女優・モデルから絶賛!エシカル弁当「美菜屋」浅野美奈弥さんの、もの選びとは?

トレンドやプライスだけでものを選んでいませんか?現在はエシカルであることもセレクトの基準になりつつあります。色彩豊かなビジュアルと栄養価の高い惣菜で評判を呼ぶケータリング・お弁当販売店「美菜屋」のオーナーで、モデルとランナーの顔も持つ浅野美菜弥さんは、食を軸にサステナブルな取り組みもしています。そんな彼女に人や社会がよりよくなるものを選択するコツについて教わりました。
 Sheage編集部

食の大切さを実感し、料理の世界へ

ビーツのポテトサラダ、紫キャベツのラペ、紅芯大根のふりかけ…。ビビットな色合いが目を引く「美菜屋」のお弁当。ひじきごはんの上に野菜を中心とした8品のおかずが盛り付けられています。浅野美奈弥さんが食の世界へと辿り着いたのは、モデルとして活躍していた26歳で体調を崩したのがきっかけでした。

「これまでのように動けなくなったことで、美と健康をキープするにはカラダの内側をととのえる必要があると知りました。食生活を振り返り、野菜をたくさん口にするようにしたんです。すると、少しずつ不調が改善していき、気持ちも前向きに変化していきました。この体験から興味のあった料理の道へと踏み出しました。これまで自分がいた業界へ還元したい思いもあったので、ケータリングというカタチを選びました」

野菜の皮や切れ端で作る「アース弁」

2018年に活動を始めると女性誌の撮影現場を中心に大人気となり、20名近くのスタッフが厨房で腕をふるいます。ところが、2020年のコロナ禍でお弁当のオーダーがストップ。

「手が空いたので、これまでは処分していた野菜の皮や切れ端でお弁当を作ってみたんです。食べてみるとびっくりするほどおいしかった!さっそく『アース弁』と名付けて販売するようにしました。栄養もぎゅっと詰まっていますしね。このできごとからフードロスをはじめ、地球にやさしいアクションへも目を向けるようになりました。
それまでこういう問題に注力するのは意識の高い人だけだと思っていたんです。私にもできることがたくさんあると知り、いっきに見方が変わりました」

ペットボトルからマイタンブラーへ

浅野さんは日々の暮らしでゴミを減らす努力をしています。まず変えたのはペットボトルを買わないようにしたことです。

「『美菜屋』のキーカラと同じピンク色の『ハイドロフラスク』のタンブラーは、私がエシカルなアイテムを探していると知った友達からのプレゼントです。ランニング時は冷たいドリンクを、厨房ではハーブティーを注いでいます。入れたての温度を保ち、どんなシーンでも持ち歩ける。おかげでペットボトルをほとんど手にしなくなりました」

プラスティックゴミを減らせるみつろうラップ

次にお弁当づくりの現場で大量に消費せざるえない食品用ラップフィルムについても、見直します。水洗いで繰り返し使えるみつろうラップに着目し、オリジナルで開発。エシカルなアイテムを広めるためにオンラインショップ「ME LIKE」もオープンします。

「抗菌・保湿作用のあるタスマニア産のみつろう、植物由来樹脂、従来よりもたっぷりのオーガニックホホバオイルでコーティングしています。そのため、食材を長く新鮮な状態でキープできます」

アフリカの衛生環境改善につながる手指消毒ローション

さらに、日用品を購入する時にアイテムそのものだけでなく、背景にあるコンセプトや企業の取り組みも含めて好きになれるかを重視しているそう。

「お弁当づくりで欠かせない手指消毒液は、売上の1%がアフリカ・ウガンダで、命を守るための衛生環境改善に役立てられると知り『アルソフト』を使うようになりました。残量が一目でわかる透明のボトルは、デザインもシンプルでインテリアにも調和しますしね」

すっとなじんで手肌へのダメージもなし

「ジェル状が手のひらで液体に変わって、すっとなじんでいく。さらっとして、あとを引かないテクスチャーがお気に入り。合成香料などのニオイがないのもいい。
1日中食品を触るので、頻繁に手指消毒をしていますが、これまではどうしても手荒れを避けられませんでした。でもいまは保湿成分が含まれている『アルソフト』のおかげで、その心配はありません。なによりも、医療現場や食品工場などプロの現場でトップシェアを誇るメーカーの消毒液というところの安心感が大きいですよね」

「アルソフト」のコンセプトと使い心地にすっかり魅了されていました。

小さな選択がやがて大きなうねりを起こす

「『美菜屋』では容器も土に還りやすいファルカタ材とバイオカップを採用しています。ケータリングとテイクアウトという性質上、使い捨て容器を避けられませんが、いまは植物性由来のものなど、環境への負荷を軽くできる方法は探せばいくらでもあります。
世の中の空気が変わって、選択肢が増えたのはとても嬉しいです。もし、最初の一歩を踏むのであれば、消毒液のように毎日の暮らしで使うアイテムから、自分と社会が心地よく暮らし続けられるものをセレクトしてみるのはいいかもしれません」

ハードルを高く設定せずに、自分にできることを取り入れる。しなやかな浅野さんの姿を参考に、身近なところからちょっとずつ変えてみませんか。

「ひとと地球にやさしい」を追求して半世紀

「サラヤ」はおよそ70年前、日本初の薬用石けん液を開発し、以降、医療現場や食品工場などの厳しい衛生管理が求められるプロの現場を中心に日本のみならず世界各国の衛生を守っています。うるさら処方の手指消毒ローション「アルソフト」は、厚生労働省が推奨する高濃度アルコール80%で、しっかりとウイルスと細菌に確かな消毒効果を発揮。さらに2つの保湿成分配合で手肌にやさしい処方です。

サラヤ アルソフト 手指消毒 ローション
【指定医薬部外品】
250mL、60mL(携帯用)

「買う」というチョイスが子どもを守る

世界には5歳未満で命を落とす子どもたちがたくさんいます。その原因の多くは手洗いによって減らすことができます。未だにこの習慣が行き届かない国の一つであるウガンダで、サラヤは2010年より「日本ユニセフ協会」と協力し、手洗い設備の設置と手洗いの啓発活動を続けています。その活動資金には、サラヤが国内で販売する衛生対象製品の売上の1%が使われています。「アルソフト」はそのプロジェクト対象商品です。

SARAYA(サラヤ)

https://family.saraya.com/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡

関連キーワード

関連特集