手にするたび心和むひとときが訪れる。「森の種陶工所」の家をモチーフにしたポット&カップ
野菜や暮らしまわりの道具も自ら作って暮らすご夫婦が営む「森の種陶工所」。シンプルで使いやすい器を数多く制作していますが、そのなかでちょっと異なる雰囲気なのが、家をモチーフにしたシリーズ。手にするたびにホッとするようなティーポットやカップが、お茶の時間をより温かなものにしてくれます。
- 2020.11.1
- インテリア・生活雑貨
山奥で暮らすご夫婦が生み出す、おおらかな器
「森の種陶工所」は、森和良さん、明子さんご夫婦が2人で器を制作している工房です。そこで生み出されるのは、手にしたときの厚みや重みもちょうどよく、やさしい手触りの器。できるかぎり欠けにくく、テーブルにキズがつきにくいようにといった配慮もされており、日々自然と手に取りたくなるようなアイテムです。
実は、森さんたちが作るのは器だけではありません。畑で野菜を作ったり、暖房や窯に使う薪を割ったり。現在移転準備をしている工房は、京都の山奥にある古民家を自らの手で改修しています。
和良さんによれば、焼き物の職人は、作業台やカンナ・コテなどの道具も自分で作っており、和良さんも器作りを始めてから木工や金属加工の技術が身についたのだそう。そうするうちに、暮らしに必要な道具も、力仕事の源になる食べ物も、できるかぎり自分たちで作るようになりました。
そんなおふたりが生み出す器は、シンプルながらも味わい深いもの。食卓に置けば、すでにあるほかの器にすっと馴染んでくれるおおらかさがあります。
和良さんによれば、焼き物の職人は、作業台やカンナ・コテなどの道具も自分で作っており、和良さんも器作りを始めてから木工や金属加工の技術が身についたのだそう。そうするうちに、暮らしに必要な道具も、力仕事の源になる食べ物も、できるかぎり自分たちで作るようになりました。
そんなおふたりが生み出す器は、シンプルながらも味わい深いもの。食卓に置けば、すでにあるほかの器にすっと馴染んでくれるおおらかさがあります。
一つひとつ表情が異なる、家をモチーフにしたシリーズ
そんな器のなかで、少しだけ異彩を放っているのが「家のシリーズ」。和良さんに突然イメージが湧いてきたという、家をモチーフにしたアイテムです。白化粧が施された柔らかな質感の壁と、淡いレンガ色や青、緑の屋根がやさしい雰囲気。一つひとつろくろで成形し、炎で焼成するので、どれも少しずつ形や色が違い、表情が異なります。
おいしいお茶が入れられるかわいいティーポット
こちらは、家の形をした本体に取っ手と注ぎ口がついたティーポット。屋根が蓋になっており、煙突には実際に穴が開いています。寒い日に温かい飲み物を入れると、煙のように湯気が上がることも。
屋根の瓦や煙突の目地は手彫りで、茶こしの穴もひとつずつ手作業で開けられたもの。
内側に金属の茶こしをセットするタイプではなく、ポットの中でいっぱいに茶葉が動くので、香りや味がしっかりと出たおいしいお茶を入れることができます。また、注ぎ口は水切れの良さを重視して作られているので、見た目がかわいいだけではなく実用的です。
家のティーポット
各19,800円(税込)
内側に金属の茶こしをセットするタイプではなく、ポットの中でいっぱいに茶葉が動くので、香りや味がしっかりと出たおいしいお茶を入れることができます。また、注ぎ口は水切れの良さを重視して作られているので、見た目がかわいいだけではなく実用的です。
家のティーポット
各19,800円(税込)
食卓に街ができるようなカップ&湯呑み
同じく屋根が蓋になったカップと湯呑みもあります。
カップはポットと同様に取っ手付き。その丸みのあるラインがポイントにもなっています。
対して湯呑みは取っ手などがないので、本当に家のような形で、今にも扉から小人が出てきそう。こちらは写真のように2階建ての背が低めのタイプと、3階建てで少しのっぽなタイプが選べます。
どちらも、家族のだんらんや来客時にいくつか並べたら、お盆や食卓に街ができたような楽しい光景が広がります。
家のお湯呑み/家のお湯呑み(のっぽ)
レンガ・緑・青
各8,800円(税込)
家のカップ
レンガ・緑・青
各9,900円(税込)
カップはポットと同様に取っ手付き。その丸みのあるラインがポイントにもなっています。
対して湯呑みは取っ手などがないので、本当に家のような形で、今にも扉から小人が出てきそう。こちらは写真のように2階建ての背が低めのタイプと、3階建てで少しのっぽなタイプが選べます。
どちらも、家族のだんらんや来客時にいくつか並べたら、お盆や食卓に街ができたような楽しい光景が広がります。
家のお湯呑み/家のお湯呑み(のっぽ)
レンガ・緑・青
各8,800円(税込)
家のカップ
レンガ・緑・青
各9,900円(税込)
眺めるたびに、ホッと心が和む
温かい飲み物を飲む、リラックスのひととき。家の形をしたポットやカップを眺めたら、家族そろって囲んだ食卓のシーンや、祖父母・親戚の家に訪れて遊んだときの記憶などが浮かび、より穏やかな気分に包まれそう。使わないときも、飾るように置いておきたくなるアイテムです。
和良さんも、「家に関する思い出を重ね、ホッと優しい気もちになってもらえたらと思いながら制作しています」と語っています。
和良さんも、「家に関する思い出を重ね、ホッと優しい気もちになってもらえたらと思いながら制作しています」と語っています。
深みのある日常使いの器もおすすめ
家シリーズにはほかに、シュガーポットや箸置き、アロマポットなども作られています。それ以外の器も、釉薬の深みのある色やフォルムが美しく、食卓にそっと華を添えてくれるものばかりです。
iichi・creema・Komercoといったサイトから購入することができます。一時的にSoldoutとなっているものも、今後制作する予定はあるそう。また、公式サイトのカタログやSNSに掲載されているものも、受注制作が可能な場合があるそうなので、気になるものがあったら問い合わせてみてはいかがでしょうか?
iichi・creema・Komercoといったサイトから購入することができます。一時的にSoldoutとなっているものも、今後制作する予定はあるそう。また、公式サイトのカタログやSNSに掲載されているものも、受注制作が可能な場合があるそうなので、気になるものがあったら問い合わせてみてはいかがでしょうか?
photo / 森の種陶工所
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