バナナが主役!?東京スカイツリーのお膝元で人気のスイーツショップ「バナナファクトリー」
東京スカイツリーの誕生以来、賑わいを見せている押上に、バナナスイーツの店があるという噂を聞きつけました。パウンドケーキなどの焼き菓子から、タルトやショートケーキなどの生菓子まで、すべてがバナナづくし。そんな男性二人が切り盛りしている注目のスイーツショップをご紹介します。
- 2018.11.21
- グルメ・食
バナナを自在に操る二人の男
今年の11月に開店1年をむかえたばかりの「バナナファクトリー」は、その名の通り、バナナを使ったスイーツのお店です。この店を切り盛りするのは、主に店舗運営を担当する市村さんと、シェフパティシエの佐久間さん。食品サンプル会社勤務を経て、食を通じて人を笑顔にするスイーツのお店を開きたいと一念発起した市村さんがパティシエをしていた大学時代の同級生、佐久間さんに声をかけたのが始まりだそうです。
「どうせお店を開くなら、他の人がやっていないことをやりたいという気持ちがありました。それに、バナナって子供から大人まで身近に食べている果物ですよね。だったらバナナだけのスイーツ店があってもいいのかなと思って」と市村さん。
ふたりが開発したメニューは、バナナのショートケーキやモンブランなどの生菓子、バナナや季節のフレーバーのジェラード、バナナを使った焼き菓子など、多種多様。開店以来、口コミで人気となり、リピーターも急増中。取材中も「この間の焼き菓子が美味しかったから」と同じものを買いに来たというお客様がいました。
「どうせお店を開くなら、他の人がやっていないことをやりたいという気持ちがありました。それに、バナナって子供から大人まで身近に食べている果物ですよね。だったらバナナだけのスイーツ店があってもいいのかなと思って」と市村さん。
ふたりが開発したメニューは、バナナのショートケーキやモンブランなどの生菓子、バナナや季節のフレーバーのジェラード、バナナを使った焼き菓子など、多種多様。開店以来、口コミで人気となり、リピーターも急増中。取材中も「この間の焼き菓子が美味しかったから」と同じものを買いに来たというお客様がいました。
試食を重ねて厳選したスイーツにぴったりのバナナ
商品開発をするにあたり、ふたりはコスタリカやチリ・インドなど、さまざまな国のバナナを試食したと言います。美味しいと思っても、食べる度に味が違って安定しなかったり、スイーツには向いていないバナナがあったり。結局行き着いたのは、バナナに適した環境で丁寧に育てられたフィリピンとエクアドル産のもの。この2種類をメインに季節によっては台湾や日本の島バナナなどを使ってスイーツを作っています。
バナナは空気に触れるとすぐに変色してしまうため、扱いがとても難しいそう。それでも、誰もが安心して食べられるよう、なるべく添加物を使わず、変色させないさまざまな工夫を重ねました。その甲斐あって現在はメニューも増え、定番商品の他に季節限定のメニューも登場します。最近では、11月の2日間限定で発売した「バナナバターサンド」や敬老の日限定の「バナナのきんつば」が大人気だったとか。限定品を手に入れたい方はSNSで予告されるのでチェックを。
バナナは空気に触れるとすぐに変色してしまうため、扱いがとても難しいそう。それでも、誰もが安心して食べられるよう、なるべく添加物を使わず、変色させないさまざまな工夫を重ねました。その甲斐あって現在はメニューも増え、定番商品の他に季節限定のメニューも登場します。最近では、11月の2日間限定で発売した「バナナバターサンド」や敬老の日限定の「バナナのきんつば」が大人気だったとか。限定品を手に入れたい方はSNSで予告されるのでチェックを。
バナナを使った他にはない絶品オリジナルスイーツ
たくさんあるメニューの中からいくつか、代表的なものをご紹介します。まずはオープン以来、1番人気の「バナナパイ」。パイ生地の中に、粒あんとバナナ、アクセントにクリームチーズが入ったもの。あんことバナナの相性の良さに驚く至福の逸品です。甘さもサイズもほどよく、何個でも食べられそう。今年の9月には累計販売個数が1万個を超えたと言いますから驚きです。
次にご紹介するのは「バナナとイチゴのショートケーキ」。バナナと生クリームは相性がいいので、生クリームたっぷりのショートケーキにバナナを使ったら、美味しくないわけがないですよね。バナナファクトリーの生クリームはそのまま食べたくなるくらい美味しい上に、軽くて滑らかなので、バナナと合わせても軽く頂けてしまうのが魅力です。
バナナをふんだんに味わいたい方には「バナナまみれのカスタードタルト」がおすすめ。マダガスカル産バニラビーンズを贅沢に使った滑らかなカスタードと、ザクザクとした食感のタルト生地が、山盛りのバナナの味を引き立てます。
ジェラードのバナナ味は通年あるそうですが、その他、季節のフレーバーが数種。この日は、バナナとピスタチオをダブルでいただきました。香料や凝固剤を一切使っていないため、口溶けがよく、後味もさっぱり。バナナ本来の味が楽しめます。
市村さんと佐久間さんが手作りしたという木の温もりあふれるお店には、近所の親子連れや、ご老人、スカイツリーに遊びに来た若い女性など、たくさんのお客さんが訪れます。見た目はちょっといかつい(?)ふたりですが、愛情をたっぷり込めて作ったバナナスイーツは素材の味を生かした優しい味わい。目印は愛嬌たっぷりのゴリラのマーク。イートインコーナーもあるので、このマークを目指して他にはないバナナスイーツを食べに出かけてみては?わざわざ食べに行く価値ありですよ。
photo / バナナファクトリー、カオリーヌ
バナナファクトリー
東京都墨田区向島3-34-17 大橋ビル1F
営業時間:10:00〜20:00
定休日:火・水曜
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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