今注目のケータリングチーム「kokiliko」 米田牧子さんの料理が支持される理由
鮮やかな彩りに、季節の食材。日本の四季や食文化を取り入れた創作料理を中心にオーダーメイドのお弁当などを手がけるケータリングチーム「kokiliko」。評判は口コミで広がり、ファンやリピーターも多数。リーダーの米田牧子さんにお話を伺ってみると「食」を愛する人たちに支持される理由がわかりました。
- 2019.2.25
- グルメ・食
もう一歩踏み込んで、自由度を上げていく
「kokiliko(コキリコ)」はフードコーディネーターの米田牧子さんがメインとなり、食に関するコーディネート全般を手掛けるケータリングチームです。
「屋号のkokilikoは、富山県の民謡が由来の『こきりこ』という言葉から名付けました。音の響きがほっこりしていいなあと思って(笑)」
そう話す米田さんは、マクロビオティックに精通し、これまでに渋谷のオーガニックカフェや、自然創作料理レストラン「udo(ウド)」のシェフとしてお店の立ち上げから関わるなど、食に関する様々な事業に携わってきました。現在はフリーランスのフードコーディネーターとして、地方の食文化を盛り上げたいという思いから、岡山県瀬戸内市で地域資源をリデザインするプロジェクト「ままかRe:Project」のサポートや、日本の地域をテーマにした雑誌で料理連載のほか、レシピ提供、お料理教室など幅広く活躍されています。
「屋号のkokilikoは、富山県の民謡が由来の『こきりこ』という言葉から名付けました。音の響きがほっこりしていいなあと思って(笑)」
そう話す米田さんは、マクロビオティックに精通し、これまでに渋谷のオーガニックカフェや、自然創作料理レストラン「udo(ウド)」のシェフとしてお店の立ち上げから関わるなど、食に関する様々な事業に携わってきました。現在はフリーランスのフードコーディネーターとして、地方の食文化を盛り上げたいという思いから、岡山県瀬戸内市で地域資源をリデザインするプロジェクト「ままかRe:Project」のサポートや、日本の地域をテーマにした雑誌で料理連載のほか、レシピ提供、お料理教室など幅広く活躍されています。
kokilikoの立ち上げについて米田さんは「udoの時にケータリングを試しにやってみたら、想像以上にオーダーがあり、お客様に喜んでいただきました。そこをもう一歩踏み込んで、自由度を上げてやってみようと思ったんです。20代の時からやりたいと思ったら、やらないと気が済まないというか。かたちにしたいと思ったらすぐ動くタイプなんです」と振り返ります。
おいしい料理でテンションを上げて
kokilikoではお客様に満足していただけるよう、一週間に注文を受ける数を決めて、その時季の食材でできる分だけしか作らないようにしています。
「もともとの予定以上のものを作ろうとすると味がぼやけてしまうというか、100%のものが出せないと思っています。『おいしかった』『また頼みたいと思います』といった声をお客様から直接いただけるのが嬉しいですね」と米田さん。
食材の仕入れから調理、配達に至るまで、そのすべてに関わっているため、あらゆるシーンで、お客様からストレートな反応を実感できることも大きな励みとなり、料理の創作にもいかされているようです。
「たとえば、料理をお届けする撮影現場やイベント会場では、毎食の食事も大切なものですし、お仕事で慌ただしい時でも、食べる時はおいしい料理でテンションを上げてもらいたいですね。基本的に料理の内容はお任せいただくことが多いのですが、苦手な食材や、料理のジャンル、アレルギー、ベジタリアンやグルテンフリーなど、お客様からのオーダーにはできるかぎり対応するようにしています」
「もともとの予定以上のものを作ろうとすると味がぼやけてしまうというか、100%のものが出せないと思っています。『おいしかった』『また頼みたいと思います』といった声をお客様から直接いただけるのが嬉しいですね」と米田さん。
食材の仕入れから調理、配達に至るまで、そのすべてに関わっているため、あらゆるシーンで、お客様からストレートな反応を実感できることも大きな励みとなり、料理の創作にもいかされているようです。
「たとえば、料理をお届けする撮影現場やイベント会場では、毎食の食事も大切なものですし、お仕事で慌ただしい時でも、食べる時はおいしい料理でテンションを上げてもらいたいですね。基本的に料理の内容はお任せいただくことが多いのですが、苦手な食材や、料理のジャンル、アレルギー、ベジタリアンやグルテンフリーなど、お客様からのオーダーにはできるかぎり対応するようにしています」
