永く大切に使いたくなる生活雑貨の店、「POTPURRI(ポトペリー)」
「POTPURRI(ポトペリー)」は、オリジナルの食器を中心に「着る・暮す・食す」を提案しているブランド。「一歩先の上質な日々」のヒントになりそうな素敵なディスプレイが印象的な清澄白河の直営店を取材してきました。
- 2017.3.8
- インテリア・生活雑貨
思わず一目ぼれした食器を長く上手に使いこなすには
私はよく一目ぼれをします。とはいっても、異性にではなく洋服や食器など身の回りのものに。普段は割とベーシックなものを購入するのですが、時々大胆な柄のプレートや、春を思わせるミントグリーンのボウルに一目ぼれして買ってしまうんです。でも、いざ家に帰って取り出してみると手持ちの食器に合わなくて、結局は食器棚の奥にしまいっぱなし。皆さんはそんな失敗をしたことありませんか?
数々の苦い体験を重ね「デザイン的にきゅんときて、それでいて長く使える食器があったら…」と思っていた私が最近一目ぼれしたのが「POTPURRI」の「ヴォーグ」という陶磁器のシリーズ。スウェーデン語で“波”を意味するこのシリーズは、柔らかな曲線と他では見たこともないような色彩とガラスのような質感が特徴。このシリーズを買って上手に使いこなすにはどうしたらいいんだろう?そのコツが分かれば、今後の食器選びの参考にもなるのでは?と、「POTPURRI」の直営店に伺ってきました。
数々の苦い体験を重ね「デザイン的にきゅんときて、それでいて長く使える食器があったら…」と思っていた私が最近一目ぼれしたのが「POTPURRI」の「ヴォーグ」という陶磁器のシリーズ。スウェーデン語で“波”を意味するこのシリーズは、柔らかな曲線と他では見たこともないような色彩とガラスのような質感が特徴。このシリーズを買って上手に使いこなすにはどうしたらいいんだろう?そのコツが分かれば、今後の食器選びの参考にもなるのでは?と、「POTPURRI」の直営店に伺ってきました。
「POTPURRI」は、美濃焼きで知られる岐阜の窯元で約9年間働いた岡見宏之さんが2012年にスタートしたブランド。岡見さん自身が学び見てきた昔から伝わる職人の技術と、自分たちのデザインを混ぜ合わせたオリジナルの食器を作りたいという思いから、スウェーデン語で“混ぜ合わせ”という意味の「POTPURRI」と名付けられました。その名の通り、日本古来の陶芸技術に裏打ちされた高い品質と、北欧を連想させる温かでモダンなデザインが合わさった食器は使い勝手もよい上、食卓を彩るいいアクセントにもなってくれます。
こちらの商品はデザイン、土選び、成型、焼き、釉薬の開発まで商品ができるまでの全ての工程にかかわるといいます。上の写真のような「ヴォーグ」の鮮やかでありながら、奥深い色合いを出す釉薬の開発には、なんと1年以上もかかっているそう。
こちらの商品はデザイン、土選び、成型、焼き、釉薬の開発まで商品ができるまでの全ての工程にかかわるといいます。上の写真のような「ヴォーグ」の鮮やかでありながら、奥深い色合いを出す釉薬の開発には、なんと1年以上もかかっているそう。
「食器は道具」、日常使いができるからこそ愛着が湧く
あくまでも自分個人の考えとおっしゃって、濱野さんが食器を買うときの4つのポイントを教えてくれました。まずは「比較的軽いこと」。確かにどんなに気に入って買った食器でも、重すぎるものは自然と出番が少なくなりがち。気軽に日常使いするためにも、ある程度の軽さは重要なんだそう。
次に「食洗器と電子レンジ対応であること」。金を使った食器は電子レンジでは使えないのが常識ですが、今はそうでないものもあるのだとか。金が使われているからといって諦めずに店員さんに聞いてみましょう。
次に「食洗器と電子レンジ対応であること」。金を使った食器は電子レンジでは使えないのが常識ですが、今はそうでないものもあるのだとか。金が使われているからといって諦めずに店員さんに聞いてみましょう。
そして3つ目が「ある程度の強度のあるもの」。食器はあくまでも道具だという濱野さんにとって、壊れそうだから普段使いできないと思ってしまうのでは道具としては本末転倒なのだそう。あくまでも日常使いに耐えられる強度は不可欠です。
そして最後が「スタッキングしやすいこと」。日本の収納空間は海外に比べてどうしても狭くなってしまいます。買って帰った食器が重ねられず食器棚に入らないなんていう悲しいことにならないよう、スタッキングしやすいかどうかも重要なポイントです。食器は特別なものを、特別な時に使うのではなく、毎日使うからこそ、愛着が湧くのかもしれません。
そして最後が「スタッキングしやすいこと」。日本の収納空間は海外に比べてどうしても狭くなってしまいます。買って帰った食器が重ねられず食器棚に入らないなんていう悲しいことにならないよう、スタッキングしやすいかどうかも重要なポイントです。食器は特別なものを、特別な時に使うのではなく、毎日使うからこそ、愛着が湧くのかもしれません。
「POTPURRI」の食器は、見た瞬間に心が弾むようなデザインが魅力のひとつではありますが、濱野さんがおっしゃるような道具としての実用性もきちんと備えています。食器は洋服と違って年に数回しか買う機会がない人がほとんど。そのため、大抵の人は食器を買い慣れていないのが普通です。ですからつい店員さんの言葉やディスプレイの雰囲気に流されてしまいがち。でも、自宅のテーブルや壁の色、普段和食と洋食のどちらを食べる機会が多いのかなど、自分のライフスタイルを考えて食器選びをすると失敗も少ないと濱野さん。
同ブランドの食器はほとんどが定番商品なので(一部季節限定カラー等あり)、まずは1つ買ってみて気に入ったら、そのシリーズを少しずつ買い足していくという楽しみ方もできそうです。食器といったとても身近なものから、生活を豊かにしてくれるヒントをくれる「POTPURRI」のお店に行ってみませんか?
同ブランドの食器はほとんどが定番商品なので(一部季節限定カラー等あり)、まずは1つ買ってみて気に入ったら、そのシリーズを少しずつ買い足していくという楽しみ方もできそうです。食器といったとても身近なものから、生活を豊かにしてくれるヒントをくれる「POTPURRI」のお店に行ってみませんか?
photo / カオリーヌ
POTPURRI
東京都江東区白河2-1-2
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