これならやってみたい！生ごみから堆肥が作れる、おしゃれなトートバッグ型コンポスト

生ごみを利用し、植物の成長を促す堆肥（たいひ）を作ることができるコンポスト。興味はあるけれど、大きな容器を置くスペースがなかったり、においや虫の発生の心配があったりと、なかなか挑戦できないという方もいるのでは？そこでおすすめしたいのが、おしゃれで使いやすいトートバッグ型の「LFCコンポスト」です。
 凪

生ごみを植物の栽培に利用できる「コンポスト」

photo：Shutterstock

「コンポスト（compost）」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか？植物の栽培に使われる「堆肥（たいひ）」を意味し、日本ではそれを作る容器も同じくコンポストと呼ばれます。生ごみや落ち葉などを、微生物の働きで発酵・分解させて作ることができ、ごみの削減の観点からも注目を浴びているのです。

家庭でコンポストができれば、生ごみをゴミ箱に捨てることがなくなり、ごみ袋の消費も減ってエコに。さらに、できた堆肥を植物の栽培や家庭菜園に使え、野菜や果物を食べられます。
ただ、堆肥を作る容器のコンポストは、広い庭でないと設置しづらかったり、扱いが難しいものもあったり。きついにおいや虫が発生してしまうこともあり、取り入れるのはハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。

そんななか、NPO法人循環生活研究所として20年間コンポストの普及活動をしてきた平 由以子さんが新たに、ローカルフードサイクリング株式会社を設立し、注目のアイテムを開発しました。

トートバッグの形に工夫が詰まった「LFCコンポスト」

photo：ローカルフードサイクリング

このおしゃれなトートバッグのようなアイテムが、ローカルフードサイクリングが開発したコンポスト、「LFCコンポスト」です。
バッグにしか見えませんが、専用の内袋と、分解を速めて悪臭を抑えてくれる配合基材が付属。約2ヵ月間生ごみを入れ続けたら、その後2～3週間で栄養価の高い堆肥を作ることができます。

photo：ローカルフードサイクリング

LFCコンポストの使い方

  • 1バッグの中に専用内袋をセットして基材を入れたら、雨が吹きつけないベランダなど、風通しのよい場所の台の上に置きます。
  • 2生ごみを1日あたり300～400ɡ入れ、都度よく混ぜます。内袋の口を2〜3回折り返して留め、バッグのファスナーを閉めます。これを約2ヵ月間繰り返してください。
  • 32ヵ月たったら生ごみの投入をやめ、ファスナーを閉じたまま3週間ほど熟成させます。その間、週に1～2度はかき混ぜるようにしてください。生ごみが分解されて見えなくなったら、堆肥の完成です。

photo：ローカルフードサイクリング

シックなグレーのトートバック型のデザインは、庭やベランダに置いてあってもおしゃれ。もちろんバッグのように持ち歩けるので、移動させるのも簡単。口元のファスナーは水けや虫を防ぐ特別仕様で、コンポストを始めるときの心配を軽減してくれます。

内袋がプランターになるトライアルセットも

photo：ローカルフードサイクリング

コンポストは2種類のセットから選べます。
ひとつは、上でご紹介したように、約2ヵ月間生ごみを入れ、その後2～3週間で堆肥にする「LFCのコンポストセット」。
もうひとつは、ごみを入れる期間が約3～4週間と短めで、内袋（写真右）をそのままプランターとして使えるトライアルセットの「LFCのガーデニングセット」です。こちらには季節の野菜の種やガーデニング用の土もついてくるので、入手したらすぐに始められます。

こちらのLFCのコンポストは、LFCの公式ホームページからもご購入が可能です。生ごみを植物や野菜、果物などの栽培に利用するエコな暮らしをしてみたい方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか？

LFCのコンポストセット
3,880円（税別）

LFCのガーデニングセット
4,280円（税別）

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ローカルフードサイクリングの公式HPはこちら

https://lfc-compost.jp/

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