いつもの食卓がおしゃれに変わる。お手持ちのアイテムで即実践できるテーブルコーディネート術

毎日の食卓をより快適で彩りあるものにしたいですよね。食空間プロデューサー及びコーディネーターとして豊富な実績を持つ浜 裕子さん著の『テーブルコーディネートの発想と技法』(誠文堂新光社)を参考に、お料理を並べたときに嬉しくなる素敵なテーブルコーディネートに挑戦してみませんか。
 ちほ

理想のイメージを思い描く

photo:誠文堂新光社

特別な日のお祝いや友人との集まりなどには、いつもの食卓を誰が見ても美しく、ゆっくりと食事をしたくなるようなスペースにつくり上げたいですよね。そのためにまず最初に行うことは可愛らしく仕上げるか、もしくはゴージャスな雰囲気にまとめるかなど、どのようなイメージに仕上げたいかを決めることが大切なのだそう。ここでは、そのイメージを食器・テーブルクロス・ナプキン・花などを使って具現化させる方法が紹介されていますよ。

器の格や様式を揃えることも大切なポイント

photo:誠文堂新光社

調和のとれた卓上演出をするためには、フォーマルからカジュアルまでの器の格合わせや様式を揃えることが重要なポイントとなるのだそう。様式とは、例えばルネッサンスやバロック、アール・デコなどの装飾美術のこと。ここでは洋食器の詳しい情報や実際にコーディネートに取り入れる方法などが解説されています。

配色次第で印象がガラリと変わる?!

photo:誠文堂新光社

また、コーディネートの基本構成に加えて、テーブルコーディネートの持つ視覚効果についても解説。同系色や反対色をはじめとした5パターンの配色テクニックが紹介されていて、ここを読めばお皿やナプキン、テーブルクロスなどのデザインや色を変えることでどのように印象が変化するかがわかりますよ。

ちょっとした工夫で食卓が即グレードアップ

photo:誠文堂新光社

さらに実際のテーブルコーディネート例では構成する上で重要な「10の法則」と、発想の筋道についても解説。一例を挙げると、食器とテーブルに飾る草花は同系色のものを選び、濃淡をつけて調和をはかるカラー配色の方法が紹介されています。ほかにも、ちょっとした工夫で食卓がグッと華やぐスタイリング術が載っているので、即実践してみてはいかがでしょうか。

日常を楽しむ食空間づくりに役立つ一冊

photo:誠文堂新光社,Shutterstock

『テーブルコーディネートの発想と技法』(誠文堂新光社)は、美しいビジュアルとともに、洋食器のテーブルコーディネートの基本と10年経っても色あせない技法を学ぶことができる一冊。

「テーブルコーディネート=難しそう」というイメージを払拭するような、自宅でも簡単に実践できるコツやスタイリング例もたくさん紹介されています。おもてなしからインスタ映えまで、まるでレストランのような彩り溢れる食卓を演出してみませんか。

テーブルコーディネートの発想と技法
刊行:誠文堂新光社
定価:3,960円(税込)

https://www.seibundo-shinkosha.net/

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