コロンビア発。秋冬ファッションに取り入れたい「CHILA BAGS」の手編みバッグ
コロンビア発のバッグブランド「CHILA BAGS」。伝統的な技術を持ったワユー民族と直接交渉を図り、作り手に対し公平な条件で取引する「フェアトレード」を行いながらプロダクトを展開しています。若きオーナーの情熱と伝統技術がひとつの形となって生まれた、世界中に愛されるバッグたちをご覧ください。
- 2018.11.6
- ファッション
若きオーナーが立ち上げたコロンビア発のバッグブランド
「CHILA BAGS(チラバッグス)」は、華やかなデザインのアイテムが展開されているコロンビア発のバッグブランド。このブランド立ち上げのきっかけは、コロンビア出身の若きオーナー・ラウラさんがコロンビア北部のグアヒラ半島を旅している途中、母から娘へと受け継がれた技法を使って作られたワユー民族の手編みバッグに出会ったことなのだそう。その色鮮やかで繊細に編みこまれたバッグの素晴らしい伝統と技術を世界に広めたいと、2013年からスタートしました。
ワユー民族と直接交渉し、フェアトレードを実践
ブランドを立ち上げるにあたりまず始めたのは、ワユー民族との直接的な交渉。中間業者が入らないことにより、その技術と制作にかける時間に見合った賃金をしっかり支払うことを可能としました。粘り強く民族とのコミュケーションを取り続けた結果、今では約200人以上の作り手と専属契約を交わすまでに至っているのだそう。
そういった、作り手に対し公平な条件で取引する「フェアトレード」を実現させ、伝統的なプロダクトが脚光を浴びる一方で発生していた制作側の低賃金問題を解消しているのです。
そういった、作り手に対し公平な条件で取引する「フェアトレード」を実現させ、伝統的なプロダクトが脚光を浴びる一方で発生していた制作側の低賃金問題を解消しているのです。
シンプルなワンカラーが大ぶりタッセルを引き立てます
ワユー民族の手仕事はとにかく丁寧。こちらはダブルスレッド(2本糸)で約2週間かけて編み上げられているバッグで、耐久性も抜群。マスタードのワンカラーがシンプルなぶん、大きくボリューミーにぶら下がるタッセルが引き立ちます。ストラップはある程度長さがあるので、肩掛けはもちろん、短めに結んで手に持つのも可愛いですよ。
Rola Mustard Bag/22,500円(税抜)
Rola Mustard Bag/22,500円(税抜)
装いに程よいアクセントをもたらす絶妙なカラーリング
こちらはピンクと赤が目を引く明るいカラーリング。そこにブラックと生成りが組み合わされることによって可愛らしくなりすぎず、さまざまな装いに程よいアクセントをもたらしてくれます。持つ方向によって配色の位置も変わるので、お気に入りの持ち方を探すのも楽しいですね。
Martin R Bag/22,000円(税抜)
Martin R Bag/22,000円(税抜)
秋冬カラーと素材感がこの季節にぴったり
こちらは、リュウゼツランという植物の葉の繊維素材を使って作られた、ジグザグ模様のデザインが特徴的なバッグ。CHILA BAGSを代表するのはワユー民族のバッグですが、こちらは同じくコロンビアに住むアルワコ民族という民族の技術によって制作されています。ブラウン・オレンジ・カーキなどこの季節にぴったりな色合いで、寒い日の装いに馴染みます。持ち手についたタッセルとポンポンの素材感もあたたかそうで、ニットなどにもよく似合いそう。
San Antero Fique Bag/22,500円(税抜)
San Antero Fique Bag/22,500円(税抜)
この秋冬は手仕事の愛情感じるバッグをファッションに取り入れて
CHILA BAGSのアイテムは、公式オンラインストアやセレクトショップで購入が可能。また、11月7日(水)~13日(火)の一週間は、新宿タカシマヤ2階ハンドバッグ特設会場にてCHILA BAGSウィンターコレクションのポップアップショップが開催されるとのことです。秋冬のコーディネートにぴったりなバッグが揃っているので、気になる方はぜひ足を運んでみてください。
オーナーの情熱と伝統技術がひとつの形となり、作り手にも買い手にも笑顔をもたらしているCHILA BAGS。そのバッグたちは、今日もコロンビアの地で、たっぷり愛情を込めながら丁寧に一つひとつ生み出されています。
オーナーの情熱と伝統技術がひとつの形となり、作り手にも買い手にも笑顔をもたらしているCHILA BAGS。そのバッグたちは、今日もコロンビアの地で、たっぷり愛情を込めながら丁寧に一つひとつ生み出されています。
photo / CHILA BAGS
CHILA BAGS
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