ハウスダストは掃除機では取りきれない。「残留ハウスダスト」対策のススメ

部屋に掃除機をかけ終えたら、キレイになった！と思っていませんか？実はダニのフンや死がい、カビなどは掃除機では取りきるのが難しく、「残留ハウスダスト」として残ってしまうのだとか。残留ハウスダストを取り除く方法についてチェックていきましょう。
 凪

家に蓄積する、目に見えないハウスダスト

目に見えないハウスダストのことを気にかけたことはありますか？ダニのフンや死がい・花粉・カビ・ペットの毛やフケなど、アレルギーを発生させる可能性のあるアレル物質が多く含まれているものです。
家の中に入るのを防ごうと思っても、窓を開けていたら外から入ってきたり、外出時に体や衣類について家の中に運び込まれたりと、日々溜まっていってしまうのだそう。

掃除機をかけても残る「残留ハウスダスト」

こまめに掃除機をかけていても安心できないのが、「残留ハウスダスト」の存在です。掃除で取りきれずに残ってしまうものや、人が動くことによって舞い上がって取り除けないというものもあります。
写真右は掃除機をかけているところを特殊なカメラで写したもの。白い細かな点のようなものがハウスダストです。キレイにするためにかけている掃除機ですが、動かすたびにこんなにも舞い上がっているというから驚きです。

衛生用品などを取り扱っているサンスターが、こんな実験を行いました。新品のカーペットに擬似ハウスダストを撒いた後、1平方メートルあたり20秒かけて丁寧に掃除機がけをし、ハウスダストの除去量を測定。その結果、6回掃除機をかけた場合でも、約30%のハウスダストがカーペット内に残ってしまっていることが明らかに。掃除機を使っても、カーペットのハウスダストを完璧に除去することは難しいのです。

残留ハウスダストを無力化してくれるスプレー

そこでおすすめなのが、ハウスダスト抑制スプレーです。
こちらの「アレリア シールドミスト」は、がんばって掃除をしても除去しきれないのなら、残留ハウスダストのアレル物質自体の働きを止められないか？という発想から生まれたそう。たくさんの中から選び抜かれた植物由来の無力化成分「ガロタンニン」と、除菌消臭スプレーなどによく使用される「フェノール系高分子」を配合。その2つが残留ハウスダストの表面を包み込んで無力化します。いったん無力化されたものは元に戻る心配もありません。さらに、ハウスダストをまとめて固める成分も入っているため、空気中への舞い上がりを防止。同時に除菌・消臭までしてくれる優れたアイテムです。

使い方は、布製品の掃除や洗濯をした後、20～30cmほど離して均一にスプレーするだけ。1平方メートル（畳半分程度）あたり10プッシュほどが目安です。あとは自然乾燥させればOK。絹やレーヨン・革など水の影響を受けやすい素材には使用できませんが、布ソファやカーペット・寝具など幅広く使うことができます。実際に著者がカーテンに使ってみたところ、ミストが細かく噴射されて均一にスプレーしやすく、ユーカリのほんのりとした香りが心地よく感じられました。

アレリア シールドミストは、ダニのフンや死がい・カビ・花粉といった11種類のハウスダスト（アレル物質）を無力化することができるそう。秋の花粉の時期は過ぎましたが、関東あたりではブタクサ花粉が冬の間も飛散するので、対策にいかがでしょうか？また犬や猫の毛やフケにも有効なので、ペットを飼っている方にもおすすめです。ぜひ日々の掃除の仕上げに取り入れてみてください。

photo / サンスター株式会社

サンスター株式会社

https://www.aleria.jp/

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