人気の谷根千地区で注目のベーグル専門店「Le bage(ル・ベーグ)」の美味しさの秘密
国内からはもちろんのこと、海外からも多くの観光客が訪れる谷根千地区。そこに奈良県からベーグル専門店が移転してきたのは2017年6月のこと。NYからのお客様のお墨付きも得たベーグルを味わいに伺いました。
- 2019.9.3
- グルメ・食
毎日20種近くが並ぶ。種類豊富で目移り必至
ベーグル専門店は、今ではすっかり珍しくなくなり、いろいろな店が個性あるベーグルを作っています。私も数々のベーグルを食べてきましたが、それぞれ味が違うことにいつも驚かされます。観光客に人気の街、谷根千地区にできた「Le bage」では、どんな味のベーグルを食べられるのでしょうか?期待を胸に訪ねてみると…。
こじんまりとした店頭には、20種類ほどのベーグルが並んでいます。季節限定製品や、スイーツ感覚で食べられそうなもの、なんにでも合いそうなプレーンタイプ。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。まあでもここは、みんなが好きな夏季限定の「ココナッツパイン」をチョイス。ココナッツとドライパイナップルを生地に練り込んであるのだそうです。まずひと口かぶりつくと、弾力のある外側の部分の歯ごたえが心地よく、中はもっちりとして、ココナッツとパインの香りが口の中に広がります。うん、美味しい!
こじんまりとした店頭には、20種類ほどのベーグルが並んでいます。季節限定製品や、スイーツ感覚で食べられそうなもの、なんにでも合いそうなプレーンタイプ。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。まあでもここは、みんなが好きな夏季限定の「ココナッツパイン」をチョイス。ココナッツとドライパイナップルを生地に練り込んであるのだそうです。まずひと口かぶりつくと、弾力のある外側の部分の歯ごたえが心地よく、中はもっちりとして、ココナッツとパインの香りが口の中に広がります。うん、美味しい!
独学で学んだベーグル作りが周囲から評判でお店をオープン
Le bageでベーグル製造から販売・接客までをひとりで担っている店主の秋田寿さんは、ベーグル作りを誰かから習ったりしたのではなく、まったくの独学なのだそう。
「最初は全く別の仕事をしていて、趣味でパンを休日に作ったりしていました。奥さんがベーグルが好きなので作ってみたら、すっかりはまってしまってベーグルしか作らなくなってしまいました」(秋田さん。以下同)
ベーグルの主原料は小麦粉、水、塩、砂糖、酵母といたってシンプル。でも、店によって味も食感も大きさまで違います。そこがベーグルの面白さなのかもしれませんね。
「友達にあげたりすると、とても喜ばれて、そのうち買うから作ってほしいとまで言われるようになりました。イベントに出店したりしてるうちに、何となく店をだしてみようかなと思うようになって、ひとりでやるにはちょうどいい物件が見つかったことをきっかけにベーグル店を始めたんです」
「最初は全く別の仕事をしていて、趣味でパンを休日に作ったりしていました。奥さんがベーグルが好きなので作ってみたら、すっかりはまってしまってベーグルしか作らなくなってしまいました」(秋田さん。以下同)
ベーグルの主原料は小麦粉、水、塩、砂糖、酵母といたってシンプル。でも、店によって味も食感も大きさまで違います。そこがベーグルの面白さなのかもしれませんね。
「友達にあげたりすると、とても喜ばれて、そのうち買うから作ってほしいとまで言われるようになりました。イベントに出店したりしてるうちに、何となく店をだしてみようかなと思うようになって、ひとりでやるにはちょうどいい物件が見つかったことをきっかけにベーグル店を始めたんです」
奈良から谷中へ移転オープン
Le bageは最初は当時住んでいた奈良にオープン。5年ほど営業した後に移転を考えるようになり、東京は谷根千地区へ。それは大きな決断だったのではないでしょうか?
