2回縫うだけでラクラク完成。初めての人でも簡単な「バルーンマスク」の作り方

いまや生活必需品のマスクですが、自分に合ったものがなかなか見つけられないという方もいるのではないでしょうか?今回は、マスクの作り方やアレンジ方法などをまとめた本『InRed特別編集 簡単! 手作りマスク おしゃれなアイデア100』(宝島社)から、バルーンマスクの作り方をご紹介します。
 

好きなデザインや素材、サイズにできる手作りマスク

さまざまな形やデザインのマスクが次々に登場していますが、そのなかで自分に合ったサイズや好みのデザインのものを見つけるのが難しいと感じている方も多いよう。それなら手作りに挑戦してみませんか?

好きな模様の布で作れば、うれしい気持ちで身に着けられ、コーディネートも楽しめます。自分にぴったりのサイズにできるので、顔にフィットして耳も痛くなりません。さらに、ガーゼやコットンなどの天然素材を選べば肌に優しいなど、いいこと尽くしです。

マスクの作り方とアレンジのアイデアが詰まったムック本

マスクを作ってみたいという方におすすめなのが、布小物作家である猪俣友紀さん監修の『InRed特別編集 簡単! 手作りマスク おしゃれなアイデア100』(宝島社)。立体マスクやプリーツマスクのような基本のマスクの作り方(型紙付き)のほか、布の組み合わせ方などの工夫でよりおしゃれに使いやすくするアイデアもたくさん掲載されているムックです。ミシンの使い方や生地の選び方のアドバイスもあるので、普段手芸をあまりやっていない方にも参考になりますよ。

今回は、基本のマスクのなかでも特に簡単に作れる、「バルーンマスク」の作り方を特別にご紹介します。

2回縫うだけの簡単ステップで完成する「バルーンマスク」

生地を2枚重ねにし、2回縫うだけで完成する「バルーンマスク」は初めての人でも作りやすい形。シンプルな作りですが、立体的で息苦しさがなく実用的です。パーカーやTシャツなどの生地からのリメイクにもぴったりです。

仕上がりサイズがMサイズ(約13×29cm)のものを作る場合は、約40×40cmの生地を用意します。本誌の型紙を使うと、よりきれいに作ることができますよ。

バルーンマスクの作り方

1. 生地を中表に半分に折り、型紙を置いてチャコペンなどでなぞります。まち針を写真のように放射状にとめ、線の内側に沿って布をカットします。
耳が出る穴の部分は小さいはさみを使い、中心あたりに少し切り込みを入れてからカットすると、上手に切りぬくことができますよ。

2. (1)でカットした2枚を外表に合わせ、カーブ部分をまち針でとめます(写真左)。ミシンの縫い目の長さを3mmに設定し、端から3mmのところを縫います(写真右)。縫い始めと縫い終わりは返し縫いをしてください。

3. 中表にして(2)の縫い代を内側にしてまち針でとめ(写真左)、端から5mmのところを縫います(写真右)。縫い始めと縫い終わりは、同じように返し縫いをしてください。

4. 表に返したら完成です。(3)で5mmのところを縫っておくことで、裏返したときにきれいに仕上がります。

表裏の合わせ方を逆にして縫って、つなぎ目を外側にしてもOKです。両面使える布や無地の布で作れば、リバーシブルマスクにもなりますよ。

手作りでマスク生活を楽しく快適に

冬本番間近となり、ウイルスや風邪の対策にマスクはこれからも重要なアイテムです。
手作りなら、外側にツイードやボアなどの素材を使っておしゃれ度や温かさをアップさせることも可能。そんなふうに楽しみながら快適に過ごすことができるはずです。
ご紹介したムックや作り方を参考に、ぜひ手作りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

photo / 『InRed特別編集 簡単! 手作りマスク おしゃれなアイデア100』(宝島社)

InRed特別編集 簡単! 手作りマスク おしゃれなアイデア100
刊行:宝島社
定価:499円(税別)

https://tkj.jp/book/?cd=TD010025

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