正しいケアをすれば髪は変わる。美髪アドバイザーが教えるブラッシング&ドライヤーの基本
- 2018.8.13
- コスメ・ビューティー
美髪アドバイザーが教える、大人のヘアケア本
本の前書きにある、「髪は顔以上に印象に影響する度合いが大きいのに、(中略)ケアすることと真剣に向き合っていない人が多すぎます。」との言葉にドキリとさせられます。しかしその分、きちんと向き合ってケアをすれば髪は変わるとのこと。本には、ブラッシングやドライヤーのかけ方、さらに食事の面でのアドバイスも満載。水分や栄養が行き届いた艶やかな髪、「艶髪」を目指せる方法が余すことなく紹介されています。
今回は、本の中の基本のヘアケアから、朝のブラッシングとドライヤーのかけ方をご紹介します。普段何気なく行っているケアもポイントをおさえれば、自然な艶のある髪になれますよ。
表面を整えて艶を出す、朝のブラッシング方法
ブラッシングの方法
1. 睡眠時にからんだ毛先をほぐす
寝ている間の摩擦で毛先がからんでいたら、毛先からほぐします。ブラシを持たない手のひらで支えて、ブラシでブラッシング。スムーズにブラシが通るようになればOKです。
2. 地肌に沿って艶をアップ
地肌からブラシを入れることで、天然の皮脂が髪全体に行き渡り自然な艶に。頭皮の血行をよくしておけば顔色もパッと明るくなるため、頭皮に沿わすようにブラシをあてていきましょう。
3. 仕上げは上から下へキューティクルを整える
開きっぱなしだったりあちこちランダムに乱れたキューティクルをキュッと閉じるには、地肌から毛先へ向かって髪表面をなでるようにブラッシング。髪全体をとかせば美しい艶が。使用するブラシは、静電気が起きにくく、キューティクルを閉じて整えてくれる天然毛の種類がおすすめです。
押さえておきたいドライヤーのかけ方の基本
1. 地肌に向かって90度に風をあてる
指で地肌から髪をすくうようにして、20cmくらい離れたところからドライヤーの風を地肌に直角にあてます。そうすることで、うねりやクセ毛の原因となる毛穴のゆがみを矯正し、根元から髪が立ち上がるように。
2. 熊手ブラッシングでひっぱりながら
指を熊手のようにして、髪を上から下へ向かって軽くひっぱりながらのばしてください。キューティクルが同じ方向に整うように意識して。このときブラシを使えば好きな形にブローできます。
3. 手のひらでスライドし、光を反射する髪に
仕上げは上から下へ向かって冷風をあてながら、髪の表面をコーティングするように手のひらをすべらせていきます。キューティクルがピタッときれいに整って、艶やかに。するとしないでは雲泥の差です。
本の中では、パサつきやボリューム感といった髪質の調整のほか、白髪などの対処など、悩み別に詳しいケア方法がたくさん載っています。ぜひ参考して、自信のもてる美しい髪を目指しましょう。
photo / 株式会社ワニブックス
大人の「品」は艶髪でつくられる
刊行:株式会社ワニブックス
定価:1,400円(税別)
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