「ベーグルは朝早くから仕込まなければいけないので、店の近くに住む必要があります。最初は奈良、大阪あたりで物件を探していたのですが、なかなかいいものが見つからない。そんな時、東京に来る用事があって、この店の物件に出合いました。どうせ引っ越すなら東京でも一緒だなと思ったんです」
生まれも育ちも大阪の秋田さんは、東京には全くなじみがなかったそうですが、この谷根千地区を今では本当に気に入っているのだとか。海外からの観光客も多く、店を訪れたNYからのお客様に美味しいと言ってもらえたことは、本当に嬉しかったと語ります。
「ベーグルは朝早くから仕込まなければいけないので、店の近くに住む必要があります。最初は奈良、大阪あたりで物件を探していたのですが、なかなかいいものが見つからない。そんな時、東京に来る用事があって、この店の物件に出合いました。どうせ引っ越すなら東京でも一緒だなと思ったんです」
生まれも育ちも大阪の秋田さんは、東京には全くなじみがなかったそうですが、この谷根千地区を今では本当に気に入っているのだとか。海外からの観光客も多く、店を訪れたNYからのお客様に美味しいと言ってもらえたことは、本当に嬉しかったと語ります。
いくつも食べられる小ぶりなサイズがうれしい
毎日並ぶ種類は決まっていないもの、16~20種類ほどを作るという秋田さんのベーグルの特徴はいったいどういったところにあるのでしょうか?
「僕はハード系のパンが好きだったので、歯ごたえがあって、なおかつもっちりとしているものを目指しました。2、3個食べられる大きさのものをと試行錯誤して今の形になったんです。素材で言うと、国産の北海道の小麦、ゲランドの塩、鹿児島で収穫されたサトウキビで作られたコクのある生砂糖を使っています。防腐剤などの添加物を使用していないので、お子様連れにも喜ばれます」
珍しいと思ったのは「北欧」という名のベーグル。カルダモンが効いた生地にバター、シナモン、砂糖を練って真ん中に入れて巻きこんだもので、シナモンロールをイメージしているのだそう。
「素材を生地に混ぜ込んで作るベーグルは割と簡単なんですが、北欧のように巻き込むタイプは結構難しくて。でも、美味しいと言ってくださるお客様がいるのでやめられません」
「僕はハード系のパンが好きだったので、歯ごたえがあって、なおかつもっちりとしているものを目指しました。2、3個食べられる大きさのものをと試行錯誤して今の形になったんです。素材で言うと、国産の北海道の小麦、ゲランドの塩、鹿児島で収穫されたサトウキビで作られたコクのある生砂糖を使っています。防腐剤などの添加物を使用していないので、お子様連れにも喜ばれます」
珍しいと思ったのは「北欧」という名のベーグル。カルダモンが効いた生地にバター、シナモン、砂糖を練って真ん中に入れて巻きこんだもので、シナモンロールをイメージしているのだそう。
「素材を生地に混ぜ込んで作るベーグルは割と簡単なんですが、北欧のように巻き込むタイプは結構難しくて。でも、美味しいと言ってくださるお客様がいるのでやめられません」
暑い夏にも爽やかな香り。レモンクリームチーズサンド
Le bageではイートインもできます。ベーグルのお供におすすめなのはコーヒー。これは奈良の自家焙煎のコーヒー豆専門店から取り寄せている豆を使用しているのだそう。このブラジルのコーヒーと、数量限定の「レモンクリームチーズサンド」もいただきました。夏の暑さを吹き飛ばすレモンの爽やかさに、コーヒーの深いコク。何とも言えないマリアージュでした。秋田さんの言葉通り、2個3個と食べられるサイズのベーグルは、いろいろ目移りしてしまう私にはぴったりと言えます。数種買って帰っても、食べきれない分は冷凍保存で1ヵ月ぐらいは美味しく食べられるのだそう。またもや、美味しいベーグル屋さんを見つけてしまいました。
photo / Le bage、reeeko
BAGEL SHOP Le bage
東京都台東区谷中2-5-13
営業時間:9:00~19:00
定休日:月・火・金曜
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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