爽やかに咲き誇る、繊細で可憐な花びら。夏を涼しく彩ってくれる佐々木 翔子さんのガラスの器
思わずうっとりと眺めてしまいそうなガラスの器を制作している佐々木 翔子さん。数あるデザインの中でも、特に多く作られているのがお花をモチーフにした作品です。ガラスという透明な世界の中で咲く華やかなお花たちを食卓にお迎えして、暑い夏の毎日を涼しげに演出してみては?
- 2018.7.23
- インテリア・生活雑貨
いつまでも大切にしたくなるガラスの器たち
今回ご紹介するのは、ガラス作家として活動している佐々木 翔子さん。佐々木さんが制作しているガラスの器は、上品さの中にかわいらしさも感じさせるものばかり。ガラスというクリアな世界の中にやわらかい色合いが溶け込んで、いつまでも大切にしたくなるような特別な一枚を生み出しています。
流れるようなラインのものや、無垢な輝きを放つ無色透明のものなど、多くのデザインの作品が制作されていますが、その中でも一番多く作られているのはお花をモチーフにしたもの。
流れるようなラインのものや、無垢な輝きを放つ無色透明のものなど、多くのデザインの作品が制作されていますが、その中でも一番多く作られているのはお花をモチーフにしたもの。
ガラスの花びらを重ねて一枚のプレートが作られます
佐々木さんの制作は、主に「フュージング」というガラスの加工技術を用いて行われます。デザインを型紙におこして板ガラスをカットし、それらを重ねて焼成することでガラス同士が融合して一枚のガラスプレートができあがるのだそう。
時間をかけて作られるからこそ生まれる繊細な表情
その後、カットしたり磨いたりを繰り返して理想の形に作られたガラスのプレートは、土でできた型の上に乗せて再び熱されます。そうすることでガラスが溶けて器の形になるのです。ガラスは急な温度の変化に弱いので、時間をかけて熱し、時間をかけて冷ますとのこと。長い過程を経て、丁寧な制作が行われているからこそ、大切に扱いたくなるような繊細さを感じさせる作品が生まれるのかもしれません。
テーブルにいくつも並べたくなる麗しさです
そうしてできあがるお花モチーフの器たちは、形もカラーもバリエーションがさまざま。一枚だけでも静かに存在感を放ちますが、数枚並べると更にその可憐な麗しさに惹き込まれていきそうです。お持ちの食器との組み合わせを考えながら選んで、テーブルコーディネートを楽しむのもいいですね。
ガラスは一見冷たいイメージもあるように思いますが、佐々木さんが作り出すガラスの世界にはあたたかみが溢れています。お皿として食卓に並べえるのはもちろん、アクセサリーや小物置きなど、インテリアとして使うのもおすすめ。
ガラスは一見冷たいイメージもあるように思いますが、佐々木さんが作り出すガラスの世界にはあたたかみが溢れています。お皿として食卓に並べえるのはもちろん、アクセサリーや小物置きなど、インテリアとして使うのもおすすめ。
みずみずしく咲く花びらで夏を涼しく彩って
暑い夏を涼しげに、爽やかに彩ってくれる佐々木さんのガラス作品たち。みずみずしい透明感の中に咲くやさしい色使いのお花が、スイーツやお料理の色彩をそっと引き立て、より美味しそうに見せてくれます。日の光によって浮かびあがる静かな影までもが美しく、いつまでもうっとりと眺めてしまいそう。
空間にやさしげな雰囲気をもたらしてくれる器たちは、これからの食卓に華を添えてくれるはず。ご自宅用はもちろん、大切な人への贈りものにもきっと喜ばれることと思います。
空間にやさしげな雰囲気をもたらしてくれる器たちは、これからの食卓に華を添えてくれるはず。ご自宅用はもちろん、大切な人への贈りものにもきっと喜ばれることと思います。
Sasaki Shoko glass works
※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
内容について運営スタッフに連絡