環境にもお財布にも優しい。「買わない・捨てない」暮らしのアイデア8選

「サステナブル」という言葉が身近になってきている一方、自分で何かアクションをするのはハードルが高い…と感じている方も多いかもしれません。そこで今回は、日々の暮らしで気軽に実践できるサステナブルな8つの行動をご紹介します。環境を想った行動は、お財布にとっても嬉しいことが多いもの。エコな取り組みでありながら節約にもなる。そんなアイデアをお届けします。
 shiori

1.まずは持ち物の把握から

気が付いたら同じような洋服がたくさん集まっていたり、洗剤などの詰め替えを必要以上に買い込んでしまったりと、買ったことを忘れてモノが溢れてしまった経験はありませんか?定期的に持ち物を把握する癖をつけることで、無駄買いを防ぐことができます。本当に必要なものが必要な分だけ揃うと、収納スペースにも頭の中にも余白ができ、暮らしにゆとりが生まれます。

2.使用回数が少ない衣類はレンタル

結婚式やパーティーで着用するドレスなど、特別なおしゃれ着は着る機会が少なく、次に着る時にはトレンドや自分の好みが変わっていることも。お呼ばれが続く予定が無ければ、洋服のレンタルサービスの利用がおすすめです。購入するよりもリーズナブルな価格で、クリーニングに出す手間も省けます。

3.着なくなった服はリサイクル

衣替えやクローゼット整理のタイミングで出てくる「着なくなった服」は、捨てるのではなくリサイクル。フリマアプリへの出品・リサイクルショップ&衣料品店のリサイクルボックスなどの活用・ZOZOTOWNの下取りサービスなど、方法はさまざまです。着る機会がなくなった服が、誰かのおしゃれに繋がるかもしれません。

4.ナチュラルクリーニングにトライしてみる

日々のお掃除をナチュラルクリーニングに変えてみることで、環境にも暮らしにも嬉しい効果が。「油汚れは重曹」「水垢はクエン酸」など、汚れの種類によって使い分けることができるようになると、専用の洗剤に頼ることが減ります。総合的に見ると「場所別」で洗剤を揃えるよりも節約に。手肌にも優しいので、掃除による手荒れが気になる方や、赤ちゃんが居るご家庭にもおすすめです。

5.レフィルのある商品を選ぶ

化粧品や洗剤など、日常使いするものはレフィルの有無も気にしながらセレクト。頻繁に購入する日用品を詰め替えにチェンジすることで、プラスチックごみを減らすアクションになります。もちろん、毎回本体を購入するのに比べると経済的なメリットも。

6.生ごみを減らす、皮まで美味しく

日々の料理で生ごみとして扱われる部分も、調理方法によっては美味しく食べられることも。例えば、捨てられることが多いかぼちゃの皮や種、大根の葉なども、これまで捨てていたことがもったいないと思えるくらい美味しく調理することができます。捨てられがちな部分ほど栄養価も高く、面倒な生ごみの処理も減るのでメリットづくしです。

左)皮ごとかぼちゃのサラダ 右)かぼちゃの種を炒ったおやつ

大根の葉入り肉味噌

7.調理での「捨てる」を減らす

調理過程で出るラップやポリ袋のごみなどは、シリコン容器や繰り返し使えるラップなどで減らすことができます。使い捨てのものと比べると初期投資は大きいですが、頻繁に使うものなので長い目で見れば節約に。作り置きなどを保存する容器は、色汚れや臭い移りの心配がないガラスや琺瑯製のものを選ぶと、長く使い続けることができるのでおすすめです。

8.マイボトルやマイカトラリーを持ち歩く

毎日のお弁当やキャンプ、カフェ利用には、マイボトルやマイカトラリーを持参。最近ではカフェで提供されるストローが紙製になりつつあり、耐久性や飲みにくさに悩む方も多いのではないでしょうか。繰り返し使えるステンレス製のストローなら、プラスチックごみを減らすアクションをしつつ、ちょっとしたストレスも緩和することができます。また、マイボトル持参で割引を行っているカフェもあります。

楽しみながら環境のためのアクションを

日々の暮らしで気軽に挑戦できる、エコ&節約アイデアをご紹介しました。家族構成や仕事の都合で難しいこともあると思うので、無理のない範囲で、楽しく続けられそうなことからトライしてみてください。

photo / shiori

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