湯呑にぷかぷかと浮かぶ星。新潟の老舗銘菓「浮き星」で来客時のおもてなしを粋なものに

新潟の老舗「明治屋」が作る、銘菓「浮き星(うきほし)」は金平糖のような見た目のあられ。「浮き星」を入れた湯呑にお湯を注げば、優しい甘さと香りが広がり目も口も癒される。一人でほっこり、誰かとほっこり。のんびりとした時間を「浮き星」と過ごしてみませんか。
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歴史のある貴重なお菓子「浮き星」

明治33年創業の「明治屋」が作る“ゆか里”というお菓子があります。
新潟市民に古くから愛されている銘菓だったそうですが、近年売り場が縮小しているということから新潟で活動するクリエイトする集団「hickory03travelers」がもっと手軽に多くの人に楽しんでもらえるように、とパッケージなどをリデザインしたものが「浮き星」なのです。

かわいいとげとげ、「浮き星」のひみつ

「浮き星」を製造しているのは新潟の「明治屋」1件のみという貴重なお菓子。

星のようなとげとげは、丸いもち米で作った直径約5ミリほどのあられに、煮詰めた砂糖水を細く垂らしながら釜を回転させ、煎っていく過程でできてくるものです。ただ絡めるだけではなく、職人の手によって丹精込めてゆっくり時間をかけることで蜜に角が立つように成長するとのこと。

それだけでも手間暇がかかっていますが、なんとこの「浮き星」が完成するまでは約9時間も窯の番をして作られるという、まさに職人技が光る一品なのです。

素敵な笑顔が「浮き星」の味を支えています

新潟「明治屋」の3代目店主の小林さん。「浮き星」のほっこりとやさしい味わいは、この小林さんの笑顔がそのまま形になったものではないかと感じます。波のようなザーザーとした音を立てて日々、巨大な回転釜で「浮き星」を作っています。

「浮き星」の召し上がり方

見た目は金平糖のようですが甘さは控えめで、あられのサクッもちっという食感が楽しい「浮き星」。

そのままつまんで食べるのはもちろんですが、アイスやかき氷にふりかけてみるのも◎。湯呑に入れてお湯を注げば、周りの砂糖が溶けてあられがプカプカと浮いてくる姿がとっても可愛らしい。

日本茶に浮かべるとほのかに甘い香りが口に広がり、焼酎に入れても楽しむのもオススメだそうです。

カラフルかわいい、選べる味いろいろ

「浮き星」は、色と味が違うバリエーションを展開しています。優しい甘さと可愛らしい色合いに癒されます。来客時のお茶にそっと浮かべたり、お菓子に付けてみたり。「浮き星」を添えれば可愛くてちょっと新しいおもてなしができそうですね。

「浮き星」

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