キッチンの見せる収納のコツ。雑多に見えないアイテム選びの2つのルール&並べ方実例
築20年超えの我が家のキッチン。真ん中に大きなタイルの作業台があり、娘たちが小さな頃は並んで料理の手伝いをしてくれていました。気に入ってはいたものの、その分、収納スペースが少ないという問題点が。そこで好きなものは出したまま見せる収納に徹しています。雑多になりがちな見せる収納。私なりのポイントやコツをご紹介したいと思います。
- 2025.1.12
- ライフスタイル
2つでOK。見せる収納がサマになる、キッチンツール選びのコツ
キッチンで見せる収納をするなら、キッチンツール選びで大切なのは、色と質感を揃えること。この2つが何よりのコツ。なぜなら雑多に見えず、全体の統一感が出るからです。
私は調理器具は色数を抑えて、基本的に3つの色と素材ものを選ぶようにしています。
私は調理器具は色数を抑えて、基本的に3つの色と素材ものを選ぶようにしています。
アルミ製やステンレス製のキッチンツール(銀色)
1つはアルミやステンレスなど、銀色のものです。長く使える日本の手仕事ものから、100均のものまで、気に入れば使っています。
木や土など、天然素材のキッチンツール(茶系)
2つ目は自然素材。、木製のボードや、桜の皮の茶筒にお盆、、竹製品のかごなど。陶土で作られる急須や鍋もそうです。これらは色味がまとまっていて温かみがあり、眺めているだけで気持ちが落ち着くことや、使い込むほど色が深まって変化を楽しめるところも魅力。飾ると絵になるので、見せる収納にピッタリだと思っています。
琺瑯のキッチンツール(白色)
3つ目は琺瑯製品です。重ねて収納でき、そのまま並べていても美しい。保存容器以外に鍋、鍋や器としてもかなり重宝していています。我が家は「野田琺瑯」で統一。ベーシックな白はもちろん、色の商品も可愛くて、ポイントとして欲しくなります。
このように、我が家のキッチンのアイテムは、ステンレスの銀色、自然素材の茶系の色、琺瑯の白の3色がメイン。そして無機質なステンレス、温かみのある自然素材、クリーンな琺瑯と、質感も3つ。この3種類なら雑多になりにくく、お互いが引き立て合うように馴染んでくれます。
このように、我が家のキッチンのアイテムは、ステンレスの銀色、自然素材の茶系の色、琺瑯の白の3色がメイン。そして無機質なステンレス、温かみのある自然素材、クリーンな琺瑯と、質感も3つ。この3種類なら雑多になりにくく、お互いが引き立て合うように馴染んでくれます。
3つの素材を組み合わせた、見せる収納実例集
ここでは我が家の実際の収納の例をご紹介します。
棚に3色のアイテムをまとめて収納
キッチンの棚には自然素材の、かごやざる、蒸篭を収納。ステンレス素材のボウルなど、しっくり馴染んで色味も統一感が出せていると思います。
作業台の奥の壁際に、よく使うものを色別に配置
お茶セットは、まとめて、手の届きやすい作業台の壁際に。茶筒は桜の皮でできていて、急須や、小鍋は陶製、どちらも自然素材です。周囲の木製のまな板とも馴染みます。
手動のコーヒーミルや直火式エスプレッソメーカー・マキネッタなどの珈琲セットも、毎日必ず使うものなので、手の届きやすいコンロの壁際に並べています。珈琲道具は、可愛くて心惹かれるものが多く、飾ってかわいいのも魅力。いくつかの種類を気分で使い分けています。
マキネッタでエスプレッソを淹れる時に使う五徳は、吊り下げて収納。ここでは自然素材の茶系アイテムを左側に、ステンレスの銀や黒のアイテムを右側にと、色や素材感が近いものをなるべくまとめています。
ストッカーは白い琺瑯に統一
アイランドテーブルの裏側に置いてあるストッカーは野田琺瑯で統一。一番大きいものは乾物などのストッカーとして利用。中サイズは、お米5キロがピッタリ収まるので、お米収納に。小さいものには梅干しをつけたものが入っています。きっちり並べなくても、同じシリーズでまとめれば統一感が出て、スッキリして見えるのが嬉しい。
我が家のキッチンのルール
見せる収納。我が家のルールとしては「色と素材で選ぶ」こと。
銀のアルミ、ステンレス素材。
茶系の自然素材。
白の琺瑯素材。
これらは並べて置くだけで統一感が出ます。
銀のアルミ、ステンレス素材。
茶系の自然素材。
白の琺瑯素材。
これらは並べて置くだけで統一感が出ます。
いかがでしたか?実はとてもシンプルなルール。ちょっと気にかけるだけで、いつの間にか、見せる収納はきっとうまくいきますよ。
photo / sumire.
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