これだけ押さえれば、写真スキルが上がる。雑貨・風景・ペットを撮るときのポイント

いいなと思ったものや光景を写真に撮っても、目で見たとおりにはならず、おしゃれに見えなくなってしまう…。そんなことを感じている方でも、 ちょっとしたポイントを押さえれば、写真はぐっと素敵になるんです。今回はすぐに実践できる写真撮影のヒントを実例と共に3つご紹介します。
 

雑貨を楽しい雰囲気で撮影するには

旅先で出合った、カラフルな絵柄の小皿。旅のワクワクや思い出を伝えるアイテムとして写真に残したいと思い、全部集めて撮ってみたけれど、なんだか地味に見えてしまう…。例えばこんなときはどうしたら良いのでしょう?

雑貨を撮るときにこだわりたいのは、下に敷くアイテムです。包装紙やシンプルな柄の布など、いくつか試してイメージが合うものを探してみてください。

こちらは、カラー写真も入った英字新聞の上にランダムに小皿を置き、アングルを少しだけ変えて真上から撮ったもの。英字新聞という、少しだけおしゃれかつ日常を感じさせるアイテムの上に小皿がラフに並ぶと、旅の楽しい雰囲気が伝わる写真に早変わり。
これは一眼レフのようなカメラだけではなく、スマートフォンでも真似できる技です。

外で色鮮やかな空や建物を撮りたいときには

よく晴れた日に、雰囲気の良い建物を見つけて撮影。ところが、快晴なのに写真は曇り空のよう。建物の屋根も実際はもっと明るい色なのに、色褪せたような淋しい雰囲気になってしまっています。

外で写真を撮るときは、天気に加え、太陽の方向や時間帯のチェックが大切です。
鮮やかな色を出したいときは、順光(被写体に対し、カメラの後ろに太陽がある状態)で撮ってみてください。そうすれば、真っ青な空も赤い屋根もくっきりとした写真になりますよ。

動き回るペットの仕草をブレることなく撮るには

飼い猫のかわいい仕草を撮りたくてカメラを向けたけれど、ちょこちょこ動き回るから、どうしてもブレた写真ばかりになってしまう…。そんなため息をついていませんか?

動き回るペットを撮りたいとき、一眼レフやデジタルカメラを使っているなら、感度(ISO値)を上げて速いシャッターが切れるようにしましょう。ここだという瞬間を捉えやすくなるので、こんなふうにカメラ目線になった一瞬もしっかりと写真に残せます。

難しい知識は不要。4つのポイントで写真を上手に撮れる本

一眼レフやデジタルカメラ、スマートフォンですてきな写真を撮りたいけれど、なんだかパッとしない…。そんなとき、上でご紹介したような簡単な解決法を教えてくれるのが、写真家の橋本哲(さとし)さんの著書『今日から「ときめきカメラ生活」』です。

本では、場所は室内か外か、被写体は人かペットかという状況を想定。それぞれに合わせた、絞りを調整するA(Av)モードやF値の設定、シャッター半押しの習慣、露出のAEロックボタンの使用の4点のコツを提案しています。分厚い説明書や難しい用語を理解しなくても、それらを押さえるだけでイメージに近い写真が撮れるようになるんです。

一眼レフカメラが家でホコリを被ってしまっている方は、この本があれば撮影がぐっと楽しくなるはず。構図の作り方のコツも紹介されているので、SNS用にスマートフォンでおしゃれな写真を撮りたいときにも役立ちます。カメラ生活を充実させたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

photo / 主婦の友社

今日から「ときめきカメラ生活」
刊行:主婦の友社
定価:1,200円(税別)

http://shufunotomo.hondana.jp/book/b517226.html

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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