いつでもサッと掃除に取り掛かれる。掃除しやすい部屋をキープするコツ

「掃除しなくちゃ」と思ってはいるのに、つい億劫になって先延ばしにしてしまう…。そんな方は、掃除機をかけたり拭き掃除をしたりする前の、ものをどかす作業が面倒なのではないでしょうか?今回は、いつでもすぐに掃除に取り掛かれる部屋を作るちょっとしたコツをご紹介します。
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床には極力ものを置かない

掃除機をかけるときの足かせとなってしまうのが、床に置かれたものたち。出かけたときに使ったバッグや読みかけの雑誌などが置いてあると、まずそれらをどかすという作業が発生してしまいます。そんなときは、「床にものは置かない」と決め、ちょい置きしがちなアイテムの置き場を作ってはいかがでしょう。

例えば、使ったあとすぐにクローゼットにしまうのはちょっと抵抗がある上着やバッグ。服をサッと掛けられるハンガーラックや、バッグが置けるスツールなどをセットすれば、床に置きっぱなしの状態を防ぐことができます。

細かい点ですが、コンセントに差したままになりがちな充電器とコードもやっかいです。ほかのコードと絡まっていると雑然として見え、ホコリが溜まりやすくなるのもデメリット。そこで充電器周りのものも床に放置することがないよう、小さな収納コーナーを作るのがおすすめです。

ご紹介した方法をとってみると、掃除しやすいことに加え、部屋の見た目も整った印象になりますよ。

バスルームのアイテムはなるべく濡れない位置に

どうしても濡れてしまうバスルームのアイテム。ぬめりやカビを防ぐため乾燥しやすい状態で置いておき、必要ならすぐに拭けるようにしたいですよね。
収納がないバスルームにおすすめなのが、タオル掛けを支えにして設置するラック。シャンプーやボディソープ、スポンジなどをまとめて水に濡れにくい高さに置いておくことが可能です。これなら気になったときに手を伸ばしてシャンプーなどのボトルを拭くことができ、ものが置かれていない床も掃除しやすくなります。

キッチンのアイテムもなるべく浮かせて

コンロのそばの油ハネが避けらないキッチンも、つっぱり棒などを利用し、できる限りものを浮かせて収納するようにしましょう。作業台にものが置かれていなければすぐに拭き掃除ができ、隅々まできれいにできます。写真のように掛ける収納なら、キッチンツールや鍋の蓋が手に取りやすく、片づけも楽で一石二鳥です。

細々としたものはカゴにまとめて

キッチンの棚などは、細々としたものを置くことが多い場所。食器や調味料を一つひとつどかしながら掃除するのは大変です。そうしたアイテムはカゴに入れて収納すれば、まとめて取り出して棚板の掃除をすることができます。写真のようにステンレスのカゴを使えば、中身が見やすいので普段のものの出し入れもスムーズになるはず。

家具は置く、置かないを潔く決めて

微妙な高さのソファや棚は床との間に掃除道具が入らず、気になっても掃除しにくくなってしまいます。その場合は、可能なものは隙間をなくしてしまうのも一つの手です。写真の部屋では、もともと付いていたソファの脚を取って配置しています。これならソファの下にホコリが溜まることもなく、掃除が不要に。
テーブルやソファの下に敷くのが当然のようになっているラグも、思い切って外してみるとよいかもしれません。ラグの上と床の両方に掃除機をかける二度手間が省け、ぐっと楽になります。床に境目がなくなることで視界が開け、広く見える効果も期待できそう。


いかがでしたか?ちょっとした収納用品が必要なものもありますが、すぐに真似できるアイデアもあったのではないでしょうか?ぜひ参考にして掃除しやすい空間を作り、きれいな部屋をキープできるようにしていきましょう。

photo / goodroom

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