「kokiliko」が大切にしていること
kokilikoの料理で大切にしているのが「彩り」です。たとえば、黒や紫の中に黄色が入るとパッと華やかになったり、白が入ると綺麗に見えるなど、色合いはあまり固定観念に捉われず、新しいことにもチャレンジしているそう。
もう一つは「季節」。食材は旬のものを取り入れ、伝統的な調味料を使っています。中でも野菜は長野と静岡の知り合いの生産者から無農薬のものを直接仕入れ、肉は国産、魚は天然のものを使用。また、できあいのものはなく、たとえば、焼き魚も一度漬け込みしたりと、ひと手間を加えています。
そのため、準備に2〜3日かかり、注文には最低でも3日前までの予約が必要となります。
もう一つは「季節」。食材は旬のものを取り入れ、伝統的な調味料を使っています。中でも野菜は長野と静岡の知り合いの生産者から無農薬のものを直接仕入れ、肉は国産、魚は天然のものを使用。また、できあいのものはなく、たとえば、焼き魚も一度漬け込みしたりと、ひと手間を加えています。
そのため、準備に2〜3日かかり、注文には最低でも3日前までの予約が必要となります。
メニューはその時季の食材をベースに考え、素材がよければ、塩コショウやオリーブオイルなど味付けもシンプルに。素材のよさをストレートに出すのもkokilikoの特徴の一つです。
米田さんの料理作りの原点は、お母さまの手料理にあります。
「母は料理がうまくて、とにかくおかずの品数がいつもたくさん出てくる家庭で育ったので、料理が好きなのはそこからかもしれないですね。飲食業界で働き始め、20代の頃に食の事情を色々と知るようになり、その時に改めて、一つひとつの食材にちゃんとこだわって料理を作りたいと強く思うようになりました。生産者を大切にして、食を通じて、まわりの人をハッピーにできたらいいですね」
米田さんの料理作りの原点は、お母さまの手料理にあります。
「母は料理がうまくて、とにかくおかずの品数がいつもたくさん出てくる家庭で育ったので、料理が好きなのはそこからかもしれないですね。飲食業界で働き始め、20代の頃に食の事情を色々と知るようになり、その時に改めて、一つひとつの食材にちゃんとこだわって料理を作りたいと強く思うようになりました。生産者を大切にして、食を通じて、まわりの人をハッピーにできたらいいですね」
おめでたい時にはちらし寿司も
春先は新入生や会社の研修、懇親会、お花見など、多くの人で集まって、わいわい食事を楽しむ機会が増える季節。
「ご飯の時は皆さん和気あいあいとしていることが多く、料理で会話が弾んだと感謝されることもあって嬉しいです。とくにこれからのお花見シーズンには、外で食べてもらえるような、冷めてもおいしいものを作りたいと思っています。お祝いごとなど、おめでたい時にはちらし寿司も作りますよ!」
ずっと料理が好きでやってきた米田さんにとって、味は大前提として、食を通じて人とのつながりや楽しいと思える気持ちを大切にしています。お客様の要望にもできるかぎり応えたいと、条件次第では煮物やお鍋など、ふだんはケータリングできない料理も全国各地に出張シェフもしてくれるとのこと。まずは、気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
「ご飯の時は皆さん和気あいあいとしていることが多く、料理で会話が弾んだと感謝されることもあって嬉しいです。とくにこれからのお花見シーズンには、外で食べてもらえるような、冷めてもおいしいものを作りたいと思っています。お祝いごとなど、おめでたい時にはちらし寿司も作りますよ!」
ずっと料理が好きでやってきた米田さんにとって、味は大前提として、食を通じて人とのつながりや楽しいと思える気持ちを大切にしています。お客様の要望にもできるかぎり応えたいと、条件次第では煮物やお鍋など、ふだんはケータリングできない料理も全国各地に出張シェフもしてくれるとのこと。まずは、気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。
photo / kokiliko
「kokiliko(コキリコ)」
注文方法 ※メールにて連絡 helloharapeco@gmail.com
予算:企業・団体 20,000円〜、個人 35,000円〜 (交通費別途)
※3日前までに要予約、内容応相談
お届けする場所や日時・人数・内容などの要望についても応相談。
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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