできます。色とりどりの不思議なモチーフが並ぶ長方形タイプや、いくつかの柄を組み合わせてひとつの模様を描いた舟形など、形や柄もユニークです。

彩色線つなぎ紋長皿/7,600円
七式紋舟形皿/7,100円

まるで絵画のよう。インテリアとしても使える小皿

まんまるフォルムの中に線を走らせた平らな小皿は、なんだかひとつの絵画みたい。ふんわりとした色合いや雰囲気は木製のテーブル、カトラリーともよく似合いそうです。また、お料理を盛り付ける以外にも、アクセサリー入れなどのインテリアとして使うのもいいですね。

筋交紋小皿/3,600円
黒赤線紋小皿/4,100円

とっても使いやすい、暮らしに寄り添うお皿たちです

photo:勝村 顕飛

他にはない感性で、常にオリジナリティあふれる作品を制作している勝村さん。個展や栃木県のセレクトショップなどでその作品をご覧になることができます。また、陶器市やハンドメイドイベントなどにも出展することがあるとのこと。更に通販サイトでも購入可能なので、気になる方はぜひ覗いてみてくださいね。
今回ご紹介したお皿たちは、電子レンジやクレンザー、漂白、食洗器の使用も可能。とっても使いやすい、毎日の暮らしに寄り添う器たちです。

photo / 「磁」勝村 顕飛

「磁」勝村 顕飛(カツムラアキト)

http://www.katsu-kawa.com/katsumura/

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